木曜日の午後から時差-7時間(サマータイム中。それ以外では-8時間)のオランダにある「ベルナルデュスゴルフ(7425ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ダッチオープン(オランダ・オープン)」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
既に第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が始まっているが、ここでは第2日目の分に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は175万ユーロとなっており、1ユーロを約136円とすると約2億3800万円となり、国内男子ツアーに比べると倍ぐらいになる。
日本人選手としては世界ランキング219位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)が出場している。
また、ゴルフと旅に付いて綴った人気のコラム、「いま僕はココにいます」は期待通り「Vol.141 オランダ篇」に更新されていた。
ひとつ前の大会が開催されたベルギーのアントワープから陸路、ドイツのデュッセルドルフを経て今回の開催地、オランダのセルトーヘンボスまでの339㎞をレンタカーでの移動で、2時間も掛からないぐらいだそうな。
距離的には東京から名古屋辺りまでと同じぐらいか!?
今回の会場は新しく、好く工夫されたコースで、これからツアーはメジャー大会の出場権を得る為に熱が入って来るらしい。
そんなこんなを楽しみながら、焦らずに目標に向かって孤軍奮闘している旅人を今週も応援したい。
川村やダッチオープン出場し
目標定め孤軍奮闘
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング202位のリカルド・ゴウベイア(ポルトガル、30歳、175㎝、85㎏)で、2日目1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6、トータル-10と大きく伸ばして7位上げて来た。
ゴウベイア大きく伸ばし首位に立ち
ゴウベイア大きく伸ばし首位奪い
ゴウベイア首位を奪って力魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング269位の李昊桐(リ・ハオトン、中国、26歳、183㎝、75㎏)で、2日目1イーグル、8バーディー、1ボギーの-9、トータル-9と爆発的に伸ばして何と70位も上げて来た。
李昊桐爆発力で二位に上げ
李昊桐爆発魅せて二位に上げ
李昊桐二位まで上げて力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング158位のマット・ウォリス(イングランド、32歳、185㎝、85㎏)、世界ランキング112位のアドリアン・メロンク(ポーランド、28歳、198㎝、90㎏)で、トータル-8まで伸ばしている。
マット・ウォリスは2日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして18位上げて来た。
マットウォリス大きく伸ばし上げて魅せ
マットウォリス三位まで上げ強さ魅せ
アドリアン・メロンクは2日目7バーディー、3ボギーの-4と伸ばして5位上げて来た。
メロンクや確り伸ばし上げて魅せ
メロンクや三位まで上げ強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング88位のライアン・フォックス(ニュージーランド、35歳、178㎝、98㎏)は2日目-5、トータル-7と大きく伸ばし、24位も上げて5位タイに付けて来た。
フォックスや大きく伸ばし五位に上げ
フォックスや五位まで上げて強さ魅せ
世界ランキング136位のシワン・キム(米国、33歳、188㎝、95㎏)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、10位上げて19位タイに付けて来た。
シワンキム確り上げて強さ魅せ
シワンキム上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング36位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85㎏)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばし、2位上げて19位タイに付けて来た。
ピーターズ少し伸ばして上げて魅せ
ピーターズ上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング157位の呉阿順(ウ・アシュン、中国、36歳、183㎝、85㎏)は2日目-4、トータル-3と伸ばし、59位も上げて28位タイに付けて来た。
呉阿順や確り伸ばし上げて魅せ
呉阿順や大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング123位で新鋭のラスムス・ホイガールト(デンマーク、21歳、ニコライ・ホイガールトと双子)は2日目+3、トータル-3と落とし、26位も下がって28位タイとなっている。
世界ランキング110位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ、30歳、178㎝、104㎏)は2日目イーブン、トータル-2と伸ばせず、10位下がって39位タイとなっている。
世界ランキング151位のJC・リッチー(南アフリカ、28歳、175㎝)は2日目+1、トータル-2と少し落とし、18位下がって39位タイとなっている。
そして川村昌弘、世界ランキング87位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア、36歳、188㎝、86kg)は共に2日目-1、トータル-1と少し伸ばし、24位も上げて48位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
川村昌弘は2日目5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1であった。
これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)でトータルイーブンから出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでボギーを叩いたが、空かさず第7ホールでバーディーを決めて取り返したので、バウンスバック!
残りの2ホールをパーで凌いだので、結局1打伸ばし、トータル-1として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、1つ空いて第12ホールでもバーディーを決めたが、続く第13ホールでダブルボギーを叩いて伸ばせず、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第18ホールでバーディーを決めたので落とさず、結局後半はイーブンでトータル-1のまま第3日目へと繋いでいる。
川村や少し伸ばして通過魅せ
川村や大きく上げて通過魅せ
またベルンド・ウィースバーガーは2日目4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1であった。
グッと上げウィースバーガー通過魅せ
通過してウィースバーガー強さ魅せ
世界ランキング153位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、29歳、183㎝、79㎏)は2日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、1位下がって48位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
世界ランキング124位のヘニー・デュプレシ(南アフリカ、25歳)は2日目+1、トータル-1と少し落とし、19位下がって48位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、48位タイまでに入った65名の選手が予選を通過している。
それから、世界ランキング144位のトーマス・デトリー(ベルギー、29歳、188㎝、70㎏)はトータルイーブンで66位タイ、世界ランキング82位のディーン・バーメスター(南アフリカ、32歳、180㎝、76㎏)はトータル+1で77位タイ、世界ランキング142位のヨハネス・バーマン(米国、30歳、193㎝、84㎏)、世界ランキング155位のジュリアン・ブルン(フランス、30歳、188㎝)はともにトータル+2で88位タイ、世界ランキング92位のオリバー・ベッケル(南アフリカ、37歳、188㎝、90㎏)、世界ランキング94位のニコライ・ホイガールト(デンマーク、21歳、ラスムス・ホイガールトと双子)、世界ランキング146位のスリストン・ローレンス(南アフリカ、25歳)は3人共トータル+3で99位タイ、世界ランキング147位のヨアヒムBハンセン(デンマーク、31歳、188㎝、75㎏)はトータル+4で121位タイ、世界ランキング137位のラファエル・カブレラ・ベロ(スペイン、38歳、188㎝、81㎏)はトータル+7で135位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。