sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.4.5①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 4月に入って日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになり、新年度を感じさせている。

 

 彼方此方で桜の花が開き、目を楽しませてくれているが、鼻や目の方は相変わらず多く舞っている花粉の所為でムズムズし放しである。

 

 それはまあともかく、先ずは先週開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 男子の方から見て行くと、3月31日(木)の朝から4月3日(日)までの日程で三重県において国内男子ツアーの国内における開幕戦、「東建ホームメイトカップ」が開催された。

 

 プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング142位(先週の時点。以下同様)の香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)で、初日から-5と大きく伸ばして3位タイの好発進で、第2日目にはトータル-7まで伸ばして単独1位に立ち、第3日目にはトータル-12まで伸ばして首位を維持し、そして最終日にはトータル-14まで伸ばして首位タイとなっている。

 

 これが国内男子ツアーの2勝目で、この試合の結果、世界ランキングが94位まで上がっている。

 

 これで日本人選手の国内組の3番手となったが、上の選手達は主戦場が海外であったり、海外に目が向いていたりするので、もしかしたら国内組でトップまで行くかもしれない!?

 

        香妻や首位を維持して優勝し

        国内トップ見えて来たかも

 

 プレーオフの結果、単独2位となったのは世界ランキング417位で新鋭の桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)で、初日は-2まで伸ばして17位タイの好発進で、第2日にはトータル-3まで伸ばして9位タイに上げ、第3日目にはトータル-7まで伸ばして4位タイに上げ、最終日にはトータル-14まで伸ばして首位タイで入った。

 

 残念ながら国内男子ツアー初優勝とはならなかったが、この試合の結果、世界ランキングは293位まで上がっている。

 

 国内男子ツアーが国内で開幕するまではシンガポールでのアジアンツアーとの共催大会で2位タイに入ったり、アジアンツアーに出たり、きちんと修行していたのが好影響を与えているようだなあ。

 

        桂川海外修行役立って

        首位争いに持ち込めたかも

 

 また、3月31日(木)の夜から4月4日(月)朝までの日程で米国・テキサス州において米国男子ツアー、「バレロ・テキサス・オープン」が開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング12位でエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング49位で米国男子ツアーのシード権獲得を目指す新鋭の金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)が出場していた。

 

 松山英樹は首の痛みが引かず、プロアマ戦には出ないで用心していたが、初日+2で104位タイと大きく出遅れ、その後も首痛が引かないので棄権している。

 

 今週開催が予定されているメジャー大会、「マスターズ」への影響も危ぶまれるが、まあ今更四の五の言っても仕方が無いから、のんびり見守っていることにしよう。

 

        松山や首傷引かずマスターズ

        危ぶまれるも見守るのかも

 

 金谷拓実は初日から+5と大きく落として133位タイと大きく出遅れ、第2日目には+4まで回復したが、それでも110位タイとCUTラインには遠く、残念な柄予選落ちとなった。

 

 この試合の結果、世界ランキングは50位に下がっているが、マスターズには出る予定で、今はもう現地入りして練習に入っているから、此方も静かに見守ることにしたい。

 

        金谷拓実厳しい世界チャレンジし

        其の活躍を見守るのかも

 

 優勝したのは世界ランキング242位のJ.J.スパウン(米国、31歳、173㎝、84㎏)で、これが米国男子ツアーでは初優勝とのことである。

 

 他の記事では体重が75㎏とあり、体格的には今の金谷拓実とおなじぐらいか!?

 

 この試合の結果、世界ランキングは103位まで上がっている。

 

 他に、南アフリカにおいてサンシャインツアー、「リンポポチャンピオンシップ」が開催されていたが、日本人選手は出場していなかった。

        

 次に女子の方であるが、3月31日(木)の朝から4月3日(土)までの日程で静岡県において国内女子ツアー、「ヤマハレディースオープン葛城」が4日間の日程で開催された。

 

 見事完全優勝したのは世界ランキング28位で新世紀世代をリードするひとり、絶好調のせごどんこと西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)で、初日から-5と大きく伸ばして首位タイに立ち、第2日目にはトータル-8まで伸ばして首位タイを維持した。

 

 第3日目にはトータル-12まで伸ばし、2位と5打差を付ける独走状態に入り、最終日にはトータル-8まで落としたが、第3日目の貯金が効いて単独首位を守り切ることが出来た。

 

 これで2週連続の優勝で、今シーズン5試合を終えて3勝となった。

 

 これは国内女子ツアーの新記録とのことで、この試合の結果、世界ランキングは25位まで上がっている。

 

        西郷真央完全勝利強さ魅せ

        まだまだ勝利期待膨らみ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング80位で昨シーズンに復調して初優勝を遂げた実力派中堅選手の堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)で、初日こそ+4まで落として85位タイと出遅れたが、第2日目にはトータルイーブンまで戻して32位タイに上げて余裕の予選通過を果たしている。

 

 第3日目にはトータル-3まで伸ばして12位タイに上げ、最終日は風雨に悩まされてスコアを落とす選手も多い中で、トータル-7まで伸ばして西郷真央に1打差に迫っているから流石ではないか!?

 

 そうなると初日の出遅れが惜しまれるが、それがまあゴルフなんだろう。

 

 この試合の結果、世界ランキングは72位に上がっている。

 

        堀琴音風雨に負けず二位となり

        初日出遅れ惜しまれるかも

 

 もうひとり気に留まったのが世界ランキング172位で狭間世代の菅沼菜々(22歳、158㎝)で、初日から-4まで伸ばして3位タイと好発進で期待させ、第2日目にはトータル-7まで伸ばして3位タイを維持している。

 

 第3日目にはトータル-6まで落としながらも3位タイを維持し、最終日にはトータル-6を維持したまま3位タイを維持した。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは150位まで上がっている。

 

        菅沼菜々三位維持して強さ魅せ

        後の活躍期待膨らみ

 

 それから3月31日(木)の夜から4月4日(月)の朝までの日程で米国・カルフォルニア州において米国女子ツアーのメジャー大会、「シェブロン選手権(旧ANAインスピレーション)」が開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング9位で黄金世代を代表し、日本のエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング11位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで昨年優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング17位でプラチナ世代を代表し、海外メジャーでも強いところを見せている古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング45位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング321位で出産を経験して子育てをしながら復帰した実力派ベテラン選手の横峯さくら(36歳、155㎝、51㎏)が出場し、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子が予選を通過した。

 

 一番上位の4位タイに入ったのが渋野日向子で、初日から-3まで伸ばして10位タイの好発進で、第2日目にはトータル-9まで伸ばして単独首位に立った!

 

 マスコミやファンを大騒ぎさせたが、第3日目にはトータル-4まで落とし、21位タイに下がり、最終日にはトータル-10まで伸ばし、また大騒ぎさせている。

 

 この試合の結果、世界ランキングは37位まで上がっている。

 

        渋野日向子上下激しく変動し

        マスコミファンを騒がせるかも

 

 畑岡奈紗は初日-1と少し伸ばして27位タイとまあまあの好発進であったが、第2日目にはトータル+1まで落として67位タイに下がり、ぎりぎりで予選通過を果たしている。

 

 第3日目にはトータルイーブンまで戻し52位タイに上げ、最終日にはトータル-5まで伸ばして17位タイに入ったから、流石ではないか!?

 

 ただ、この試合の結果、世界ランキングは11位に下がっている。

 

        畑岡奈紗最後大きく上げて魅せ

        次の機会に期待膨らみ

 

 笹生優花は初日+3まで落として90位タイと大きく出遅れたが、第2日目にはトータル+1まで戻して67位タイに上げ、ぎりぎりで予選を通過している。

 

 第3日目にはトータル-5まで伸ばして11位タイに上げ、漸くらしさを見せて、最終日にはトータル-5のまま伸ばせず、17位タイに下がった。

 

 この試合の結果、世界ランキングは12位に下がっている。

 

        笹生優花何とか通過其の後は

        上位まで上げ流石なのかも

 

 古江彩佳は初日-1で27位タイとまあまあ好発進で、第2日目にはトータル-2まで伸ばしながらも29位タイに下がっている。

 

 第3日目にはトータル-3まで伸ばして26位タイに上げているが、ここまではじわじわとスコアを伸ばして安定振りを見せている。

 

 そして最終日にはトータル-1まで落として44位タイに下がり、風を読む難しさを口にしている。

 

 なお、この試合の結果世界ランキングは19位まで下がっている。

 

 それから、日にちは前後するが、3月29日(火)、3月30日(水)の日程で福岡県において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」が開催された。

 

 プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング519位で中堅の保坂真由(26歳、162㎝、57㎏)で、プロ入りして8年になり、これが嬉しい初優勝であった。

 

 ただ、世界ランキングは520位に下がっており、これがこのツアーのポイント配当の低さか、それとも集計漏れか!?

 

        保坂真由優勝してもランク下げ

        ステップ低さ感じるのかも

 

 なお、この他に欧州女子ツアーも開催されていたが、日本人選手は出場していない。

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  12位  ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)    

  50位 ↓ 1 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  77位 ↓ 1 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  94位 ↑48 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 100位 ↑ 7 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 132位 ↓ 4 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 149位 ↓ 3 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 154位 ↓ 4 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏) 

 158位 ↑ 6 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)     

 163位 ↓ 4 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)    

 175位 ↑25 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)       

 189位 ↓ 5 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 194位 ↓ 3 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 199位 ↓ 9 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 210位 ↓ 3 岩田寛(41歳、177㎝、74㎏) 

 226位 ↓ 2 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 239位 ↓ 1 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 242位 ↓ 1 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 249位  ー   宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

 259位 ↑22 時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)

  

 先週は彼方此方で開催され、国内男子ツアーでの日本人選手の活躍が結構目立った結果、まあまあの変動が観られたので、以下、800位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 杉山知靖(28歳、173㎝、80㎏)は20位上がって268位に、米国の下部ツアーから米国男子ツアーへの復帰を目指す小平智(32歳、172㎝、70㎏)は5位上がって290位に、新鋭の桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)は124位上がって293位に、植竹勇太(26歳、163㎝、63㎏)は7位上がって342位に、阿久津未来也(27歳、180㎝、72㎏)は32位上がって455位になっている。

 

 また、鍋谷太一(25歳、177㎝、72㎏)は113位上がって548位に、新人の河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏、河本結の弟)は142位上がって455位に、中里光之介(29歳、179㎝、74㎏)は93位上がって646位に、岩崎亜久竜(アグリ、181㎝、86㎏)は360位上がって717位になっている。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  11位 ↓ 2 畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  12位 ↓ 1 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)            

  19位 ↓ 2 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  24位 ↓ 2 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  25位 ↑ 3 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  37位 ↑12 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  39位 ↓ 2 西村優菜(21歳、149㎝? 50㎏)      

  63位 ↓ 1 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)   

  66位 ↓ 2 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  71位 ↓ 3 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏) 

  72位 ↑ 8 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  73位 ↓ 4 勝みなみ (23歳、157㎝)

  74位 ↓ 4 鈴木愛(27歳、155㎝)      

  77位 ↓ 1 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  90位 ↓ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  93位 ↓ 3 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

  94位 ↓ 2 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 106位 ↑ 4 植竹希望(23歳、172㎝、59kg)

 113位 ↑ 7 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 121位 ↓ 7 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手の活躍が結構目立った結果、大きな変動が観られたので、以下、600位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 狭間世代でこのところ気に留まることも増えて来てシード権を持つ菅沼菜々(22歳、158㎝)は22位上がって150位に、中堅大型選手の福田真未(29歳、168㎝、58㎏)は15位上がって222位に、ビジュアル系ベテラン選手で。このところ時折気に留まる金田久美子(32歳、166㎝、51㎏)は12位上がって268位に、昨年11月に最終プロテストに合格したばかりで飛ばし屋の佐藤心結(ミユ、18歳、161㎝、57kg)は39位上がって281位に、松山英樹の大学の後輩で中堅の沖せいら(29歳、161㎝)は13位上がって302位になっている。

 

 また、昨年6月に最終プロテストに合格し、既にステップアップツアーで優勝している佐久間朱莉(19歳、155㎝)は59位上がって343位に、昨年6月に最終プロテストに合格した飛ばし屋の内田ことこ(漢字表記で琴子、19歳、159㎝、55kg)は35位上がって377位に、竹内美雪(26歳、160㎝、58㎏)は20位上がって500位に、黄金世代の木下彩(23歳、159㎝、54㎏)は125位上がって522位に、西木裕紀子(30歳、163㎝、57㎏)は28位上がって549位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催され、その幾つかには日本人選手も出るようなので、今週も寝不足覚悟に楽しみたい。

 

 男子の方では米国男子ツアー&DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)のメジャー大会、「マスターズ」、オーストラリアの男子ツアー、アジアンツアー、それに国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーが開催される予定である。

 

 女子の方では国内女子ツアー、欧州女子ツアー、韓国女子ツアー、それに国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーが開催される予定である。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。