2月1日(木)の早朝から時差+2時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「13thビーチゴルフリンクス①ビーチコース(5660ヤード、パー72)②クリークコース(5650ヤード、パー72)」においてオーストラリア女子ツアー、「VIC女子オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は42万ドルとなっており、これをオーストラリアドルとすれば1オーストラリアドルは約96.5円なので、約4050万円であった。
同じ場所、同じコースにおいて同時に男子ツアーも開催されていたが、先週は男女別に組まれ、男女で距離が違っていた。
日本人選手としては世界ランキング256位ではんなり系で人気の金澤志奈(28歳、164㎝、53㎏)、世界ランキング310位の大出瑞月(26歳、151㎝、48㎏)、世界ランキング538位で黄金世代の工藤優海(24歳、155㎝、55㎏)、世界ランキング539位で遠回りして漸く最終プロテストに合格し、96期生となれた黄金世代の高木優奈(25歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング722位で黄金世代、このツアーで頑張って来た杉原彩花(25歳、175㎝)、世界ランキング742位で黄金世代の山路晶(25歳、166㎝)、世界ランキング1015位で黄金世代の深谷琴乃(25歳、163㎝)、世界ランキング1155位でプラチナ世代でこれまで積極的に米国女子ツアー等の海外ツアーに参戦して来た山口すず夏(23歳、160㎝)、世界ランキング1464位で黄金世代の田中瑞樹(25歳、151㎝、50㎏)、新世紀世代の水野円琳(マリン、22歳、160㎝)が出場しており、金澤志奈、大出瑞月、工藤優海、高木優奈、杉原彩花、山路晶、山口すず夏、田中瑞樹の8名が予選を通過している。
なお全体では、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に46位タイまでに入っていた52名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
先週は更に3日目終了時点でセカンドCUTが行われ、金澤志奈、大出瑞月、工藤優海、高木優奈、杉原彩花の5人が最終日まで出場していた。
なお全体では第3日目(第3ラウンド)を終えて33位タイまでに入っていた35名の選手が最終日(最終ラウンド)へと駒を進めることが出来た。
豪州で女子のツアーも開かれて
日本の選手大挙活躍
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング403位のアシュリー・ラウ(マレーシア、23歳、165㎝、53㎏)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-12と大きく伸ばして4位上げて来た。
アシュリーラウ大きく伸ばし上げて魅せ
アシュリーラウ最後も上げて力魅せ
アシュリーラウ逆転勝ちし力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング15位でかつて世界ランキング1位まで上り詰め、米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばしながらも1位下がった。
若い勢いには負けながらも、きっちり2位に入っている。
どこのツアーにおいてもこの強さ、流石ではないか!?
申ジエや伸ばしながらも一位下げ
申ジエや伸ばし足りずに一位下げ
申ジエや二位に入って強さ魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング768位のチョ・ジョンミン(韓国、29歳、164㎝)で、最終日7バーディー、3ボギーの-4、トータル-10と伸ばして2位上げて来た。
チョジョンミン確り伸ばし上げて魅せ
チョジョンミン最後も上げて力魅せ
チョジョンミン三位に入り力魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング473位のユン・ミンア(韓国、21歳)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしながらも1位下がった。
ユンミンア伸ばしながらも一位下げ
ユンミンア伸ばし足りずに一位下げ
ユンミンア四位に入り力魅せ
5位タイに入ったのは金澤志奈、世界ランキング407位のサラ・ジェーン・スミス(オーストラリア、39歳、165㎝)、世界ランキング207位のカリス・デビッドソン(オーストラリア、25歳、172㎝、58㎏)で、トータル-7まで伸ばした。
金澤志奈は最終日4バーディー、3ボギー、の-1と少し伸ばして5位を維持した。
金澤志奈少し伸ばして五位を維持
金澤志奈五位を維持して強さ魅せ
金澤志奈五位に入って強さ魅せ
サラ・ジェーン・スミスも最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして5位を維持した。
ジェーンスミス少し伸ばして五位を維持
ジェーンスミス五位を維持して力魅せ
ジェーンスミス五位に入って力魅せ
カリス・デビッドソンは最終日2バーディー、3ボギーの+1と落として4位下がった。
デビッドソンじわりと少し落として四位下げ
其れでも五位で強さ魅すかも
デビッドソン五位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング469位のタン・シャノン(シンガポール、19歳)は最終日-3、トータル-6と伸ばし、7位下がって単独8位に入った。
タンシャノン確り伸ばし上げて魅せ
タンシャノン下がっても上げ力魅せ
タンシャノン八位に入り力魅せ
世界ランキング346位のキャシー・ポーター(オーストラリア、21歳)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、3位上げて単独9位に入った。
ポーターや確り伸ばし上げて魅せ
ポーターや最後も上げて力魅せ
ポーターや九位に入り力魅せ
世界ランキング377位のカイリー・ヘンリー(スコットランド、37歳、172㎝)は最終日+2、トータル-3と落とし、1位下がって単独10位となった。
そして、大出瑞月は最終日1バーディー、2ボギーの-4、トータル-2と伸ばし、16位上げて11位タイに入った。
大出や確り伸ばし上げて魅せ
大出や最後も上げて力魅せ
大出や上位に入り力魅せ
世界ランキング304位のサイ・ペイイン(台湾、32歳、156㎝、56㎏)は最終日+4、トータル-1と落とし、7位下がって単独16位となった。
世界ランキング296位のジェニファー・チャン(米国、24歳、167㎝)は最終日+7、トータルイーブンと大きく落とし、14位下がって17位タイとなった。
そして、工藤優海は最終日+2、トータル+2と落とし、5位下がって22位タイとなった。
また、高木優奈は最終日2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル+3と落とし、4位下がって24位タイとなった。
世界ランキング401位のスヒョン・オー(オーストラリア、27歳、168㎝)は最終日+2、トータル+5と落とし、1位下がって29位タイとなった。
そして杉原彩花は最終日2バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの+4、トータル+5と落とし、9位下がって29位タイとなった。
また、世界ランキング336位で日系のモモカ・コボリ(日本名:小堀桃花、ニュージーランド、24歳、160㎝)は最終日+5、トータル+8と大きく落とし、7位下がって最下位の単独35位となった。
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2月2日(金)の未明から米国カルフォルニア州において4日間の開催されている米国男子ツアー、「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」も予定では最終日を終えているところであったが、暴風雨に見舞われ、1日順延となっている。
ただ、大きな水たまりが出来たコースの写真が出ていたから、予定通りに行くかどうかは分からない。
予選落ちの無い高額賞金大会で、日本人選手としては世界ランキング54位でエースの松山英樹(31歳、180m、90㎏)が出場しているが、3日目を終えて漸くトータルイーブンまで戻して71位タイと下位に沈んでおり、首位がトータル-17まで伸ばし、最下位がトータル+7まで落としている状況であるから、上位争いに加わるのはちょっと難しいか!?
ともかく、出来るだけ伸ばして、少しでも上がることを期待したい。
松山や下位に低迷冴えないが
この後奮起期待するかも
なんて書いていたら、どうやら54ホールの短縮競技と決まったようである。
そりゃあんまり延ばしたら、次の日程に響いて来るからね。
と言うわけで、優勝したのは世界ランキング10位のウィンダム・クラーク(米国、30歳、183㎝、79㎏)で、上記のようにトータル-17まで伸ばしていた。
なおこれがこのツアーにおいて通算3勝目となっている。
また高額賞金大会のLIVゴルフも始まっており、今回はメキシコで開催されて世界ランキング66位のホアキン・ニエマン(チリ、183㎝、70㎏)が優勝し、400万ドル、したがって1ドルを約148円とすれば、約5億9200万円を手にした。
日本人選手としては世界ランキング501位の香妻陣一朗(29歳、165㎝、71㎏)が本格参戦しており、38位タイに入って13万5200ドルを得ており、これは約2000万円となった。