5月12日(金)の朝から福岡県にある「福岡カンツリー倶楽部・和白コース(6299ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「RKB×三井松島レディース」が3日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。
公式サイトによると賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2160万円となっており、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に41位タイまでに入っていた55名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの95期生が既に数人出場し、優勝もしているこのツアーの勢いは止まらない!?
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビとしては地上波のTBS系列で土曜の午後に少しと、CS放送のゴルフネットワークで3日間に亘って午前中に数時間放送されていた。
それにインターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTにおいて3日間に亘ってたっぷりと配信され、試合終了まで視ることが出来た。
国内の女子のツアーは華やかで
ライブ中継楽しめたかも
さて首位タイに入り、プレーオフの2ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング76位で2021年の6月に最終プロテストに合格した93期生を代表し、ステップアップツアーでは逸早く優勝してこのツアーでも既に2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)で、最終日7バーディーの-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、結果として6位上げて来たことになる。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-8と伸ばして再び優勝争いに加わり、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-11と伸ばし、単独首位でホールアウトした。
その後暫らくクラブハウスリーダーとして待ちながらパットの練習をしていた。
そしてプレーオフでは第2打でドライバーを使う等の積極的なプレーによって勝ち切り、流石ではないか!?
なお、これがこのツアーで今年初優勝となり、通算では3勝目となる。
岩井千怜爆発力で勝って魅せ
岩井千怜下がっても上げ勝って魅せ
岩井千怜逆転勝ちで強さ魅せ
首位タイでホールアウトし、プレーオフの2ホール目で負けた結果、2位タイとなったのは世界ランキング22位で新世紀世代を代表し、昨年このツアーの年間女王に輝いた山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング88位で93期生をリードするひとり、今年念願のこのツアー初優勝(ツインズとしても初優勝)を果たした岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)で、トータル-11まで伸ばした。
山下美夢有は最終日6バーディーの-6と大きく伸ばし、結果として3位上げて来たことになる。
最終日はアウトスタートでトータル-5からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-9と伸ばして優勝争いに加わり、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-11と伸ばした。
山下や大きく伸ばし上げて魅せ
山下や首位争いで強さ魅せ
山下や二位に入って強さ魅せ
岩井明愛は最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばしながらも、結果として1位下がったことになる。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-11と伸ばしている。
一時は首位から陥落したが、第18ホールの第2打でドライバーを使う等、積極的なプレーにより最終的には何とか追い着いて首位タイでホールアウトし、プレーオフに持ち込んだのは流石ではないか!?
岩井明愛伸ばしながらも一位下げ
岩井明愛プレーオフ負け二位となり
岩井明愛二位に入って強さ魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング100位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を持つ優しいお姉さん格の青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-10と伸ばしながらも、3位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-8と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、2バーディーの-2、トータル-10と伸ばして優勝争いを最後まで面白くしていた。
青木瀬令奈伸ばしながらも三位下げ
青木瀬令奈伸ばし足りずに三位下げ
青木瀬令奈四位に入り強さ魅せ
5位タイに入ったのは世界ランキング109位で2021年11月に最終プロテストに合格した94期生をリードするひとり、昨年ステップアップツアーで新記録となる年間5勝を達成して賞金女王に輝いた櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング181位で実力派中堅選手をリードするひとり、最強アズマ軍団の主要メンバーの福田真未(30歳、168㎝、58㎏)で、トータル-7まで伸ばした。
櫻井心那は最終日4バーディーの-4と伸ばして8位上げて来た。
最終日はトータル-3からスタートして前半では3バーディーの-3、トータル-6と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばしている。
開幕当初予選落ちが続いた時は、ステップアップツアーのレベルはやっぱり低いのかなあと思い掛けたが、じわじわと実力を出し始め、ここのところ期待通りの力を出して来たか!?
今後の活躍も大いに期待したい選手である。
櫻井や確り伸ばし上げて魅せ
櫻井や連日上げて力魅せ
櫻井や五位に入ってまた期待
福田真未は最終日2バーディー、2ボギーのイーブンと伸ばせず、1位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-6と少し落としたが、後半に入ってからは1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばしてこの日のスタート時点まで戻している。
福田真未スコア伸ばせず一位下げ
福田真未五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング315位で95期生、狭間世代の平岡瑠依(23歳、158㎝、62㎏)は最終日-5、トータル-6と大きく伸ばし、18位上げて7位タイに入った。
平岡や大きく伸ばし上げて魅せ
平岡や連日上げて力魅せ
平岡や七位に入り力魅せ
世界ランキング149位で93期生をリードするひとり、最終プロテストにトップで合格してこのツアーの初優勝が待たれる佐久間朱莉(20歳、155㎝)は最終日-5、トータル-5と大きく伸ばし、23位も上げて10位タイに入った。
佐久間朱莉大きく伸ばし上げて魅せ
佐久間朱莉連日上げて力魅せ
佐久間朱莉十位に入り力魅せ
世界ランキング158位で実力派中堅選手をリードするひとり、飛ばし屋の川岸史果(28歳、166㎝)は最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、5位下がって10位タイとなった。
世界ランキング44位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国の賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)は最終日+3、トータル-5と落とし、9位下がって10位タイとなった。
世界ランキング92位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)は最終日-4、トータル-4と伸ばし、17位上げて16位タイに入った。
藤田さいき確り伸ばし上げて魅せ
藤田さいき下がっても上げ強さ魅せ
藤田さいき上位に入り強さ魅せ
世界ランキング59位で94期生を代表し、このツアーで既に2勝している川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏)は最終日-4、トータル-3と伸ばし、23位も上げて18位タイに入った。
川﨑や確り伸ばし上げて魅せ
川﨑や連日上げて強さ魅せ
川﨑や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング112位で実力派中堅選手をリードするひとり、練習熱心でパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)は最終日-3、トータル-3と伸ばし、15位上げて18位タイに入った。
鈴木愛確り伸ばし上げて魅せ
鈴木愛連日上げて力魅せ
鈴木愛上位に入り力魅せ
世界ランキング106位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)は最終日-3、トータル-2と伸ばし、19位上げて22位タイに入った。
穴井詩確り伸ばし上げて魅せ
穴井詩連日上げて力魅せ
穴井詩中位に入り意地を魅せ
世界ランキング125位で実力派若手選手をリードするひとり、ささきしょうこ(26歳、170㎝、65㎏)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、11位上げて22位タイに入った。
ささきしょうこ確り上げて力魅せ
ささきしょうこ連日上げて力魅せ
ささきしょうこ中位に入り意地を魅せ
世界ランキング61位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング111位で若手実力派選手をリードするひとり、一旦低迷した後復活して来て念願のこのツアー優勝を複数回果たしている堀琴音(27歳、165㎝、56㎏)は共に最終日-2、トータル-1と伸ばし、13位上げて28位タイに入った。
吉田優利確り上げて強さ魅せ
吉田優利連日上げて強さ魅せ
吉田優利中位に入り意地を魅せ
堀琴音確り上げて力魅せ
堀琴音連日上げて力魅せ
堀琴音中位に入り意地を魅せ
世界ランキング95位で狭間世代をリードするひとり、このツアーでの初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(23歳、158㎝)は最終日+3、トータル-1と落とし、21位も下がって28位タイとなった。
世界ランキング102位で黄金世代をリードするひとり、昨年念願のこのツアー初優勝を成し遂げた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は最終日+1、トータル+1と少し落とし、6位下がって39位タイとなった。
そして世界ランキング79位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落とし、3位下がって44位タイとなった。
なお、世界ランキング67位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーのメジャー大会での優勝が待たれる上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)は残念ながら途中棄権していた。