12月21日(木)の朝から時差-2時間のインドネシア・ジャカルタにある「ポンドックインダ・ゴルフクラブ(6806ヤード、パー72)」においてレディースアジアツアー(LAT)の一戦、「シモーネ・アジアパシフィックカップ」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は75万ドルで、その内個人戦が55万ドル、2人ひと組によるチーム戦が20万ドルとなっており、1ドルを約142円とすれば、それぞれ約7810万円、約2840万円であった。
日本人選手としては世界ランキング17位で黄金世代を代表し、自他ともに我が国のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング420位で今年11月に最終プロテストに合格したばかりの96期生の馬場咲希(18歳、176㎝)、世界ランキング986位で今季は米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーを主戦場としていた黄金世代の西畑萌香(25歳、159㎝、52㎏)、世界ランキング1002位で96期生の高野愛姫(アイヒ、19歳、167㎝)が出場していた。
昨年は8月に行われ、日本人選手の内でトップの4位タイに入ったのは世界ランキング52位で2021年11月に最終プロテストに合格した94期生を代表し、昨季はステップアップツアーにおいて賞金女王に輝いて今季は国内女子ツアーにおいて4勝した櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)であったが、今季も上記の選手達による活躍が見られた。
ジャカルタで馬場等早速チャレンジし
上位争い楽しめたかも
さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング9位でかつては天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーおよび米国女子ツアーにおいて既にそれぞれ複数回ずつ優勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-14と伸ばした。
ティティクルや確り伸ばし首位を維持
ティティクルや首位を維持して強さ魅せ
ティティクルや完全勝利強さ魅せ
単独2位を維持したのは世界ランキング41位のイ・ダヨン(韓国、26歳、157㎝)で、最終日4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。
イダヨンや少し伸ばして二位を維持
イダヨンや二位を維持して強さ魅せ
イダヨンや二位に入って強さ魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング50位のキム・ミンビョル(韓国、19歳)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-5と伸ばして1位上げて来た。
キムミンビョルじわりと伸ばし上げて魅せ
キムミンビョル連日上げて強さ魅せ
キムミンビョル三位に入り強さ魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング271位でアマチュアの新鋭、キム・ミンソル(韓国、17歳、177㎝)、世界ランキング964位でアマチュアのイ・ヒョソン(韓国)、世界ランキング538位でアマチュアの注目株、エイラ・ガリツキー(タイ、17歳、168㎝、30㎏)で、トータル-4まで伸ばした。
キム・ミンソルは最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして2位上げて来た。
馬場咲希より少し若く、少し大きく、上位争いに参加出来た彼女はこれからどんな選手に成長して行くのか、要注目であろう。
キムミンソルじわりと伸ばし上げて魅せ
キムミンソル連日上げて力魅せ
キムミンソル四位に入り力魅せ
イ・ヒョソンは最終日3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばして4位を維持した。
イヒョソンや少し伸ばして四位維持
イヒョソン四位維持して力魅せ
イヒョソン四位に入り力魅せ
エイラ・ガリツキーは最終日4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1と少し落として1位下がった。
ガリツキー少し落として一位下げ
其れでも四位力魅すかも
ガリツキー四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング295位のサイ・ペイイン(台湾、32歳、156㎝、56㎏)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、2位上げて11位タイに入った。
サイペイインじわりと伸ばし上げて魅せ
サイペイイン下がっても上げ力魅せ
サイペイイン上位に入り力魅せ
世界ランキング93位のイム・ヒジョン(韓国、23歳、161㎝)は最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、5位下がって11位タイとなった。
世界ランキング194位のジャラビ・ブンチャン(タイ、24歳、164㎝)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、6位上げて13位タイに入った。
ブンチャンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ブンチャンや連日上げて力魅せ
ブンチャンや上位に入り力魅せ
そして畑岡奈紗は最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-1と伸ばせず、5位下がって13位タイとなった。
畑岡奈紗スコア伸ばせず五位下がり
悔しさばねに期待を繋ぎ
畑岡奈紗は上位に入り強さ魅せ
世界ランキング130位のチェン・ペイユン(台湾、33歳、165㎝)は最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、7位上げて15位タイに入った。
チェンペイユンスコアじわりと伸ばし上げて魅せ
チェンペイユン連日上げて力魅せ
チェンペイユン上位に入り強さ魅せ
そして馬場咲希は最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル+1と少し落とし、4位下がって17位タイとなった。
馬場咲希や少し落として四位下げ
其れでも上位力魅すかも
馬場咲希や上位に入り力魅せ
また高野愛姫は最終日7バーディー、4ボギーの-3、トータル+2と伸ばし、11位上げて21位タイに入った。
高野愛姫確り伸ばし上げて魅せ
高野愛姫連日上げて力魅せ
高野愛姫上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング133位のナタクリッタ・ボンタベーラプ(タイ、21歳、183㎝)は最終日+1、トータル+3と少し落とし、1位下がって23位タイとなった。
世界ランキング138位のビアンカ・パグダンカナン(フィリピン、26歳、162㎝)は最終日+4、トータル+3と落とし、15位下がって23位タイとなった。
世界ランキング81位のイ・ソヨン(韓国、26歳)は最終日+3、トータル+4と落とし、7位下がって26位タイとなった。
世界ランキング337位のドッテイ・アーディナ(フィリピン、30歳、157㎝)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、4位上げて28位タイに入った。
アーディナやスコア維持して上げて魅せ
アーディナや下がっても上げ力魅せ
アーディナや中位に入り意地を魅せ
そして西畑萌香は最終日1バーディー、4ボギーの+3、トータル+7と落とし、5位下がって33位タイとなった。
西畑や連日下り中位入り
またの機会に期待するかも
西畑や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング216位で国内女子ツアーを主戦場としているセキ・ユーティン(中国、25歳、171㎝、63㎏)は最終日+3、トータル+8と落とし、3位下がって35位タイとなった。
そして世界ランキング313位のアニー・パーク(米国、28歳、175㎝)は最終日+4、トータル+10と落とし、2位下がって39位タイとなった。
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チーム戦に付いても少しだけ見ておくと、28チームが参戦して、優勝したのはアタヤ・ティティクルとジャラビ・ブンチャンのタイペアで、トータル-15まで伸ばし、2位に7打差を付ける独走であった。
そしてトータル-8で2位タイの2チームが韓国チーム、トータル-3で単独4位も韓国チームと、韓国選手が相変わらず強いところを見せている。
それから我が国の馬場咲希と高野愛姫の96期生ペアはトータル+3で6位タイに入り、畑岡奈紗と西畑萌香の黄金世代ペアはトータル+6で単独9位タイに入った。
昨年は22チームが参戦して、優勝したのは同じくタイチームで、我が国の櫻井心那と篠原まりあのペアはトータル-2で5位に入り、渋野日向子と渋野暉璃子の姉妹ペアがトータル+19で15位となったから、今年の方がまとまっていたとも言える!?
それはまあともかく、4位タイに入った櫻井心那の強さが改めて感じられる。
まあその後ステップアップツアーで強さを魅せ、今季開幕前に台湾女子ツアーの開幕戦でも優勝しているから、海外ツアーにも臆せず、流石ではないか!?
櫻井の強さ改め感じられ
早速来季待ち侘びるかも