1月6日(金)の早朝から時差-19時間の米国ハワイ州にある「カパルア・リゾート・プランテーションコース(7530ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの選ばれし者の大会、「セントリー・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その第2日目が終わっている。
公式サイトによると、賞金総額は1500万ドルとあり、1ドルを約132.07円とすると、約19億8100万円となる。
国内男子ツアー等と比べると相当高額であるが、サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル、37歳、185㎝、85㎏)が年棒約280億円の契約をしたとのニュースの印象がまだ強く残っており、何だか大した金額でもないように思えて来る。
アラブのお大尽のオイルマネーが動くと、周りと掛け離れて巨額であること、その契約を勝ち取った選手が必ずしも現時点の頂点にないこと等から微妙な気がするのだろうなあ。
それはまあともかく、話を戻すと、この大会は2022年に優勝した選手およびフェデックスカップランキング30位以内の選手から39名の選手が出場する予選落ちの無い試合とのことである。
日本人選手としては世界ランキング21位で自他共に認める日本のエースの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場している。
怪我の状態が気になるところであるが、これで6回目の出場となるそうであるから、流石ではないか!?
出る限りは好プレイを期待しながら応援したい。
ライブ中継はCS放送の「ゴルネットワーク」、動画配信サイトの「U-NXET」で4日間に亘って予定されており、後半の2日間はBS放送の「ジャパンネクスト」も加わるようである。
松山や不安ながらも六度目で
安定力は流石なのかも
さて、単独で首位を維持しているのは世界ランキング11位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)で、2日目7バーディーの-7、トータル-16と爆発的に伸ばしている。
2日目も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-13と確り伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-16と順調に伸ばしている。
モリカワや爆発魅せて首位を維持
モリカワや爆発続け首位を維持
モリカワや首位を維持して強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング2位のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング86位のJ.J.スパウン(米国、32歳、173㎝、84㎏)で、トータル-14まで伸ばしている。
スコッティー・シェフラーは2日目9バーディー、2ボギーの-7と爆発的に伸ばして3位上げて来た。
2日目はトータル-7からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-10と伸ばし、後半に入ってからも5バーディー、1ボギーの-4、トータル-14と順調に伸ばしている。
シェフラーや爆発魅せて二位に付け
シェフラーや爆発続け二位に上げ
シェフラーや二位まで上げて強さ魅せ
J.J.スパウンは2日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はトータル-9からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-14と順調に伸ばしている。
スパウンや伸ばしながらも一位下げ
スパウンや伸ばし足りずに一位下げ
スパウンや二位に止まり力魅せ
単独4位に付けているのは世界ランキング14位のジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)で、2日目2イーグル、4バーディー、1ボギーの-7、トータル-13と爆発的に伸ばして7位上げて来た。
2日目はトータル-6からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも1イーグル、2バーディーの-4、トータル-13と順調に伸ばしている。
スピースや爆発魅せて四位付け
スピースや四位まで上げ強さ魅せ
スピースや四位まで上げ期待させ
単独5位に付けているのは世界ランキング15位で新鋭のトム・キム(本名キム・ジュヒョン、韓国、20歳、183㎝)で、2日目6バーディー、2ボギーの-4、トータル-12と伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はトータル-8からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と順調に伸ばしている。
キムジュヒョン伸ばしながらも一位下げ
キムジュヒョン伸ばし足りずに一位下げ
キムジュヒョン五位に止まり強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング9位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)は2日目-4、トータル-11と伸ばしながらも、1位下がって6位タイとなっている。
伸ばしてもフィッツパトリック一位下げ
首位を追いフィッツパトリック期待させ
世界ランキング5位のジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)は2日目-2、トータル-11と伸ばしながらも、5位下がって11位タイに付けて来た。
ジョンラーム伸ばしながらも五位下がり
ジョンラーム伸ばし足りずに五位下がり
ジョンラーム六位止まり強さ魅せ
世界ランキング12位のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)は2日目-4、トータル-10と伸ばし、3位上げて8位タイに付けて来た。
トニーフィナウ確り伸ばし上げて魅せ
トニーフィナウ八位まで上げ強さ魅せ
トニーフィナウ八位まで上げ期待させ
世界ランキング24位のブライアン・ハーマン(米国、35歳、170㎝、68㎏)は2日目-4、トータル-9と伸ばし、5位上げて12位タイに付けて来た。
ハーマンや確り伸ばし上げて魅せ
ハーマンや連日伸ばし強さ魅せ
ハーマンや上位争い期待させ
そして、松山英樹は2日目5バーディー、1ダブルボギーの-3、トータル-9と伸ばしながらも、1位下がって12位タイとなっている。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-6からスタートして前半では第2ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでもバーディーを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでダブルボギーを叩いたので、結局伸ばせず、トータル-6のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってからはいきなり第10ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもバーディを決めたので、結局後半では3打伸ばし、トータル-9として第3日目へと繋いでいる。
昨日も書いたように十分な休養と温暖な気候が好影響を与えたか、どうやら痛みを感じなかったようで、好発進となり、ダブルボギーを叩いても大崩れしなかったのが頼もしい。
まだまだ上位争いを出来る位置に止まっているので、後半2日間の奮闘に期待したい。
松山や伸ばしながらも一位下げ
松山は伸ばし足りずに一位下げ
松山や上位止まり期待させ
世界ランキング7位のウィル・ザラトリス(米国、26歳、188㎝、75㎏)は2日-4、トータル-8と伸ばし、5位上げて18位タイに付け来た。
ザラトリス確り伸ばし上げて魅せ
ザラトリス連日伸ばし強さ魅せ
ザラトリス上位まで上げ期待させ
世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)は2日目-1、トータル-8と少し伸ばしながらも13位下がって18位タイとなっている。
世界ランキング10位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)は2日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも11下がって22位タイとなっている。
世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング8位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング16位のキャメロン・ヤング(米国、25歳、180㎝、84㎏)、世界ランキング17位のマックス・ホーマ(米国、32歳、185㎝、82㎏)、世界ランキング25位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)は5人共2日目-3、トータル-6と伸ばしながらも、1位下がって2位タイとなっている。
世界ランキング13位のサム・バーンズ(米国、26歳、185㎝、84㎏)は2日目+2、トータル-1と落とし、10位下がって単独36位となっている。
そして世界ランキング18位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)は2日目-2、トータル+1と伸ばし、2位上げて37位タイに付けて来たが、変わらず最下位の37位タイとなっている。
なお、世界ランキング6位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)は残念ながら初日を終えて途中棄権していた。