4月5日(水)の朝から徳島県にある「Jクラシック・ゴルフクラブ(7211ヤード、パー72)」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーの開幕戦、「Novil Cup」が3日間の日程で開催され、結構な雨が降り頻る悪天候の中、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は1500万円、優勝賞金は270万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っていた71名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いてはインターネット配信サイトのABEMAで3日間に亘ってたっぷりと無料配信されていた。
ここでは将棋、メジャーリーグ、韓国ドラマ等も無料で配信されているから有り難いこっちゃ!?
昨日は藤井聡太竜王(六冠、20歳)が渡辺明名人(38歳)に挑戦する第81期名人戦七番勝負第1局のライブ中継も配信され、ついつい其方を視てしまった。
ABEMAにてゴルフ将棋を無料にて
楽しめるから有り難いかも
なんて無料宣伝してしまった・・・。
さて、単独で首位を維持しただけではなく、独走状態になって見事プロ初優勝を決めたのは世界ランキング996位の杉原大河(23歳、175㎝、80㎏)で、最終日1イーグル、7バーディー、2ボギーの-7、トータル-15と爆発的に伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-8からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5、トータル-13と大きく伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-15と伸ばしている。
わざわざプロ初優勝と書いたのは、アマチュア時代にも優勝した逸材であったからで、プロでも漸く優勝し、これからの飛躍に大いに期待される。
杉原や爆発魅せて初勝利
杉原や首位を維持して力魅せ
杉原や独走勝ちで力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング3343位(今週の最下位群)の石塚祥利(ショウリ、20歳、175㎝、71㎏)で、最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-10と伸ばして5位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-6からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばしている。
石塚や確り伸ばし上げて魅せ
石塚やじわじわ上げて力魅せ
石塚や二位に入って力魅せ
単独で3位を維持したの金子駆太(コウタ、20歳、177㎝、83㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-9と伸ばした。
最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-9と維持している。
金子駆太じわりと伸ばし三位維持
金子駆太三位維持して力魅せ
金子駆太三位に入り力魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング536位のチン・グシン(中国、19歳、183㎝、85㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-8と伸ばせず、3位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では3バーディー、1ボギの-2、トータル-10と伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、3ボギーの+2、トータル-8と落とし、スタート時点に戻った。
チングシンスコア伸ばせず三位下げ
チングシン後半落とし三位下げ
チングシン四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング748位のアンドリュー・エバンス(オーストラリア、37歳、170㎝、78㎏)、世界ランキング1005位の副田(ソエダ)裕斗(28歳、180㎝、84㎏)は共に最終日-4、トータル-7と伸ばし、17位上げて5位タイに入った。
エバンスや確り伸ばし上げて魅せ
エバンスや確り上げて強さ魅せ
エバンスや五位に入って強さ魅せ
副田裕斗確り伸ばし上げて魅せ
副田裕斗確り上げて力魅せ
副田裕斗五位に入って力魅せ
世界ランキング960位のディラン・ペリー(オーストラリア、28歳、184㎝、80㎏)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、9位上げて5位タイに入った。
ディランペリー最後は上げて力魅せ
ディランペリー下がっても上げ力魅せ
ディランペリー五位に入って力魅せ
世界ランキング952位の中西直人(34歳、177㎝、80㎏)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばし、3位上げて11位タイに入った。
中西や少し伸ばして上げて魅せ
中西や下がっても上げ力魅せ
中西や上位に入り力魅せ
世界ランキング992位の武藤俊憲(トシノリ、45歳、173㎝、78㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、8位下がって11位タイとなった。
世界ランキング1115位の小斉平優和(ユウワ、24歳、180㎝、85㎏)は最終日+2、トータル-5と落とし、12位下がって15位タイとなった。
世界ランキング867位の矢野東(アズマ、45歳、176㎝、73㎏)は最終日+3、トータル-3と落とし、17位下がって24位タイとなった。
世界ランキング962位の竹谷(タケヤ)佳孝(43歳、169㎝、69㎏)は最終日+5、トータル-2と大きく落とし、29位も下がって32位タイとなった。
世界ランキング742位の西山大広(タイコウ、25歳、165㎝、75㎏)、世界ランキング1014位の宇佐美祐樹(34歳、175㎝、78㎏)は共に最終日+2、トータル-1と落とし、19位下がって41位タイとなった。
世界ランキング1057位の内藤寛太郎(ヒロタロウ、40歳、172㎝、77㎏)は最終日+4、トータル-1と落とし、27位も下がって41位タイとなった。
世界ランキング842位の亀代順哉(28歳、167㎝、85㎏)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、9位上げて51位タイに入った。
亀代やスコア維持して九位上げ
亀代や最後は上げて意地を魅せ
そして、世界ランキング926位の中里光之介(30歳、179㎝、74㎏)は最終日+6、トータル+1と大きく落とし、43位も下がって57位タイとなった。
今日は全国的に悪天候であったのか、国内女子ツアーの初日、およびその下部に当たるステップアップツアーの第2日目が中止となったが、このツアーは行われ、男子の厳しさを感じさせられた。
元々人気が低迷し、試合数が減っている厳しい状況の所為か、それとも男子にとっての仕事は人生が掛かっている切実な問題である所為か、ともかく、「男はつらいよ」と言う言葉が脳裏に浮かんで来た。
でもまあ、プロを目指す25歳までの女子対象のマイナビネクストヒロインツアーの最終日も強風の中、行われ、スコアを落としまくっていたから、最終日と言う状況も関係しているのかも知れないなあ。