2月23日(木)の10時半頃から時差-3・5時間のインドのニューデリーにある「DL G&CC(7393ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ヒーロー・インディアン・オープン」が4日間の日程で開催され、その第1ラウンドが日没サスペンデッドの所為で、第2日目になって漸く終わっている。
既に第2ラウンド、すなわち予選ラウンド最終ラウンドが進行中であるが、ここでは第1ラウンドの様子に付いて触れておく。
公式サイトによると、賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約134.6円とすれば、約2億6920万円となる。
日本人選手としては世界ランキング75位で海外ツアーにも積極的に参戦してまあまあ活躍している国内男子ツアーでは昨年賞金王となった比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング201位の海外のツアーにも積極的に参戦して力強いプレイを見せている新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング229位で海外ツアーにも積極的に参戦している岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、86㎏)、世界ランキング300位で旅人ゴルファーと呼ばれ、このツアーを主戦場とする川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場している。
欧州のツアー日本の選手増え
今週インド気になるのかも
なお、川村昌弘がゴルフ、旅行等に付いて綴る人気のコラム、「いま僕はココにいます」は「Vol.162 インド編」に更新されていた。
今大会で利用しているトリッキーで戦略的なコースの様子が写真と共に紹介されており、興味深い。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング119位で先週は2位に入ったヤニク・ポール(ドイツ、28歳、185㎝、79㎏)で、第1ラウンド8バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばしている。
第1ラウンドはアウトスタート(第1ホールから)で、前半では2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、6バーディーの-6、トータル-7と大きく伸ばしている。
ヤニクポール爆発魅せて首位に立ち
ヤニクポール好調維持し首位に立ち
ヤニクポール首位発進し強さ魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング1108位のホニー・バイソヤ(インド、26歳)で、第1ラウンド8バーディー、1ダブルボギーの-6と大きく伸ばしている。
第1ラウンドはアウトスタートで、前半ではいきなり5バーディーの-5と大きく伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ダブルボギーの-1、トータル-6と少し伸ばしている。
バイソヤや大きく伸ばし二位に付け
バイソヤやスタートダッシュ二位に付け
バイソヤや二位発進で期待させ
単独3位に付けているのは世界ランキング274位のミッコ・コルホネン(フィンランド、42歳、175㎝、77㎏)で、第1ラウンド1イーグル、5バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばしている。
第1ラウンドはアウトスタートで、前半ではいきなり1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4と確り伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-5と少し伸ばしている。
コルホネン大きく伸ばし三位付け
コルホネンスタートダッシュ三位付け
コルホネン三位発進力魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング25位のシュバーンカル・シャルマ(インド、26歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング762位のグドムンドゥル・クリストジャンソン(アイスランド、30歳)、世界ランキング1045位のアンガド・チーマ(インド、33歳)で、トータル-4まで伸ばしている。
シュバーンカル・シャルマは第1ラウンド6バーディー、2ボギーの-4であった。
第1ラウンドはインスタート(第10ホールから)で、前半では2バーディー、2ボギーのイーブンと伸ばせなかったが、後半に入ってから加速して4バーディーの-4、トータル-4と伸ばしている。
シュバーンカル確り伸ばし四位付け
シュバーンカル四位発進強さ魅せ
四位付け強さを魅せたシャルマかな
グドムンドゥル・クリストジャンソンも第1ラウンド6バーディー、2ボギーの-4であった。
第1ラウンドはインスタートで、前半では4バーディー、2ボギーの-2と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-4と順調に伸ばしている。
グドムンドゥル確り伸ばし四位付け
グドムンドゥル四位発進力魅せ
グドムンドゥル四位発進期待させ
アンガド・チーマも第1ラウンド6バーディー、2ボギーの-4であった。
第1ラウンドはインスタートで、前半では1バーディー、1ボギーのイーブンと伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、5バーディー、1ボギーの-4、トータル-4と確り伸ばしている。
アンガドや確り伸ばし四位付け
アンガドや後半加速四位付け
四位付け期待をさせるチーマかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング260位で国内男子ツアーでも活躍しているアンソニー・クウェイル(オーストラリア、193㎝、82㎏)は第1ラウンド-2まで伸ばして8位タイに付けている。
そして川村昌弘は第1ラウンド3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばして15位タイに付けている。
第1ラウンドはインスタートで、前半では1バーディー、2ボギーの+1と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、2バーディーの-2、トータル-1と伸ばした。
川村や少し伸ばして上位付け
川村や後半加速上位付け
川村や上位発進力魅せ
また岩﨑亜久竜、世界ランキング88位のパブロ・ララサバル(スペイン、29歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング244位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ、27歳、175㎝、68㎏)、世界ランキング265位でアジアの大砲と呼ばれるガビン・グリーン(マレーシア、29歳、185㎝、86㎏)は4人とも第1ラウンドイーブンと維持して25位タイに付けている。
岩﨑亜久竜は第1ラウンド1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンであった。
第1ラウンドはインスタートで、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータルイーブンと少し落としてスタート時点に戻っている。
岩﨑やスコア維持して中位付け
岩﨑や中位発進力魅せ
岩﨑や中位発進期待させ
世界ランキング92位で先週このツアーで優勝したトービヨン・オルセン(デンマーク、33歳、175㎝、70㎏)、世界ランキング245位のカレ・サモーヤ(フィンランド、35歳、180㎝、78㎏)はともに第1ラウンド+1と少し落としながらも33位タイに付けている。
世界ランキング91位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)、世界ランキング248位のエドアルド・モリナリ(イタリア、42歳、180㎝、77㎏、フランチェスコ・モリナリの兄)は共に第1ラウンド+2と落として49位タイと少し出遅れている。
そして比嘉一貴、久常涼、世界ランキング130位のニコライ・ホイガールト(デンマーク、21歳、188㎝、82㎏)、世界ランキング165位で国内男子ツアーでも活躍しているショーン・ノリス(南アフリカ、40歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング262位のマルクス・アーミティジ(イングランド、35歳、183㎝、91㎏)は5人共第1ラウンド+3まで落として60位タイと出遅れている。
比嘉一貴は第1ラウンド2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+3であった。
第1ラウンドはインスタートで、前半では1ボギー、1ダブルボギーの+3と落としたが、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル+3と維持している。
比嘉一貴前半落とし出遅れて
何とか通過期待するかも
久常涼は第1ラウンド4バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの+3であった。
第1ラウンドはインスタートで、前半では1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+3と落としたが、後半に入ってからは3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル+3と維持している。
久常涼前半落とし出遅れて
爆発力に期待するかも
世界ランキング157位のグイド・ミグリオッツィ(イタリア、26歳、180㎝)は第1ラウンド+7と大きく落として103位タイと大きく出遅れている。
そして世界ランキング106位のオリバー・ベッケル(南アフリカ、38歳、188㎝、90㎏)は第1ラウンド+9と大きく落として109位タイと大きく出遅れている。