sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.2.8②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 先週は日本人選手が出場した目ぼしいゴルフツアーがヨーロッパに近いアラブ首長国連邦で1試合、サウジアラビアで1試合、米国本土で2試合開催されていた。

 

 男子だけではなく、女子でも開催されており、4試合全てに日本人選手が出場して活躍していたので、結構楽しめ、それに北京冬季五輪も加わり、嬉しい寝不足疲れが残る週であった。

 

 なんて、この頃は毎週のことか!?

 

 そんなわけで今はまだ祭りの後状態であるが、もう暫らくしたら今週のツアーが始まるので、そろそろ頭を起こして先週の軽い振り返りをし、今週の世界ランキングの動向に付いて簡単に書き留めておきたい。

 

 先ずは男子の方であるが、2月3日(木)の午後からアラブ首長国連邦のラアス・アル・ハイマにおいてDPワールドツアーツアー(旧欧州男子ツアー)、「ラアス・アル・ハイマ選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手として唯一出場していたのが旅人ゴルファーと飛ばれる川村昌弘である。

 

 先週一緒に出ていた金谷拓実は目指している米国男子ツアーのメンバーが大挙して出場していたアジアンツアー、「PIFサウジ・インターナショナル」の方に出ていた。

 

 川村昌弘は何時も通りの落ち着いたフィールドとなり、彼の言葉を借りればりーぞとコースで、初日-4まで伸ばして9位タイと上位発進し、ちょっと期待が膨らんだが、第2日目はトータル-4のまま伸ばせず、40位タイに下がった。

 

 それでも余裕を持って予選通過し、第3日目にはトータル-8まで伸ばして28位タイに上げ、最終日にはトータル-10まで伸ばして27位タイに上げた。

 

 同じコースで行われると言う今週更に上げて行くことを期待したい。

 

        川村や何とか予選通過して

        その後は上げて期待を繋ぎ

 

 また、同様に2月3日(木)からサウジアラビアにおいてアジアンツアーの開幕戦で高額賞金大会の「PIFサウジ・インターナショナル」が4日間の日程で開催された。

 

 米国男子ツアーの猛者達が大挙出場していたこの大会で予選を通過した日本人選手は4人で、上位から触れておく。

 

 米国男子ツアー参戦を目指す中堅の木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)は初日-6まで伸ばして2位タイと優勝争いに加わる勢いであった。

 

 第2日目にはトータル-6のまま伸ばせず、6位タイまで下がったが、それでも厚いフィールドでの上位通過は十分に自信になったことであろう。

 

 第3日目にはトータル-7まで伸ばして5位タイに上げ、最終日はトータル-7のまま伸ばせず、8位タイまで下がった。

 

 それでも猛者達がガンガン上げて行く最終日でもそんなに下がらなかったのは中々ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは71位まで上がっている。

 

        木下や目指す米国猛者達と

        競り合い魅せて自信繋がり

 

 同じく米国男子ツアー参戦を目指す新鋭の金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)は初日-3まで伸ばして23位タイとまあまあの好発進で、第2日目にはトータル-3を維持して18位タイに上げ、上位での予選通過を果たしている。

 

 そして第3日目にはトータル-3を維持して16位タイまで上げ、最終日にはトータル-6まで伸ばして14位タイに上げた。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは58位に下がったが、それだけ高い位置まで来ていると言うことであろうか?

 

        金谷拓実じわじわ上げて上位入り

        次第に自信湧いて来るかも

 

 当分は国内男子ツアー中心で行くと言う飛ばし屋の若手大型選手、星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)は初日イーブンで56位タイと少し出遅れたが、第2日目にはトータル+1と少し落としながらも45位タイに上げ、少し余裕を持って予選通過を果たしている。

 

 そして第3日目にはトータルイーブンと少し伸ばして32位タイまで上げ、最終日にはトータル-1と少し伸ばして28位タイまで上げた。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは99位まで上がっている。

 

        星野陸也じわじわ上げて力魅せ

        世界ランクもじわりと上がり

 

 何れは米国男子ツアーへと思っていそうな新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)は初日-2まで伸ばして32位タイとまあまあ好発進であったが、第2日目はトータル+4まで落とし、66位タイに下がって、ぎりぎりの予選通過であった。

 

 そして第3日目はトータル+9まで落として72位タイに下がり、最終日はトータル+14まで落として単独73位に下がった。

 

 ちょっと厳しい経験で、この試合の結果、世界ランキングは290位まで下がった。

 

 この経験を今後にどう生かすのか、それが大事なんだろうなあ。

 

        久常涼きつい経験ランク下げ

        さてどうするか注視するかも

 

 一方、女子では米国のフロリダ州において2月3日(木)の夜から米国女子ツアー、「LPGAドライブオン選手権」が3日間の日程で開催され、日本のエース畑岡奈紗(23歳、158㎝)と新鋭の笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、それに昨年のQT(予選会)を7位で通過した古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)が出場していた。

 

 畑岡奈紗は初日-7まで伸ばして首位タイのロケットスタートで一気に期待が膨らみ掛けたが、第2日目にはトータル-4まで落として28位タイに下がった。

 

 それでも十分に余裕を持った予選通過であったが、最終日もトータル-5まで伸ばしながらも、41位タイに下がった。

 

 と言うことは、例によって悔しさを取吐露しているが、また次の機会へのエネルギーとなることを期待しよう。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは9位のままであった。

 

 また笹生優花は初日+5まで落とし、115位タイと今までになく苦しい発進となった。

 

 そして第2日目にはガンガン攻めてトータルイーブンまで戻し、74位タイに上げて十分に底力を示したが、残念ながら久し振りにCUTの憂き目に遭っている。

 

 なお、世界ランキングはそれでも7位のままであった。

 

 それから古江彩佳は初日-2まで伸ばして34位タイとまあまあの好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-2のまま伸ばせず、45位タイに下がったが、それでも少し余裕を持った予選通過を果たしている。

 

 そして最終日にはトータル-7まで伸ばし30位タイに入っているから、流石の安定性である。

 

 特に最終日、ダブルボギーを叩いてしまった後、落ち込まないでバーディーを7つも積み重ねて行ったのは凄くないか!?

 

        古江彩佳失敗しても落ち込まず

        じわじわ上げる凄さなのかも

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  10位  ー   松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  58位 ↓ 1 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  71位 ↑ 7 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  99位 ↑ 2 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 110位 ↓ 3 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 124位 ↑ 1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 128位 ↑ 1 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 130位 ↓ 3 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)      

 141位 ↑ 2 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)    

 145位 ↓ 1 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 164位 ↓ 1 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 169位  ー   比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 173位 ↑ 2 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 177位  ー   岩田寛(40歳、177㎝、74㎏) 

 179位  ー   川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 194位 ↓ 4 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 203位 ↓ 2 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 207位 ↓ 4 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 217位 ↓ 3 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

 223位 ↑ 2 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏) 

 

 以下の選手で5位以上上がった選手は最下位で一括されている1697位まで見ても見付からず、基準を4位以上に下げても米国男子ツアーに出ていた小平智が4位上がって264位となっているのに気付いたのみなので、今週の男子の動向に付いてはこれで置く。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   7位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

   9位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝)         

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  16位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  38位  ー   西村優菜(21歳、150㎝、50㎏) 

  39位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)  

  40位 ↑ 1 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  63位 ↓ 1 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  65位 ↓ 2 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  66位  ー   鈴木愛(27歳、155㎝)    

  70位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  72位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  79位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  84位 ↓ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  88位 ↑ 2 原英莉花(22歳、173㎝、58㎏) 

  93位 ↓ 1 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 113位 ↓ 1 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 116位 ↓ 3 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 119位 ↓ 1 菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 122位 ↓ 3 若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 

 日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーとしては米国女子ツアーの新シーズンが始まっているが、出場選手の少ない大会であったので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、900位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 狭間世代の菅沼菜々(21歳、158㎝)は4位上がって241位に、ステップアップツアーを中心に活躍し、色々工夫しながらイップスを克服しつつあるベテランの服部真夕(33歳、166㎝、57㎏)は4位上がって421位に、昨年の6月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58㎏)は6位上がって449位に、、大型中堅選手の福山恵梨(28歳、170㎝、60㎏)は6位上がって520位に、ステップアップツアーを中心に活躍している中堅の井上りこ(28歳、164㎝、57㎏)は5位上がって635位になっている。

 

 また、ステップアップツアーを中心に活躍している中堅の新武瑠衣(28歳、165㎝、55㎏)は4位上がって668位に、ステップアップツアーを中心に活躍しているベテランの酒井千絵(44歳、160㎝、50㎏)は5位上がって746位に、レギュラーツアーではちょっと難しく、ステップアップツアーでも活躍しているベテランの森岡紋加(31歳、156㎝、63㎏)は7位上がって758位に、ステップアップツアーを中心に活躍しているベテランの小林由枝(34歳、152㎝、51㎏)は7位上がって831位になっている。

 

 そして今週であるが、男子では木曜日の午後からアラブ首長国連邦のラアス・アル・ハイマにおいて引き続きDPワールドツアー、木曜日の夜から米国のアリゾナ州で米国男子ツアーが開催される予定で、何れにも日本人選手が出るようなので、楽しみに待ちたい。

 

 なお、女子の方では米国女子ツアー、国内女子ツアーともに3月3日まで開催される予定はないので、暫らくはロス状態をユーチューブ等で癒すことにしたい。