6月1日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・オハイオ州にある「ミュアフィールド・ビレッジ・ゴルフ・クラブ(7571ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ザ・メモリアル・トーナメント」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
既に第2日目が進行中であるが、ここでは初日の様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなっており、1ドルを約139円とすれば、これは約27億8000万円となる。
因みに優勝賞金は昨年実績が216万ドルで、これは約3億円であった。
日本人選手としては世界ランキング25位で自他共に日本のエースと認める、「マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング104位で国内男子ツアーにおいて昨年賞金王に輝いた比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)が出場しているので、先ずは予選通過から期待したい。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと予定され、無料のBSーJapanextでは決勝ラウンドの2日間に亘って予定されている。
インターネットの動画配信サイトではU-NEXTで4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
さて単独首位に立ったのは世界ランキング79位のデービス・ライリー(米国、26歳、183㎝、79㎏)で、初日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばしている。
初日はインスタート(第10ホールから)で、前半では2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-5と確り伸ばした。
ライリーや大きく伸ばし首位に立ち
ライリーや後半加速首位に立ち
ライリーや首位発進で力魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング120位のマット・ウォリス(イングランド、33歳、185㎝、85㎏)で、初日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばしている。
初日はアウトスタート(第1ホールから)で、前半ではいきなり5バーディーの-5と大きく伸ばしたが、後半に入ってからは、1バーディー、2ボギーの+1、トータル-4と少し落とした。
マットウォリス確り伸ばし二位に付け
マットウォリススタートダッシュ二位に付け
マットウォリス二位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング11位のジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)、世界ランキング26位のシェーン・ローリー(アイルランド、36歳、183㎝、102㎏)は共に初日-3まで伸ばして3位タイに付けている。
世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、25歳、183㎝、91㎏)は共に初日-2まで伸ばして10位タイに付けている。
世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、31歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング7位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング13位のサム・バーンズ(米国、26歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング17位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング18位で日系のコリン・モリカワ(米国、26歳、175㎝、73㎏)は5人共初日-1と少し伸ばして17位タイに付けている。
そして松山英樹、比嘉一貴、世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)は3人共初日イーブンと維持して33位タイに付けている。
松山英樹は初日1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンであった。
初日はアウトスタートで、前半では2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばし、後半に入ってからは1イーグル、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータルイーブンと少し落として、スタート時点のイーブンに戻している。
松山やスコア維持して中位付け
松山や中位発進意地を魅せ
松山や中位発進期待させ
比嘉一貴は初日3バーディー、3ボギーのイーブンであった。
初日はインスタートで、前半では1バーディー、2ボギーの+1と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、バーディー、1ボギーの-1、トータルイーブンと少し伸ばしてスタート時点のイーブンに戻している。
比嘉一貴スコア維持して中位付け
比嘉一貴後半加速中位付け
比嘉一貴中位発進意地を魅せ
世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング11位のキャメロン・ヤング(米国、26歳、180㎝、84㎏)、世界ランキング24位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)は3人共初日+2まで落として59位タイと少し出遅れている。
世界ランキング15位のジャスティン・トーマス(米国、30歳、178㎝、73㎏)は初日+3まで落として72位タイと出遅れている。
世界ランキング8位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)、世界ランキング20位で日系のカート・キタヤマ(米国、30歳、170㎝、77㎏)、世界ランキング22位のジェイソン・デイ(オーストラリア、35歳、183㎝、88㎏)、世界ランキング27位でインド系のサヒト・テガラ(米国、25歳、191㎝、91㎏)は4人共初日+4まで落として82位タイと出遅れている。
世界ランキング5位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング29位のコリー・コナーズ(カナダ、31歳、183㎝、86㎏)は共に初日+5と大きく落として93位タイと出遅れている。
そして、世界ランキング21位のトム・キム(本名キム・ジュヒョン、韓国、20歳、183㎝)は初日+7と大きく落として108位タイと大きく出遅れている。