１月１２日（金）の２時１０分頃から時差－１９時間の米国ハワイ州にある「ワイアラエ・カントリークラブ（７０４４ヤード、パー７２）」において米国男子ツアー、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」が４日間の日程で開催され、その第２目が終わっている。
初日は日没サスペンデッドとなり、予定されていた第１ラウンド終えられなかった。
第２日目は第１ラウンドの残りと第２ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンドが行われた。
ここでは第２ラウンドの様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は８３０万ドルで、昨年実績の優勝賞金が１４２．２万ドルであったから、１ドルを約１４５円とすれば、それぞれ約１２億０３５０万円、約２億０６２０万円となる。
日本人選手としては世界ランキング５０位で自他共に日本のエースと認める松山英樹（３１歳、１８０㎝、９０㎏）、世界ランキング７４位でＤＰワールドにおける優勝を含めた活躍によってここまで駆け上がって来た新鋭の久常涼（２１歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング１１１位で元アマチュア世界ランキング１位に君臨し、アマチュア時代に国内男子ツアーにおいて２勝している蝉川泰果（タイガ、２２歳、１７５㎝、７７㎏）、世界ランキング１１４位で海外ツアーへの本格参戦を目指している金谷拓実（２５歳、１７２㎝、７５㎏）、世界ランキング２５０位の平田憲聖（２３歳、１７０㎝、７０㎏）、世界ランキング２７８位で学生時代にフィリピンでのゴルフ留学を経験し、昨季は米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としていた桂川有人（２５歳、１６７㎝、７０㎏）、世界ランキング３３５位の岩﨑亜久竜（アグリ、２６歳、１８１㎝、８６㎏）、世界ランキング１４０８位でアマチュアの中野麟太郎（２０歳、１８４㎝、８４㎏）が出場している。
なおライブ中継であるが、テレビではＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘って予定され、インターネットの動画配信サイトではＵーＮＥＸＴで４日間に亘って予定されている。
首位タイに立っているのは世界ランキング５２位のアン・ビョンフン（韓国、３２歳、１８８㎝、１０９㎏）、世界ランキング１８５位のカール・ユアン（中国、２６歳、１７８㎝、８８㎏）、世界ランキング９５位のオースティン・エックロート（米国、２５歳、１８３㎝、７９㎏）で、トータル－９まで伸ばしている。
アン・ビョンフンは第２ラウンド６バーディーの－６と大きく伸ばして１７位上げて来た。
第２ラウンドはアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－９と順調に伸ばしている。
アンビョンフン大きく伸ばし上げて魅せ
アンビョンフン確り上げて力魅せ
アンビョンフン首位まで上げて力魅せ
カール・ユアンは第２ラウンド６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばして６位上げて来た。
第２ラウンドはアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータル－７と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－９と順調に伸ばしている。
カールユアン大きく伸ばし上げて魅せ
カールユアン首位まで上げて力魅せ
カールユアン首位で通過し力魅せ
オースティン・エックロートは第２ラウンド５バーディー、１ボギーの－４と伸ばして２位上げて来た。
第２ラウンドはインスタート（第１０ホールから）で、トータル－５からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－９と確り伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－９と維持している。
エックロート確り伸ばし上げて魅せ
エックロートスタートダッシュ首位に立ち
エックロート首位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング３３位で日系のカート・キタヤマ（米国、３０歳、１７０㎝、７７㎏）は第２ラウンド－８、トータル－８と爆発的に伸ばし、６４位も上げて４位タイに付けて来た。
この選手は爆発力を持っている印象が強い。
そしてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）からの昇格組と言う意味で、久常涼とついつい比べてしまう。
キタヤマや爆発魅せて四位に上げ
キタヤマや四位まで上げ力魅せ
キタヤマや四位で通過力魅せ
世界ランキング２５位のクリス・カーク（米国、３８歳、１９１㎝、７９㎏）は第２ラウンド－４、トータル－８と伸ばし、３位上げて４位タイに付けて来た。
クリスカーク確り伸ばし上げて魅せ
クリスカーク四位まで上げ強さ魅せ
クリスカーク四位で通過強さ魅せ
そして蝉川泰果は第２ラウンド７バーディー、２ボギーの－５、トータル－７と大きく伸ばし、１５位上げて１４位タイに付けて来た。
第２ラウンドはインスタートで、トータル－２からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、２ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばしている。
おっ、首位と２打差まで持って来て、流石ではないか！？
この後、優勝争いまで期待したいところである。
蝉川や大きく伸ばし上げて魅せ
蝉川や確り上げて力魅せ
蝉川や上位で通過期待させ
世界ランキング１６位のキーガン・ブラッドリー（米国、２７歳、１９１㎝、８６㎏）は第２ラウンド－４、トータル－７と伸ばし、４位上げて１４位タイに付けて来た。
ブラッドリー確り伸ばし上げて魅せ
ブラッドリー上位から上げ強さ魅せ
ブラッドリー上位で通過強さ魅せ
世界ランキング３７位のハリス・イングリッシュ（米国、３４歳、１９１㎝、８４㎏）は第２ラウンド－３、トータル－７と伸ばしながらも、７位下がって１４位タイとなっている。
イングリッシュ伸ばしながらも七位下げ
イングリッシュ伸ばし足りずに七位下げ
イングリッシュ上位止まり力魅せ
世界ランキング１４位のティレル・ハットン(イングランド、３２歳、１７５㎝、７３㎏)、世界ランキング３０位のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン､２４歳、１９１㎝、８６㎏)はともに第２ラウンド－５、トータル－５と大きく伸ばし、４２位も上げて２６位タイに付けて来た。
ハットンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハットンや大きく上げて強さ魅せ
ハットンや上位に迫り意地を魅せ
アベルグや大きく伸ばし上げて魅せ
アベルグや大きく上げて強さ魅せ
アベルグや上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング２７位のラッセル・ヘンリー（米国、３４歳、１８３㎝、８２㎏）は第２ラウンド－４、トータル－５と伸ばし、２１位も上げて２６位タイに付けて来た。
ヘンリーや確り伸ばし上げて魅せ
ヘンリーや大きく上げて強さ魅せ
ヘンリーや上位に迫り意地を魅せ
そして桂川有人は第２ラウンド２バーディーの－２、トータル－４と伸ばしながらも、９位下がって３８位タイとなっている。
第２ラウンドはアウトスタートで、トータル－２からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからは全てパーで凌いで、トータル－４を維持した。
桂川伸ばしながらも九位下げ
桂川伸ばし足りずに九位下げ
桂川中位で通過意地を魅せ
世界ランキング３５位のエミリアノ・グリジョ（アルゼンチン、３１歳、１７５㎝、７９㎏）は第２ラウンド－４、トータル－３と伸ばし、３７位も上げて５５位タイに付けて来た。
エミリアノ確り伸ばし上げて魅せ
エミリアノ大きく上げて力魅せ
意地を魅せ余裕の通過グリジョかな
そして久常涼は第２ラウンド３バーディー、１ボギーの－２、トータル－３と伸ばしながらも、８位下がって５５位タイとなっている。
第２ラウンドはアウトスタートで、トータル－１からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－３と伸ばした。
米国男子ツアーに本格参戦したかと思うと、その第１戦目で確り予選を通過して来るのは流石ではないか！？
久常涼伸ばしながらも八位下げ
久常涼伸ばし足りずに八位下げ
久常涼普通に通過意地を魅せ
世界ランキング９位のブライアン・ハーマン（米国、３６歳、１７０㎝、６８㎏）も第２ラウンド－２、トータル－３と伸ばしながらも、８位下がって５５位タイとなっている。
ハーマンや伸ばしながらも八位下げ
ハーマンや伸ばし足りずに八位下げ
ハーマンや余裕の通過意地を魅せ
世界ランキング４０位のジャスティン・ローズ（イングランド、４３歳、１９１㎝、８８㎏）は第２ラウンドイーブン、トータル－３と伸ばせず、３７位も下がって５５位タイとなっている。
そして松山英樹は第２ラウンド５バーディー、３ボギーの－２、トータル－２と伸ばし、３位上げて６５位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
第２ラウンドはアウトスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータルイーブンと伸ばせなかったが、後半では加速して、３バーディー、１ボギーの－２、トータル－２と伸ばした。
第１６ホールを終えた時点でトータルイーブンと予選通過もままならない状態にあり、すっかり諦め顔の人も多かったように思われるが、第１７、１８ホールと連続バーディーを決めて合格圏に滑り込むのは流石ではないか！？
松山やじわり伸ばし上げて魅せ
松山や後半加速力魅せ
松山や何とか通過意地を魅せ
また、世界ランキング３８位のコリー・コナーズ（カナダ、３２歳、１８３㎝、８６㎏）も第２ラウンド－２、トータル－２と伸ばし、３位上げて６５位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
コナーズやじわりと伸ばし上げて魅せ
コナーズや何とか通過意地を魅せ
世界ランキング３６位のデニー・マッカーシー（米国、３０歳、１７５㎝、７５㎏）は第２ラウンドイーブン、トータル－２と伸ばせず、３６位も下がって６５位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして世界ランキング３９位のエリック・コール（米国、３５歳、１７５㎝、７０㎏）は第２ラウンド＋２、トータル－２と落とし、５８位も下がって６５位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６５位タイまでに入っていた８２名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから平田憲聖、世界ランキング２０位でインド系のサヒス・ティーガラ（米国、２６歳、１９０㎝、９０㎏）、世界ランキング３１位のルーカス・グローバー（米国、４４歳、１８８㎝、８８㎏）は３人共トータル－１で８３位、金谷拓実、世界ランキング８位のマシュー・フィッツパトリック（イングランド、２９歳、１７８㎝、７０㎏）は共にトータルイーブンで９９位タイ、岩﨑亜久竜はトータル＋３で１２４位タイ、中野麟太郎はトータル＋４で１３０位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
