1月19日(木)の12時20分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦にある「トルーン・アブダビ・ヤスリンクス・アブダビ(7424ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)のロレックスシリーズ(高額賞金大会)、「アブダビHSBC選手権」が4日間の日程で開催され、その第2ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンドが今日の午後漸く終わっている。
第2日目も予定されていた第2ラウンドで数人残して日没サスペンデッドとなっていたので、既に第3ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第1ラウンドが進行中であるが、ここでは第2ラウンドの様子に付いて触れておく。
或る記事によると賞金総額は900万ドルとなっており、1ドルを約129.59円とすると約11億6600万円となって、今週は米国男子ツアーより高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング281位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が久し振りに出場しており、第1ラウンド終了時点では首位と3打差の5位タイと好発進であった。
ゴルフと旅に付いて綴り、人気のコラム、「いま僕はココいます」は昨年12月27日に更新された「Vol.157」では日本に戻って昨年の旅と戦い振りを振り返っていた。
何でも地球を4周するぐらい移動したようであるが、手首や腰に痛みが出たり、拉致、窃盗等の災難にあったり、結構な目に遭いながら、今年もシード選手として頑張るつもりのようである。
ただ、今年は参戦する日本人選手が増える予定で、それを楽しみにしているようであるが、観る方としてもちょっとワクワクしている。
そして、既に「Vol.158 アラブ首長国連邦編」に更新されており、移動の様子、綺麗で戦略的なコースの様子、これからの抱負等に付いて綴られている。
川村や色々苦労重ねつつ
新たな地平求めるのかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング166位のフランチェスコ・モリナリ(イタリア、40歳、173㎝、72㎏)、世界ランキング世界ランキング133位のグイド・ミグリオッツィ(イタリア、25歳、180㎝)で、トータル-10まで伸ばしている。
フランチェスコ・モリナリは第2ラウンド8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-5と大きく伸ばして4位上げて来た。
第2ラウンドではインスタート(第10ホールから)で、トータル-5からスタートして、前半では2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-4と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、6バーディーの-6、トータル-10と大きく伸ばしている。
モリナリや大きく伸ばし首位に立ち
モリナリや後半加速首位奪い
モリナリや首位を奪って力魅せ
グイド・ミグリオッツィは第2ラウンド4バーディー、1ボギーの-3と伸ばして1位上げて来た。
第2ラウンドではアウトスタート(第1ラウンドから)で、トータル-7からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-10と確り伸ばしている。
ミグリオッツィ確り伸ばし首位に立ち
ミグリオッツィ確り伸ばし首位奪い
ミグリオッツィ首位を奪って力魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング212位のジェーソン・スクリベナー(オーストラリア、33歳、183㎝、70㎏)で、第2ラウンド4バーディー、2ボギーの-2、トータル-9と伸ばしながらも1位下がっている。
第2ラウンドではインスタートで、トータル-7からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばしたが、後半に入ってからは、2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-9と伸ばせなかった。
スクリベナー伸ばしながらも一位下げ
スクリベナー伸ばし足りずに一位下げ
スクリベナー三位で通過力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング28位のライアン・フォックス(ニュージーランド、35歳、178㎝、98㎏)は第2ラウンド-6、トータル-7と大きく伸ばし、35位も上げて9位タイに付けて来た。
フォックスや大きく伸ばし上げて魅せ
フォックスや大きく上げて強さ魅せ
フォックスや九位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング49位のアドリアン・メロンク(ポーランド、29歳、198㎝、90㎏)は第2ラウンド-5、トータル-7と大きく伸ばし、24位も上げて9位タイに付けて来た。
メロンクや大きく伸ばし上げて魅せ
メロンクや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング58位のミンウー・リー(オーストラリア、24歳、183㎝、75㎏、米国女子ツアーを主戦場とするミンジー・リーの弟)は第2ラウンド-3、トータル-7と伸ばし、4位上げて9位タイに付けて来た。
ミンウーリー確り伸ばし上げて魅せ
ミンウーリー九位まで上げ強さ魅せ
ミンウーリー九位で通過期待させ
そして川村昌弘は第2ラウンド4バーディー、2ボギーの-2、トータル-7と伸ばしながらも、4位下がって9位タイとなっている。
第2ラウンドの様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータル-5からスタートして、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5、6ホールと連続でボギーを叩いてしまったが、1つ空いて第8ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局落とさず、トータル-5のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは第11ホールでバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでもバーディーを決めて、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-7で第3ラウンドへと繋いでいる。
多少順位を落としはしたが、猛者が結構参戦している高額賞金大会でこの成績は十分立派ではないか!?
これは決勝ラウンドでも期待が膨らんでしまうなあ。
川村や伸ばしながらも四位下げ
川村や九位で通過力魅せ
川村や九位で通過期待させ
世界ランキング20位で2019年全英オープン覇者のシェーン・ローリー(アイルランド、35歳、185㎝、102㎏)も第2ラウンド-2、トータル-7と伸ばしながらも4位下がって9位タイとなっている。
ローリーや伸ばしながらも四位下げ
ローリーや伸ばし足りずに四位下げ
ローリーや九位で通過強さ魅せ
世界ランキング39位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、40歳、180㎝、75㎏)は第2ラウンド-6、トータル-6と大きく伸ばし、49位も上げて16位タイに付けて来た。
ノーレンや大きく伸ばし上げて魅せ
ノーレンや大きく上げて強さ魅せ
ノーレンや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング26位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)は第2ラウンド-5、トータル-5と大きく伸ばし、43位も上げて22位タイに付けて来た。
ハットンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハットンや大きく上げて強さ魅せ
ハットンや中位で通過意地を魅せ
世界ランキング77位のパブロ・ララサバル(スペイン、39歳、178㎝、75㎏)は第2ラウンド-3、トータル-5と伸ばし、11位上げて22位タイに付けて来た。
ララサバル確り伸ばし上げて魅せ
ララサバル確り上げて強さ魅せ
ララサバル中位に通過意地を魅せ
世界ランキング29位のシェームス・パワー(アイルランド、35歳、191㎝、91㎏)は第2ラウンド+1、トータル-5と少し落とし、18位下がって22位タイとなっている。
世界ランキング92位のリチャード・ブランド(イングランド、49歳、185㎝、89㎏)は第2ラウンド-3、トータル-4と伸ばし、10位上げて34位タイに付けて来た。
ブランドや確り伸ばし上げて魅せ
ブランドや確り上げて強さ魅せ
ブランドや中位で通過意地を魅せ
世界ランキング76位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)は第2ラウンド-2、トータル-4と伸ばしながらも1位下がって34位タイとなっている。
ロバートや伸ばしながらも一位下げ
ロバートや伸ばし足りずに一位下げ
ロバートや中位で通過意地を魅せ
世界ランキング73位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、30歳、183㎝、75㎏)は第2ラウンド-4、トータル-3と伸ばし、43位も上げて43位タイに付けて来て、ちょっと余裕を持って予選通過している。
オタエギや確り伸ばし上げて魅せ
オタエギや大きく上げて強さ魅せ
オタエギや余裕の通過意地を魅せ
そして、世界ランキング24位のトミー・フリートウッド(イングランド、32歳、180㎝、76㎏)は第2ラウンド+1、トータル-3と少し落とし、30位も下がって43位タイとなっている。
以上で、56位タイまでに入った68名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング38位で昨年のこの大会の覇者、トーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85㎏)、世界ランキング79位のジョルダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、76㎏)は共にトータル+1で84位タイ、世界ランキング94位のカルム・シンクウィン(イングランド、29歳、180㎝、82㎏)はトータル+3で100位タイ、世界ランキング25位のセップ・ストレイカ(オーストリア、29歳、191㎝、107㎏)、世界ランキング80位のパトリック・リード(米国、32歳、183㎝、91㎏)は共にトータル+4で103位タイ、世界ランキング82位のアドリア・アルナウス(スペイン、28歳、185㎝)はトータル+5で111位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
また、世界ランキング68位のスリストン・ロレンス(南アフリカ、26歳、180㎝、97㎏)は残念ながら途中棄権している。