sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.4.27②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 男子に付いては既に触れたので、ここでは女子の先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 5月が近くなり、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 梅雨を思わせるような雨が降りがちの蒸し暑い天気が続いているが、新緑が美しい季節でもあり、鼻や目の方は相変わらず多く舞っている花粉の所為でムズムズし放しである。

 

 それはまあともかく、先ずは先週開催された女子のゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 その内でも国内からであるが、4月21日(木)の朝から山梨県において、1日競技としてレベル的にはステップアップツアーのまだ下部に当たる、最終プロテスト合格を目指す25歳以下の選手に機会を設けたマイナビネクストヒロインゴルフツアーの第2戦、「マイナビカップ」が開催された。

 

 

 優勝したのは世界ランキング829位(先週時点。以下同様)で新世紀世代の和久井麻由(20歳、168㎝)で、トータル-5と大きく伸ばした。

 

 ただ、残念ながらこの大会は世界ランキングの算定には入らないので、今週の世界ランキングは845位まで下がっている。

 

        和久井麻由世界ランクは下がったが

        勝てば自信になって好いかも

 

 また4月21日(木)の朝から佐賀県において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップが3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング外で昨年の11月に最終プロテストに合格した桑山紗月(24歳、165㎝)で、初日はイーブンで11位タイの発進であった。

 

 第2日目にはトータルイーブンを維持して10位タイに上がり、最終日に一気にトータル-6まで伸ばして単独首位に躍り出て念願のツアー初優勝を果たしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは一挙に599位まで駆け上がった。

 

        桑山や最後一気の勝ち切って

        ランク一挙に勝ち取ったかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング601位で中堅選手の武尾咲希(27歳、159㎝、61㎏)で、トータル-5まで伸ばし、この試合の結果、世界ランキングは527位まで上がっている。

 

 3位タイに入った中では世界ランキング591位で復帰して復活しつつあるベテラン選手の青山加織(36歳、154㎝、50㎏)が気に止まった。

 

 初日は-5と大きく伸ばして単独首位で発進しながらも第2日目にはトータルイーブンまで落として10位タイに下がっていたが、最終日にトータル-3まで伸ばしている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは531位まで上がった。

 

        青山や大きな波に揺れながら

        最後三位で期待を繋ぎ

 

 それから、4月22日(金)の朝から静岡県において国内女子ツアー、「フジサンケイレディスクラシック」が3日間の日程で開催された。

 

 待ちに待ったツアー初優勝を見事完全優勝で果たしたのは世界ランキング77位で黄金世代の高橋彩華(サヤカ、23歳、162㎝、55㎏)であった。

 

 ただ、初日はいきなり-8と爆発的に伸ばし、2位に4打差を付けるぶっちぎりの単独首位であったが、第2日目にはトータル-10まで伸ばして単独首位を維持しながらも、2位には1打差まで迫られている。

 

 最終日には途中首位を譲る場面もあったが、そこからがこれまでと違うところで、抜き返し、最後にはトータル-12まで伸ばして勝ち切っている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは70位まで上がった。

 

        高橋ややっと優勝辿り着き

        此れから更に期待膨らみ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング142位で実力派ベテラン選手のひとり、若手よりも飛ばしていた藤田さいき(36歳、168㎝、65㎏)で、トータル-10まで伸ばしている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは123位まで上がった。

 

 3位タイに入った中では世界ランキング247位でプラチナ世代の復調が待たれていたひとり、安田祐香(21歳、163㎝、53㎏)が気に止まり、トータル-7まで伸ばしている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは211位まで上がった。

 

        安田祐香中々思う結果出ず

        やっと光が見えて来たかも

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。     

 

 先ず4月21日(木)の朝からオーストラリアにおいてオーストラリアの女子ツアー(ALPGツアー)と欧州女子ツアーの共催するツアー、「オーストラリアン・ウイメンズ・クラシック」が3日間の日程で開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング1439位の早川真帆(25歳、155㎝)が出場していたが、2日間の予選ラウンド終了時トータル+15で、CUTラインの+8には大分遠かった。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは1449位まで下がっている。

 

 世界ランキング310位で日系ニュージーランド人の小堀桃花はトータル-1で14位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは304位まで上がっている。

 

 また4月21日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第3戦、「ネクセン・セントナイン・マスターズ」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング41位のユ・ヘラン(21歳、176㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは36位まで上がっている。

 

 年齢の低さ、身長の高さだけ見ても、何だか違いを感じてしまいそうになる!?

 

 そりゃゴルフ大国だもんね。

 

 我が国は少し近付いて来たことを喜んだ方が好いのかも知れない。

 

        韓国はやはりゴルフで先を行き

        近付いたこと嬉しいのかも

 

 それから、4月21日(木)の夜から時差-16時間の米国・カルフォルニア州において米国女子ツアー、「DIOインプラントLAオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 出場した日本人選手は世界ランキング12位で黄金世代を代表し、エースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング13位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、安定してプレイが売りの古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング31位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)の4人で、嬉しいことに全員予選を通過している。

 

 その中でも畑岡奈紗は見事2位に5打差を付けるぶっちぎりの優勝を果たした。

 

 何でもこれが米国女子ツアーで6勝目だそうな。

 

 ハワイで予選落ちしたのも刺激になったのか、初日から-4まで伸ばして2位タイと好発進で、第2日目にはトータル-7まで伸ばして早くも首位タイに立った。

 

 第3日目にはトータル-11まで伸ばし、2位と4打差を付ける単独首位に躍り出て、最終日にはトータル-15まで伸ばし、2位に5差を付ける余裕の勝利であった。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは6位まで上がっている。

 

 そんなことから余裕も出て来たようで、インタビューでは英語でやりとりしていたそうな。

 

 エースの自覚だなあ。

 

        畑岡奈紗好発進で直ぐ首位に

        余裕の勝利エースの自覚

 

        畑岡奈紗余裕を持って優勝し

        インタビューまで英語仕様に

 

 今回もうひとり、ある意味もの凄く楽しませてくれたのが笹生優花で、初日+4まで落として100位タイと大きく出遅れた。

 

 おっ、またぎりぎりで予選を通過するパターンかぁ~!?

 

 なんて思っていたら、第2日目にはトータル-1まで伸ばして19位タイに上げていた。

 

 フフッ。やるじゃないかぁ~! フフフッ。

 

 喜び掛けたら第3日目にはトータル+2まで落として49位タイまで下がっていた。

 

 あ~あっ、今回は畑岡奈紗の独り舞台かなあ、なんて思い掛けたら、最終日、トータル-3まで伸ばして17位タイに入った。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは13位を維持している。

 

        笹生優花大きな波で翻弄し

        オヤジ心を鷲掴みかも

 

        笹生優花後一日が好かったら

        ついつい期待してしまうかも

 

 安定が売りの(本人は不満らしいが)古江彩佳は初日-1と少し伸ばして19位タイで発進し、第2日目にはトータル+1まで落とし、39位タイで予選を通過した。

 

 第3日目にはトータル+2まで落として49位タイに下がったが、最終日にはトータル+2を維持して43位タイに入っている。

 

 じわじわ下がっているような感じではあるが、予選落ちが無いのは十分に誇れることではないだろうか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは23位まで下がっている。

 

        古江彩佳中々スコア伸ばせずに

        少し不満が溜まったのかも

 

        古江彩佳全て予選を通過して

        其れで十分誇らしいかも

 

 ここ2試合好調であった渋野日向子は初日イーブンと伸ばせず、30位タイで、第2日目にはトータル+3まで落とし、59位タイとぎりぎりの予選通過であった。

 

 第3日目にはトータル+3を維持して57位タイと少し上げたが、最終日にはトータル+6まで落として63位タイに下がっている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは32位まで下がった。

 

 笹生優花とは違うパターンにせよ、大きな波でファンの心を揺さぶるのは同様で、ここはそれを楽しむ方が好い!?

 

        渋野日向子今回谷に当たるのか

        此れも経験見守るのかも

        

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   6位 ↑ 6 畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  13位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)            

  23位 ↓ 1 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏) 

  24位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)   

  25位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  32位 ↓ 1 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  39位 ↓ 2 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  59位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)       

  67位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  70位 ↑ 7 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  71位 ↓ 1 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏) 

  73位 ↓ 1 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  74位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  77位 ↓ 2 鈴木愛(27歳、155㎝)        

  82位  ー   植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  87位 ↓ 2 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  97位  ー   大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

  99位 ↓ 1 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 109位  ー   渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 122位 ↓ 1 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、800位までの範囲で50位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 昨年の6月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58㎏)は84位上がって317位に、黄金世代で少し出遅れ、渋野日向子の親友、何だか似ていると言うことで注目されて来た木下彩(23歳、159㎝、54㎏)は66位上がって422位に、昨年11月に最終プロテストに合格した黄金世代の天本ハルカ(23歳、162㎝、58㎏)は60位上がって445位に、姉妹協力体制によりシード権復活を目指している中堅モデル系選手の松森彩夏(27歳、170㎝、55㎏)は51位上がって455位に、昨年の6月に最終プロテストに合格した大学生プロの桑木志帆(19歳、164㎝)は69位上がって459位になっている。

 

 また上記の武尾咲希(27歳、159㎝、61㎏)は74位上がって527位に、上記の青山加織(36歳、154㎝、50㎏)は60位上がって531位に、昨年11月に最終プロテストに合格し、ステップアップツアーで3位タイに入った仁井優花(19歳、163㎝)は81位上がって651位に、ステップアップツアーで3位タイに入ったベテランの小林由枝(34歳、152㎝、51㎏)は121位上がって711位に、昨年6月に最終プロテストに合格した黄金世代の工藤優海(ユミ、23歳、155㎝、55㎏)は80位上がって756位に、昨年6月に最終プロテストに合格した黄金世代の山田彩歩(サホ、23歳、157㎝、50㎏)は82位上がって789位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっているで、今週もまた寝不足は覚悟しなければなるまい!?

 

 今週国内ではステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーともにオープンウイークなのがちょっと寂しいが、金曜日の朝からは国内女子ツアーも開催される予定である。

 

 また海外では、木曜日の朝から先週に引き続いてオーストラリアの女子ツアーと欧州女子ツアーが共催する大会、および韓国女子ツアーが開催される予定で、木曜日の夜からは米国女子ツアーの開催が予定されている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。