8月15日(木)の21時20分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国テネシー州にある「TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズの第1戦、「フェデックス・セントジュード選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
この試合は選ばれし70名による高額賞金大会となっており、予選落ちはなく、終了時にフェデックスカップ・ポイントランキング上位50位までで入っている選手が第2戦、「BMW選手権」へと駒を進めることが出来る。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなっており、1ドルを約148円とすれば、これは約29億6000万円となっている。
そして昨年実績の優勝賞金は360万ドルであったから、これは約5億3300万円であった。
日本人選手としては世界ランキング12位で自他共に日本のエースと認め、マスターズチャンピオンでパリ五輪において銅メダルに輝いた松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)が出場しており、第2日目には首位タイまで上げ、優勝への期待が膨らんで来た。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って放送され、土日にはBSJapanextが加わっている。
そしてインターネットではU-NEXTによって4日間に亘り配信されている。
松山やプレーオフには今年も出
優勝までも期待膨らみ
さて単独で首位を維持しているのは松山英樹で、3日目1イーグル、5バーディー、1ボギーの-6、トータル-17と大きく伸ばしている。
3日目の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く第2ホールでボギーを叩いたが、空かさず第3ホールでイーグルを決めて倍返しし、バウンスバック!
続く3ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-14として後半へと繋いだ。
後半に入ってからも好調を維持し、第11ホールでバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでもバーディーを決めて、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半でも更に3打伸ばし、トータル-17として最終日へと繋いだ。
パリ五輪で銅メダルに輝いた後、盗難、その結果によるキャディーの交代のみならず、腰痛まで出たが、暖かさが幸いしたようである。
上記で何回かパーで凌いだと書いたところには惜しいパットが幾つも見られたので、凌いだと言うよりも、獲り損ねたぐらいの余裕があった。
これはもう優勝するしかないか!?
松山や大きく伸ばし首位を維持
松山やガンガン伸ばし独走し
松山や首位を維持して強さ魅せ
松山や首位を維持して期待させ
単独2位に付けているのは世界ランキング42位のニック・ダンラップ(米国、20歳、191㎝)で、3日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-12と伸ばして3位上げて来た。
3日目はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-12と維持している。
ダンラップ確り伸ばし上げて魅せ
ダンラップ連日上げて力魅せ
ダンラップ二位まで上げて力魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング7位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、26歳、178㎝、75㎏)で、3日目4バーディーの-4、トータル-11と伸ばして4位上げて来た。
3日目はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディーの-2、トータル-11と順調に伸ばしている。
ホブランや確り伸ばし上げて魅せ
ホブランや連日上げて強さ魅せ
ホブランや三位まで上げ強さ魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、28歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング33位のサム・バーンズ(米国、28歳、185㎝、84㎏)で、トータル-10まで伸ばしている。
スコッティー・シェフラーは3日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして4位を維持している。
3日目はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-9と維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばした。
シェフラーや少し伸ばして四位維持
シェフラーや後半伸ばし四位維持
シェフラーや四位維持して強さ魅せ
サム・バーンズは3日目7バーディー、5ボギー、1ダブルボギーのイーブンと伸ばせず、1位下がっている。
3日目はアウトスタートでトータル-10からスタートし、前半では4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-10と伸ばせず、後半に入ってからも3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-10と伸ばせなかった。
サムバーンズスコア伸ばせず一位下げ
サムバーンズ出入り激しく一位下げ
サムバーンズ四位止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング40位のデニー・マッカーシー(米国、31歳、175㎝、75㎏)は3日目+2、トータル-9と落とし、5位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)は3日目-3、トータル-8と伸ばし、5位上げて単独8位に付けて来た。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
シャウフェレや下がっても上げ強さ魅せ
シャウフェレや八位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング19位のトニー・フィナウ(米国、34歳、193㎝、91㎏)は3日目-2、トータル-7と伸ばし、4位上げて9位タイに付けて来た。
トニーフィナウじわりと伸ばし上げて魅せ
トニーフィナウ連日上げて強さ魅せ
トニーフィナウ九位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング16位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、28歳、178㎝)は3日目イーブン、トータル-7と伸ばせず、2位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング36位のジャスティン・ローズ(イングランド、44歳、191㎝、88㎏)は3日目+1、トータル-7と少し落とし、4位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング5位のウィンダム・クラーク(米国、30歳、183㎝、78㎏)は3日目-3、トータル-6と伸ばし、11位上げて16位タイに付けて来た。
クラークや確り伸ばし上げて魅せ
クラークや下がっても上げ強さ魅せ
クラークや上位に戻し強さ魅せ
世界ランキング11位のトミー・フリートウッド(イングランド、33歳、180㎝、76㎏)は3日目-2、トータル-6と伸ばし、4位上げて16位タイに付けて来た。
じわりと伸ばし上げて魅すトミーかな
下がっても上げ強さ魅すトミーかな
強さ魅せフリートウッド上位維持
世界ランキング8位のパトリック・カントレー(米国、32歳、183㎝、86㎏)は3日目-4、トータル-5と伸ばし、22位も上げて20位タイに付けて来た。
カントレー確り伸ばし上げて魅せ
カントレー連日上げて強さ魅せ
カントレー上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング6位で日系のコリン・モリカワ(米国、27歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング13位でインド系のサヒス・ティーガラ(26歳、191㎝、91㎏)は共に3日目-2、トータル-3と伸ばし、11位上げて31位タイに付けて来た。
モリカワやじわりと伸ばし上げて魅せ
モリカワや下がっても上げ強さ魅せ
モリカワや中位から上げ意地を魅せ
ティーガラやじわりと伸ばし上げて魅せ
ティーガラや連日上げて強さ魅せ
ティーガラや中位から上げ意地を魅せ
世界ランキング18位のトム・キム(本名:キム・ジュヒョン、韓国、22歳、183㎝)は3日目+3、トータル-2と落とし、26位も下がって39位タイとなっている。
世界ランキング4位のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、24歳、191㎝、86㎏)、世界ランキング20位のイム・ソンジェ(韓国、26歳、183㎝、91㎏)は共に3日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、3位下がって45位タイとなっている。
世界ランキング14位のラッセル・ヘンリー(米国、35歳、183㎝、82㎏)は3日目+3、トータル-1と落とし、25位も下がって45位タイとなっている。
世界ランキング15位のブライアン・ハーマン(37歳、170㎝、68㎏)は3日目+5、トータルイーブンと大きく落とし、40位も下がって53位タイとなっている。
世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、35歳、178㎝、73㎏)は3日目+4、トータル+5と落とし、8位下がって66位タイとなっている。
そして世界ランキング17位のマックス・ホーマ(米国、33歳、185㎝、82㎏)は3日目+4、トータル+11と落とし、最下位の単独70位のままであった。