１１月３０日（木）の朝から時差＋２時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では＋１時間)のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーにある「①ザ・オーストラリアン・ゴルフクラブ（７２２８ヤード、パー７１）②ザ・レイクス・ゴルフクラブ（６８９９ヤード、パー７２）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）とオーストラリア男子ツアーが共催する「ＩＳＰＳ ＨＡＮＤＡオーストラリアン・オープン」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１７０万オーストラリアドルで、１オーストラリアドルを約９８．０円とすれば、これは約１億６７００万円となる。
なお同時期同会場において女子ツアーも開催されており、距離を短くし、賞金総額は同額のようである。
日本人選手としては世界ランキング１位で実力派若手選手を代表し、このツアーを主戦場として念願の初優勝を果たした久常涼（２１歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング１１２位で実力派若手選手をリードするひとり、このツアーを主戦場として活躍している飛ばし屋の星野陸也（２７歳、１８６㎝、８０㎏）、世界ランキング１９６位で実力派中堅選手をリードするひとりで昨季国内男子ツアーの賞金王に輝き、このツアーを主戦場としている比嘉一貴（２８歳、１５８㎝、７０㎏）、世界ランキング２７７位で学生時代にフィリピンへのゴルフ留学を経験し、今季米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としていた桂川有人（２５歳、１６７㎝、７０㎏）、世界ランキング２１９９位でアマチュアの本（モト）大志（１８歳、１７５㎝、８２㎏、高３）が出場しており、久常涼、星野陸也、桂川有人が予選を通過している。
なお全体では、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５３位タイまでに入っていた６７名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
さて首位タイに立っているのは星野陸也、世界ランキング３８位で先週はこのツアーにおいて優勝したミンウー・リー（オーストラリア、２５歳、１８３㎝、７５㎏、米国女子ツアーで活躍しているミンジー・リーの弟）で、トータル－１３まで伸ばしている。
星野陸也は３日目１イーグル、４バーディーの－６と大きく伸ばして６位上げて来た。
３日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－７からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、２バーディーの－４、トータル－１３と確り伸ばしている。
おっ、これは単独２位に入った先週に引き続き、優勝争いまで魅せてくれるか！？
星野陸也確り伸ばし上げて魅せ
星野陸也連日上げて力魅せ
星野陸也首位まで上げて期待させ
星野陸也優勝までも期待させ
ミンウ―・リーは３日目４バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－１と少し伸ばして首位を維持している。
３日目はアウトスタートでトータル－１２からスタートして前半では３バーディー、１ダブルボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１３と伸ばせなかった。
ミンウーリー少し伸ばして首位を維持
ミンウーリー首位を維持して強さ魅せ
ミンウーリー後半伸びず追い着かれ
星野競り合い期待膨らみ
３位タイに付けているのは世界ランキング１３３位のアレックス・フィッツパトリック(イングランド、２４歳、１７７㎝、７８㎏、マシュー・フィッツパトリックの弟)、世界ランキング９２位のパトリック・ロジャース(米国、３１歳、１８８㎝、７５㎏)で、トータル－１２まで伸ばしている。
アレックス・フィッツパトリックは３日目１イーグル､４バーディー､１ボギーの－５と大きく伸ばして４位上げて来た。
３日目はアウトスタートでトータル－７からスタートし、前半では１ボギーの＋１、トータル－６と少し落としたが、後半では加速して１イーグル、４バーディーの－６、トータル－１２と大きく伸ばしている。
アレックス大きく伸ばし上げて魅せ
アレックス連日上げて力魅せ
アレックス三位まで上げ力魅せ
パトリック・ロジャースは３日目６バーディー、３ボギーの－３と伸ばしながらも１位下がっている。
３日目はアウトスタートでトータル－９からスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－９と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１２と伸ばした。
ロジャースや伸ばしながら一位下げ
ロジャースや伸ばし足りずに一位下げ
ロジャースや三位止まり強さ魅せ
単独５位に付けているのは世界ランキング６６位のルーカス・ハーバート（オーストラリア、２７歳、１８８㎝、９１㎏）で、３日目６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１１と大きく伸ばして１１位上げて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－８と伸ばし、後半に入ってからも４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１１と順調に伸ばしている。
ハーバート大きく伸ばし上げて魅せ
ハーバート連日上げて強さ魅せ
ハーバート五位まで上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング８２位のホアキン・ニエマン（チリ、２５歳、１８３㎝、７０㎏）、世界ランキング９３３位のサム・ブラゼル（オーストラリア、４４歳、１８０㎝、８５㎏）は共に３日目－１、トータル－９と少し伸ばしながらも、２位下がって６位タイとなっている。
ニエマンや伸ばしながらも二位下がり
ニエマンや伸ばし足りずに二位下がり
ニエマンや六位止まり強さ魅せ
サムブラゼル伸ばしながらも二位下がり
サムブラゼル伸ばし足りずに二位下がり
サムブラゼル六位止まり力魅せ
世界ランキング４６位でその紳士振りにより我が国でも人気の高いアダム・スコット（オーストラリア、４３歳、１８３㎝、７７㎏）は３日目－４、トータル－８と伸ばし、１５位上げて１２位タイに付けて来た。
スコットや確り伸ばし上げて魅せ
スコットや連日上げて強さ魅せ
スコットや上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１４５位のグラント・フォレスト（スコットランド、３０歳、１８０㎝、７５㎏）は３日目－１、トータル－８と少し伸ばしながらも、５位下がって１２位タイとなっている。
フォレストや伸ばしながらも五位下がり
フォレストや伸ばし足りずに五位下がり
フェレスとや上位止まり力魅せ
世界ランキング１３７位のコナー・サイメ（スコットランド、２８歳、１７８㎝）は３日目＋１、トータル－８と少し落とし、１０位下がって１２位タイとなっている。
世界ランキング１８０位のリチャード・マンセル（イングランド、２８歳）は３日目－３、トータル－７と伸ばし、９位上げて１８位タイに付けて来た。
マンセルや確り伸ばし上げて魅せ
マンセルや連日上げて力魅せ
マンセルや上位まで上げ力魅せ
そして桂川有人は２日目２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばしながらも、２位下がって１８位タイとなっている。
３日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－６からスタートして、前半では１バーディーの－１、トータル－７と少し伸ばしたが、後半に入ってからは、１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－７と伸ばせなかった。
桂川伸ばしながらも二位下がり
桂川伸ばし足りずに二位下がり
桂川上位止まり力魅せ
世界ランキング４３位のキャメロン・デービス（オーストラリア、２８歳、１９３㎝、８２㎏）も３日目－１、トータル－７と少し伸ばしながらも、２位下がって１８位タイとなっている。
デービスや伸ばしながらも二位下がり
デービスや伸ばし足りずに二位下がり
デービスや上位止まり強さ魅せ
そして、久常涼は３日目１イーグル、１バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－７と伸ばせず、１１位下がって１８位タイとなっている。
３日目はアウトスタートでトータル－７からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－７と伸ばせず、後半に入ってからも１イーグル、２ボギーのイーブン、トータル－７と伸ばせなかった。
久常涼スコア伸ばせず大分下げ
最後奮闘期待するかも
久常涼上位止まり強さ魅せ
世界ランキング１９５位のキャラム・ヒル(スコットランド、２９歳、１７８㎝、７９㎏)は３日目－３、トータル－６と伸ばし、１４位上げて２５位タイに付けて来た。
キャラムヒル確り伸ばし上げて魅せ
キャラムヒル連日上げて力魅せ
キャラムヒル上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング２０位で高額賞金で試合数・出場人数等を絞ったツアーのリブゴルフを主戦場としているキャメロン・スミス（オーストラリア、３０歳、１８２㎝、７８㎏）は３日目－２、トータル－６と伸ばし、２位上げて２５位タイに付けて来た。
じわりと伸ばし上げて魅すスミスかな
上げ続け強さを魅せるスミスかな
意地を魅せ上位に迫るスミスかな
そして世界ランキング４８位のアドリアン・メロンク（ポーランド、３０歳、１９６㎝、９０㎏）、世界ランキング１６６位のトム・マキビン（北アイルランド、２０歳、１８５㎝）は共に３日目－２、トータル－４と伸ばし、１６位上げて３７位タイに付けて来た。
メロンクやじわりと伸ばし上げて魅せ
メロンクや連日上げて強さ魅せ
メロンクや中位まで上げ意地を魅せ
トムマキビンじわりと伸ばし上げて魅せ
トムマキビン連日上げて力魅せ
トムマキビン中位まで上げ意地を魅せ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
上にも書いたように女子のツアーも共催されており、国内女子ツアーを主戦場としている世界ランキング１５位でかつて世界ランキング１位に君臨し、米国と韓国で賞金女王ん輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３５歳、１５５㎝、６３㎏）、世界ランキング１０４５位で黄金世代の杉原彩花（２５歳、１７５㎝）、アマチュアの橋本美月（２１歳、１５９㎝、東北福祉大３年）が出場して、３人共予選を通過している。
また、世界ランキング３６７位で日系のモモカ・コボリ（小堀桃花、ニュージーランド、２４歳、１６０㎝）も久し振りにこのツアーに出場し、予選通過を果たしていた。
申ジエはトータル－９のまま伸ばせず、単独２位に下がっていたが、最終日に逆転することが出来るか！？
申ジエやスコア伸ばせず一位下げ
最後奮闘期待するかも
モモカ・コボリはトータル－３まで伸ばして単独６位に上がって来た。
このツアーがオフになってからは欧州女子ツアーに参戦し、世界ランキングを少し落としていたが、また勢いを付けることが出来るか！？
モモカコボリ世界舞台に戦って
また健闘を期待するかも
橋本美月はトータル－１まで伸ばして２４位タイに上げて来た。
これは上位入りもあるか！？
橋本や通過の後も健闘し
上位入賞期待膨らみ
杉原彩花はトータル＋９まで落として４０位タイに下がっている。
最後の奮闘、そして少しでも上げて行くのを期待したい。
杉原や最後上昇期待して
よく観れば、この大会には世界ランキング５位のミンジー・リー（オーストラリア、２７歳、１６５㎝、ミンウーリーの姉）、世界ランキング２６位のアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３４歳、１６５㎝）、世界ランキング２８位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１７０㎝）等、世界ランキングの上位者が結構出ている。
そんな中、上記の選手達は結構健闘しているのではないか！？
