sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動等・・・R6.11.20①

 先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。

 

 男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて見ておく。

 

 先ずは国内開催のツアーからであるが、11月13日(水)の朝から京都府城陽市にある「城陽カントリー倶楽部(6359ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーの今季最終戦、「京都レディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円となり、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた54名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーは2022年11月の最終プロテスト合格した95期生に2023年11月の最終プロテストに合格した96期生も加わり、更に中堅選手、ベテラン選手も色々な事情から加わって、結構熱いバトルを楽しませてくれていた。

 

 なおライブ中継に付いてはCS放送のスカイAによって3日間に亘って放送されていた。

 

        ステップは色んな層が加わって

        熱いバトルを楽しめたかも

 

 さて単独首位を維持して見事独走勝ちしたのは世界ランキング528位でこのツアーにおいて通算3勝している山城奈々(30歳、160㎝、59㎏)で、トータル-8と伸ばした。

 

 なおこれでこのツアーにおいて今季2勝目、通算4勝目となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは414位まで上がっている。

 

        山城奈々最後独走勝ち切って

        此れから先の期待膨らみ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング302位でこのツアーにおいて通算2勝、上位の国内女子ツアーにおいて通算1勝しているサイ・ペイイン(台湾、33歳、158㎝、56㎏)、世界ランキング374位でこのツアーにおいて通算2勝している黄金世代の木下彩(アヤ、25歳、159㎝、54㎏)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはサイ・ペイインが289位まで上がり、木下彩が355位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング705位でプロ初優勝が待たれる狭間世代の薮田梨花(25歳、155㎝、55㎏)、世界ランキング804位でこのツアーにおいて通算1勝、国内女子ツアーにおいて通算5勝している服部真夕(36歳、166㎝、57㎏)で、トータル-1まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは薮田梨花が659位まで上がり、服部真夕が752位まで上がっている。

 

 また11月14日(木)の8時頃から愛媛県松山市にある「エリエールゴルフクラブ松山(6575ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「第43回大王製紙エリエールオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円となり、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に49位タイまでに入っていた54名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビにおいてはCS放送の日テレNEWS24によって金曜日の午後に放送され、日テレジータスによって土日曜日の午前に放送された。

 

 最後まで視たい向きにはインターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTが4日間に亘って配信していた。

 

        国内の女子のツアーはネットにて

        最後もライブ楽しめたかも

 

 さて、単独首位を維持して見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング14位で新世紀世代の国内組を代表し、このツアーにおいて通算12勝して一昨年昨年と年間女王に輝いた山下美夢有(ミユム、23歳、150㎝、52㎏)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーにおける今季2勝目、通算13勝目となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは14位を維持している。

 

        山下や巧さ強さで圧倒し

        米国ツアー見えて来るかも

 

 単独で2位を維持したのは世界ランキング79位でステップアップツアーにおいて通算2勝、このツアーにおいて通算2勝し、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛(アイ、30歳、155㎝)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは67位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは付けているのは世界ランキング20位でダイヤモンド世代を代表し、今年このツアーにおいて念願の初優勝を果たしてその後通算8勝まで伸ばしている飛ばし屋で、既に年間女王を決めている竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)、世界ランキング227位でステップアップツアーにおいて通算3勝している95期生のウー・チャイェン(台湾、20歳、155㎝、52㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ世界ランキングは竹田麗央が19位まで上がり、ウー・チャイェンが198位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング47位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算11勝してほとんど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング256位で今年このツアーにおいて年半の初優勝を果たした黄金世代の臼井麗香(25歳、158㎝、48㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは小祝さくらが46位まで上がり、臼井麗香が227位まで上がっている。

 

 次に海外ツアーに付いて見て行くと、11月14日(木)の21時頃から時差-14時間の米国フロリダ州にある「ペリカンゴルフクラブ(6349ヤード、パー70)」において米国女子ツアー、「アニカdriven by ゲインブリッジatペリカン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は325万ドルとなり、1ドルを約155円とすれば、これは約5億0400万円であった。

 

 優勝賞金は48.75万ドルとなり、これは約7560万円であった。

 

 なお日本人選手としては世界ランキング16位で新世紀世代を代表し、2021年と2024年に全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング32位で黄金世代し、長期に亘って日本のエースと認められて来た畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング34位で新世紀世代をリードするひとり、長期に亘る不振からようやく本来の実力が戻って来た感のある西郷(せご)どんこと西郷真央(23歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング65位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝した渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング102位でプラチナ世代をリードするひとり、強いメンタルと安定したプレイを特徴とする西村優菜(24歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング117位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングによって世代屈指の飛ばし屋に変身した勝みなみ(26歳、157㎝)、世界ランキング133位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(24歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング165位で狭間世代を代表し、東京五輪では銀メダルに輝いた稲見萌寧(モネ、25歳、166㎝、58㎏)が出場して、畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみが予選を通過した。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた72名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 ライブ中継に付いてはWOWOWライブによって4日間に亘って放送されていた。

 

        米国の女子のツアーはフロリダで

        大挙出場三人通過

 

 さて、見事逆転優勝したのは世界ランキング1位で首の負傷から復帰したばかりのネリー・コルダ(米国、26歳、178㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーにおいて今季7勝目、通算15勝目となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは1位を維持している。

 

 年間7勝は記録的で、しかも生涯獲得賞金が20億円を超えたようで、まさに普通に出てくれば勝つと言う状態のようである。

 

        ネリーコルダ久々に出て優勝し

        抜き出た強さ見せ付けたかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング12位のチャーリー・ハル(イングランド、28歳、168㎝)、世界ランキング39位のイム・ジヒ(韓国、26歳、165㎝)、世界ランキング228位のチャン・ウェイウェイ(中国、27歳、165㎝、52㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはチャーリー・ハルが11位まで上がり、イム・ジヒが35位まで上がり、チャン・ウェイウェイが104位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング13位のローズ・チャン(米国、21歳、168㎝、55㎏)、世界ランキング29位のリン・グラント(スウェーデン、25歳、171㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはローズ・チャンが13位を維持し、リン・グラントが26位まで上がっている。

 

 そして勝みなみはトータル-6まで伸ばして14位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは105位まで上がっている。

 

 畑岡奈紗はトータル-4まで伸ばして25位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは30位まで上がっている。

 

 渋野日向子はトータル-1と少し伸ばして34位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは63位まで上がっている。

 

 予選落ちした選手の世界ランキングに付いては、笹生優花が16位を維持し、西郷真央が36位まで下がり、西村優菜が106位まで下がり、吉田優利が137位まで下がり、稲見萌寧が170位まで下がっている。

 

 また11月16日(土)の朝から韓国・釜山広域市にある「海雲台ビーチ・ゴルフ&リゾート(6771ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)の最終戦、「WEMIX選手権」が2日間の日程で開催されたのであろうが、その結果についてはツアーの公式サイトに出ていなかった。

 

 と言うか、この大会のことすら出ていなかった。

 

 要するに、選ばれ少人数による2日間大会であることからも、世界ランキングの変動には関係しない大会なので記録から削除したということであろうか!?

 

 ともかくレギュラーシーズンは先々週で終わっていたようで、ちょっと拍子抜けした次第である。

 

 それから、残念ながらオーストラリア女子ツアー、欧州女子ツアーはオープンウイークとなり、欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズ、および米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーはシーズンオフとなっている。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  10位 ↓ 1 古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)

  14位  ー   山下美夢有(23歳、150㎝、52㎏)

  16位  ー   笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)    

  19位 ↑ 1 竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)

  27位 ↓ 1 岩井明愛(アキエ、22歳、161㎝、59㎏) 

  30位 ↑ 2 畑岡奈紗(25歳、158㎝)                         

  36位 ↓ 2 西郷真央(23歳、158㎝、57㎏)     

  46位 ↑ 1 小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏) 

  47位 ↑ 1 岩井千怜(チサト、22歳、162㎝、59㎏)      

  63位 ↑ 2 渋野日向子(26歳、167㎝、62㎏) 

  67位 ↑12 鈴木愛(アイ、30歳、155㎝) 

  75位  ー   桑木志帆(21歳、163㎝、57㎏)                        

  81位 ↑ 2 河本結(ユイ、26歳、163㎝、58㎏) 

  85位 ↑ 2 川﨑春花(21歳、158㎝、51㎏) 

  98位 ↓ 2 佐久間朱莉(21歳、155㎝)

  99位 ↑ 1 安田祐香(23歳、163㎝、53㎏) 

 102位 ↓ 1 藤田さいき(38歳、168㎝、68㎏) 

 105位 ↑12 勝みなみ(26歳、157㎝)

 106位 ↓ 4 西村優菜(24歳、150㎝未満 50㎏)

 109位 ↓ 3 櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)           

  

 先週は国内女子ツアー、米国女子ツアーが開催され、以上では全体に動きがあまり大きくはなかったが、上昇した選手が半分ぐらいいた。

 

 そして以下には、国内女子ツアー、ステップアップツアー等における活躍の影響によりまあまあ大きな動きも出ていたようなので、取り敢えず続いて600位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 国内女子ツアーにおいて7位タイに入った96期生でプラチナ世代の政田夢乃(24歳、154㎝、54㎏)は28位上がって188位に、国内女子ツアーにおいて12位タイに入った岡山絵里(28歳、161㎝、64㎏)は10位上がって194位に、国内女子ツアーにおいて5位タイに入った黄金世代の臼井麗香(25歳、158㎝、48㎏)は29位上がって227位に、国内女子ツアーにおいて12位タイに入った内田ことこ(22歳、159㎝、55㎏)は10位上がって263位に、ステップアップツアーにおいて2位タイに入った黄金世代の木下彩(25歳、159㎝、55㎏)は19位上がって355位に、ステップアップツアーにおいて優勝した山城奈々(30歳、160㎝、59㎏)は114位上がって414位になっている。

 

 またステップアップツアーにおいて8位タイに入った96期生でプラチナ世代の稲垣那奈子(24歳、164㎝)は13位上がって421位に、 国内女子ツアーにおいて25位タイに入ったプラチナ世代の上野菜々子(24歳、164㎝、57㎏)は11位上がって435位に、ステップアップツアーにおいて8位タイに入った岩橋里衣(リエ、38歳、156㎝、53㎏)は19位上がって498位に、ステップアップツアーにおいて6位タイに入った96期生の與語優奈(ユイナ、20歳、168㎝)は38位上がって552位に、ステップアップツアーにおいて15位タイに入った酒井美紀(33歳、165㎝)は11位上がって583位に、ステップアップツアーにおいて8位タイに入った95期生でプラチナ世代の皆吉愛寿香(アスカ、24歳、159㎝)は14位上がって593位になっている。

 

 それから以下においても結構大きな変動のある選手が散見されたが、例えばステップアップツアーにおいて4位タイに入った狭間世代の薮田梨花(25歳、155㎝、55㎏)は46位上がって659位に、ステップアップツアーにおいて4位タイに入った服部真夕(36歳、166㎝、57㎏)は52位上がって752位に、国内女子ツアーにおいて48位タイに入った96期生で狭間世代の河村来未(クルミ、25歳、163㎝、57㎏)は82位上がって819位になっている。