sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

NOBUTA GROUPマスターズGCレディス最終日、菅沼菜々おめでとう! ・・・R5.10.22①

 10月19日(木)の朝から兵庫県にある「マスターズゴルフ倶楽部(6495ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの高額賞金大会、「NOBUTA GROUPマスターズGCレディス」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は2億円、優勝賞金は3600万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた55名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーでは、2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も既に活躍し、優勝もしているので、今回も結構ワクワクさせて貰った。

 

 それにこのツアーの下部に当たるステップアップツアーから上がって来る選手もおり、それも楽しみであった。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のGAORAで木金と放送され、BS-TBSで土日に放送されて、試合終了まで視られるようになっていた。

 

 インターネットの動画配信サイトではU-NEXT、DAZNで4日間に亘って配信されていた。

 

        国内の女子のツアーは若手等が

        昇格始め面白いかも

 

        国内の女子のツアーはテレビでも

        優勝までも視られたのかも

 

 単独で首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング90位で狭間世代をリードするひとり、今季に漸くこのツアーにおいて念願の初優勝を果たした自称アイドル系で人気の高い菅沼菜々(23歳、158㎝)で、最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と伸ばして首位を維持した。

 

 最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからは、1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-14と維持した。

 

 なおこれがこのツアーにおける通算2勝目となる。

 

        菅沼菜々じわりと伸ばし首位を維持

 

        菅沼菜々首位維持続け強さ魅せ

 

        菅沼菜々二勝目を上げ強さ魅せ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング186位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝の福田真未(31歳、168㎝、58㎏)、世界ランキング22位で新世紀世代の国内組を代表し、このツアーにおいて通算10勝して昨季は年間女王に輝いて今年も競り合っている山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング187位で94期生をリードするひとり、最終プロテストにトップで合格してこのツアーにおいては既に昨季に念願の初優勝を果たしている尾関彩美悠(アミユ、20歳、158㎝、52㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 福田真未は最終日2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-10からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル-10を維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばした。

 

        福田真未少し伸ばして上げて魅せ

 

        福田真未下がっても上げ力魅せ

 

        福田真未二位に入って力魅せ

 

 山下美夢有は最終日3バーディー、3ボギーのイーブンと維持して1位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートし前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-11と少し落としてこの日のスタート時点に戻った。

 

        山下やスコア維持して上げて魅せ

 

        山下や最後は上げて強さ魅せ

 

        山下や二位に入って強さ魅せ

 

 尾関彩美悠は最終日2バーディー、3ボギーの+1と少し落として1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートし前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-11と少し落としたが、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-11と維持した。

 

        尾関彩美悠少し落として一位下げ

        其れでも二位で力魅すかも

 

        尾関彩美悠二位に入って力魅せ

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング136位で実力派若手外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝の森田遥(中国、27歳、164㎝)、世界ランキング148位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝で優しそうな笑顔が印象的なペ・ソンウ(韓国、29歳、166㎝、59㎏)、世界ランキング294位で94期生の注目株のひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる黄金世代の天本ハルカ(25歳、162㎝、58㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 森田遥は最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばした。

 

        森田遥確り伸ばし上げて魅せ

 

        森田遥最後まで上げ力魅せ

 

        森田遥五位に入って力魅せ

 

 ペ・ソンウは最終日1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3と伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからも1イーグル、1バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばした。

 

        ペソンウや確り伸ばし上げて魅せ

 

        ペソンウや最後は上げて力魅せ

 

        ペソンウや五位に入って力魅せ

 

 天本ハルカは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして5位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-12と伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、3ボギーの+2、トータル-10と落とした。

 

        天本や少し伸ばして五位を維持

 

        天本や五位を維持して力魅せ

 

        天本や五位に入って力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング124位で93期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(20歳、164㎝)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、4位上げて9位タイに入った。

 

        桑木志帆確り伸ばし上げて魅せ

 

        桑木志帆下がっても上げ力魅せ

 

        桑木志帆九位に入り力魅せ

 

 そして世界ランキング45位で94期生を代表して昨季はこのツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて新記録となる5勝をして賞金女王に輝き、今季はこのツアーにおいて既に4勝している飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)は最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-8と伸ばして9位タイを維持した。

 

 最終日に付いても少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータル-6からスタートして、前半では第2ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決めて取り返し、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル-6のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは、4ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-8としてホールアウトしている。

 

 この日も前半で先ずボギーを叩いて動きが出て、何とかイーブンに戻しただけで伸ばし合いには加われず、むしろ下がり気味であったが、後半になって連続バーディーを決めて、結局は元の位置まで持って来たのは流石ではないか!?

 

        櫻井やじわりと伸ばし九位維持

 

        櫻井や後半伸ばし強さ魅せ

 

        櫻井や九位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング138位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝で柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、31歳、168㎝、73㎏)は最終日+1、トータル-8と少し落とし、4位下がって9位タイとなった。

 

 世界ランキング58位で93期生をリードするひとり、このツアーにおいて通算4勝の岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばして13位タイを維持した。

 

        岩井千怜少し伸ばして順位維持

 

        岩井千怜上位維持して強さ魅せ

 

        岩井千怜上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング60位で新世紀世代をリードするひとり、昨季の前半は絶好調でこのツアーにおいて一気に5勝しながらも後半調子を落として漸く復調している西郷(せご)どんこと西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、4位下がって13位タイとなった。

 

 世界ランキング107位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝で飛ばし屋の川岸史果(フミカ、29歳、166㎝)、世界ランキング125位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算4勝で広い交友関係を持つ青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)は共に最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、2位下がって15位タイとなった。

 

 世界ランキング36位で93期生を代表し、このツアーにおいて今季念願の初優勝を果たしてから優勝を重ねて既に通算3勝となっている岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)、世界ランキング128位で94期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、平瀬真由美の姪)は共に最終日-4、トータル-3と伸ばし、24位も上げて21位タイに入った。

 

        岩井明愛確り伸ばし上げて魅せ

 

        岩井明愛下がっても上げ強さ魅せ

 

        岩井明愛上位に迫り意地を魅せ

 

        竹田麗央確り伸ばし上げて魅せ

 

        竹田麗央下がっても上げ力魅せ

 

        竹田麗央上位に迫り意地を魅せ

 

 世界ランキング68位でプラチナ世代をリードするひとり、このツアーにおいて3勝してお洒落やコスメに強いことからお洒落番長、コスメ番長等と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、1位下がって24位タイとなった。

 

 世界ランキング59位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算9勝で殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、17位上げて28位タイに入った。

 

 予選ラウンドでは気配を消して(?)、一緒の組の今大会が国内女子ツアーにおける最終試合となった世界ランキング598位のイ・ボミ(韓国、35歳、158㎝、56㎏)に気を遣ったのもあってぎりぎりでの通過となったが、決勝ラウンドに入って連日伸ばして来たのは流石ではないか!?

 

        小祝やじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        小祝や決勝で上げ強さ魅せ

 

        小祝や上位に迫り意地を魅せ

 

 世界ランキング119位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算5勝でアスリート系飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、1位下がって32位タイとなった。

 

 世界ランキング139位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝で飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)は最終日+2、トータル+1と落とし、4位下がって35位タイとなった。

 

 世界ランキング80位で実力派中堅選手を代表し、このツアーにおいて通算18勝で賞金女王に2度輝いたパット巧者の鈴木愛(アイ、29歳、155㎝)は最終日+1、トータル+1と少し落としながらも、5位上げて35位タイに入った。

 

        鈴木愛落としながらも上げて魅せ

 

        鈴木愛最後は上げて強さ魅せ

 

        鈴木愛中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング79位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーにおいて通算16勝でメジャー大会(公式戦)における初優勝が待たれる上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)は最終日-4、トータル+2と伸ばし、17位上げて38位に入った。

 

 彼女も予選ラウンドを一緒に回ったイ・ボミに気を遣い、顔は怖いけど気は優しいなんて言われていたので、実は好い人と言うタイプか!?

 

 でも最後に伸ばせて好かった、好かった。ホッ。

 

 メジャー大会での優勝ものんびり見守り、応援することにしよう。

 

        上田桃子確り伸ばし上げて魅せ

 

        上田桃子最後は伸ばし強さ魅せ

 

        上田桃子中位に入り意地を魅せ

 

 そして世界ランキング85位で狭間世代を代表し、このツアーにおいて通算12勝で東京五輪では銀メダルに輝いた稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)は最終日+4、トータル+3と落とし、11位下がって42位タイとなった。

 

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

 イ・ボミに付いてもう少し調べてみると、2010年に韓国で賞金女王となり、翌年には国内女子ツアーに参戦して活躍し始め、2015年、2016年と2年連続で賞金女王に輝いている。

 

 この全盛期のプレーにはアプローチショット等の精度の好さに驚かされた覚えがある。

 

 そして米国女子ツアーでは活躍出来ず、その後、かなり急に調子を落として行った感があり、ちょっと寂しい気がしていた。

 

 その後、色々な選手にも急な変化を観るようになり、ゴルフの難しさ、それ故の面白さ等を感じるようになった。

 

        ゴルフにはアップダウンは付き物で

        其処に人生重ねるのかも

 

 そう言えば今回優勝した菅沼菜々は4年間じわじわと上げて来て、昨年漸く上位選手の仲間入りをして初優勝が待たれる選手となり、今年遂に花が開いた感じで、これはこれで努力型人生の成功モデルのように思われる。