3月7日(木)の19時50分頃から時差-13時間のプエルトリコにある「グランド・リザーブ・カントリークラブ(7506ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの裏番組的な大会、「プエルトリコ・オープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
初日が悪天候による日没サスペンデッドとなった所為で、第2日目も日没サスペンドとなり、予定されていた第2ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンドの一部を第3日目に積み残すこととなった。
そして第3日目には第2ラウンドの残り、更に第3ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第1ラウンドが行われた。
ここでは第3ラウンドの様子を中心に触れておく。
公式サイトによると賞金総額は400万ドルとなり、昨年実績の優勝賞金が68.4万ドルであったから、1ドルを約147円とすれば、これはそれぞれ約5億8800万円、約1億0050万円となっている。
日本人選手としては世界ランキング84位で今季からこのツアーを主戦場としている新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング125位で大学生の時にアマチュア世界ランキング1位に君臨し、海外ツアーへの志向が強い新鋭の蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング383位でこのツアーのシード権復活を目指す小平智(34歳、172㎝、70㎏)が出場しており、久常涼、蝉川泰果が予選を通過している。
なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に55位タイまでに入っていた72名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
そしてライブ中継であるが、テレビではCS放送の「ゴルフネットワーク」で4日間に亘って放送され、インターネットでは「U-NEXT」で4日間に亘って配信されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング127位のベン・コールズ(米国、34歳、188㎝、77㎏)で、第3ラウンド9バーディーの-9、トータル-18と爆発的に伸ばして14位上げて来た。
第3ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-13と伸ばし、後半に入ってからも好調を維持して5バーディーの-5、トータル-18と大きく伸ばしている。
ベンコールズ爆発魅せて首位に立ち
ベンコールズ連日上げて力魅せ
ベンコールズ首位まで上げて力魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング198位のジミー・スタンジャー(米国、28歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング148位のマティアス・シュミット(ドイツ、26歳、183㎝、73㎏)、世界ランキング535位のブライス・ガーネット(米国、40歳、180㎝、79㎏)で、トータル-16まで伸ばしている。
ジミー・スタンジャーは第3ラウンド6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして6位上げて来た。
第3ラウンドではトータル-11からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-16と順調に伸ばしている。
スタンジャー大きく伸ばし上げて魅せ
スタンジャー連日上げて力魅せ
スタンジャー二位まで上げて力魅せ
マティアス・シュミットは第3ラウンド6バーディー、2ボギーの-4と伸ばして2位を維持している。
第3ラウンドではトータル-12からスタートし、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-15と伸ばして、後半に入っても2バーディー、1ボギーの-1、トータル-16と少し伸ばした。
シュミットや確り伸ばし二位を維持
シュミットやスタートダッシュ二位を維持
シュミット二位を維持して力魅せ
ブライス・ガーネットは第3ラウンド4バーディーの-4と伸ばして2位を維持している。
第3ラウンドではトータル-12からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-16と順調に伸ばした。
ガーネット確り伸ばし二位を維持
ガーネットじわじわ伸ばし二位を維持
ガーネット二位を維持して力魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング452位のエリック・バーネス(米国、36歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング196位のジョー・ハイスミス(23歳、175㎝、68㎏)で、トータル-15まで伸ばしている。
エリック・バーネスは第3ラウンド3バーディーの-3と伸ばしながらも3位下がっている。
第3ラウンドではトータル-12からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-15と少し伸ばした。
バーネスや伸ばしながらも三位下げ
バーネスや伸ばし足りずに三位下げ
バーネスや五位に止まり力魅せ
ジョー・ハイスミスは第3ラウンド3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばしながらも4位下がっている。
第3ラウンドではトータル-14からスタートし、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせなかったが、後半に入ってからは1バーディーの-1、トータル-15と少し伸ばした。
ハイスミス伸ばしながらも四位下げ
ハイスミス伸ばし足りずに四位下げ
ハイスミス五位に止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング161位のリコ・ホイ(米国、28歳、178㎝、93㎏)は第3ラウンド-5、トータル-12と大きく伸ばし、14位上げて9位タイに付けて来た。
リコホイや大きく伸ばし上げて魅せ
リコホイや下がっても上げ力魅せ
リコホイや九位まで上げ力魅せ
世界ランキング188位のマックス・グレイセマン(米国、28歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング190位のノーマン・シオン(米国、25歳、185㎝、84㎏)は共に第3ラウンド-2、トータル-12と伸ばし、1位上げて9位タイに付けて来た。
グレイセマンじわりと伸ばし上げて魅せ
グレイセマン下がっても上げ力魅せ
グレイセマン九位まで上げ力魅せ
ノーマンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ノーマンや下がっても上げ力魅せ
力魅せ九位まで上げシオンかな
世界ランキング114位のチャン・キム(米国、33歳、188㎝、102㎏)は第3ラウンド-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、42位も上げて13位タイに付けて来た。
チャンキムや爆発魅せて上位付け
チャンキムや連日上げて力魅せ
チャンキムや上位まで上げ力魅せ
世界ランキング68位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、27歳、178㎝)、世界ランキング97位のビクトル・ペレス(フランス、31歳、196㎝、95㎏)は共に第3ラウンド-4、トータル-11と伸ばし、10位上げて13位タイに付けて来た。
ロバートや確り伸ばし上げて魅せ
ロバートや連日上げて強さ魅せ
強さ魅せマッキンタイア上位上げ
ビクトルや確り伸ばし上げて魅せ
ビクトルや連日上げて強さ魅せ
強さ魅せ上位まで上げペレスかな
そして久常涼は第3ラウンド3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-10と落とし、21位も下がって23位タイとなっている。
第3ラウンドではトータル-12からスタートし、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばしたが、後半に入ってからは、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル-10と落とした。
おっ、首位と8打差も付いてしまい、流石に首位争いは厳しいか!?
仕方がない。
最終日、何とか上位争いに加わることを期待したい。
久常涼後半落とし大分下げ
首位から遠く離れるのかも
久常涼気持ち切り替え最終日
上位争い期待するかも
世界ランキング110位のマイケル・キム(米国、30歳、180㎝、75㎏)は第3ラウンド-5、トータル-9と大きく伸ばし、21位も上げて29位タイに付けて来た。
マイケルキム大きく伸ばし上げて魅せ
マイケルキム連日上げて力魅せ
マイケルキム上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング78位のアーロン・ライ(イングランド、29歳、180㎝、68㎏)は第3ラウンド-2、トータル-8と伸ばしながらも、9位下がって38位タイとなっている。
世界ランキング118位のブランドン・ウ(米国、27歳、183㎝、77㎏)は第3ラウンド-3、トータル-7と伸ばし、5位上げて50位タイに付けて来た。
ブランドンウ確り伸ばし上げて魅せ
ブランドンウ連日上げて力魅せ
そして蝉川泰果、世界ランキング75位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、22歳、187㎝)は共に第3ラウンドイーブン、トータル-7と伸ばせず、27位も下がって50位タイとなっている。
蝉川泰果は第3ラウンド3バーディー、3ボギーであった。
蝉川やスコア伸ばせず下位までも
一気に下がり最後に期待
蝉川や気持ち切り替え最終日
爆発力に期待するかも
世界ランキング94位のベン・グリフィン(米国、27歳、185㎝、84㎏)は第3ラウンド-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、21位も下がって60位タイとなっている。
そして、世界ランキング116位のベンジャミン・シルバーマン(カナダ、36歳、178㎝、73㎏)は第3ラウンドイーブン、トータル-6と伸ばせず、31位も下がって60位タイとなっている。
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それから第2ラウンド終了時点において世界ランキング91位のジャスティン・ソ(米国、26歳、175㎝、75㎏)はトータル-3で73位タイ、小平智、世界ランキング112位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン、37歳、183㎝、79㎏)は共にトータル-2で85位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。