1月6日(金)の朝から時差-1時間の台湾にある「ザ・オリエントG&CC(6280ヤード、パー72)」において台湾女子ツアー(TLPGAツアー)、「日立レディースクラシック」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると、賞金総額は100万台湾ドル、優勝賞金は250万台湾ドルで、1台湾ドルを約4.31円とすると、それぞれ約4310万円、1080万円となり、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーに比べると大分高くなっている。
或る記事によると日本人選手が13人も出場しているようで、記事やYouTubeのハイライト動画が上がっていた。
それから昨日は53位タイまでに入った61名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た書き留めたが、どうやらニュースが間違っていたようで、公式サイトによると62位タイまでに入っていた67名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
と言うことで、寺西飛香留(ヒカル、22歳、157㎝)はトータル+10で62位タイであったから予選を通過していた。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング158位で昨年国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて新記録の5勝もして見事賞金女王に輝いた94期生の櫻井心那(ココナ、18歳、166㎝、62㎏)で、最終日1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5、トータル-8と大きく伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-4と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4、トータル-8と確り伸ばしている。
前半はゆっくりと始動したので一旦は抜かれたそうであるが、後半に伸ばして勝つ辺り、中々強い勝ち方ではないか!?
昨年もインドネシアで開催された試合に出て上位争いをし、4位タイに入っていたから、これからが大いに楽しみな選手である。
櫻井や大きく伸ばし勝って魅せ
櫻井や後半加速勝って魅せ
櫻井や逆転勝ちで強さ魅せ
単独で2位を維持したのは世界ランキング287位で今年度の国内女子ツアーの最終プロテストに合格した95期生のウー・チャイエン(台湾、18歳、155㎝、52㎏)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-6と大きく伸ばした。
最終日はアウトスタートで、トータル-1からスタートして、前半では4バーディーの-4、トータル-5といきなり確り伸ばして単独首位に躍り出たが、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少ししか伸ばせず、抜き返されている。
年齢が同じ櫻井心那とは仲好く話していたそうで、国内女子ツアーでは来シーズン競り合うことになるので、これは楽しみではないか!?
ウーチャイエン大きく伸ばし二位を維持
ウーチャイエン二位を維持して強さ魅せ
ウーチャイエン二位に入って期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング197位で国内女子ツアーを主戦場としているテレサ・ルー(台湾、35歳、164㎝、58㎏)は最終日-6、トータル-2と大きく伸ばし、13位も上げて4位タイに入った。
流石テレサ・ルーであるし、その彼女に勝った櫻井心那の強さを改めて感じさせられる。
テレサルー大きく伸ばし上げて魅せ
テレサルー最後は上げて強さ魅せ
テレサルー四位に入り強さ魅せ
世界ランキング189位で国内女子ツアーを主戦場として優勝経験もあるサイ・ペイイン(台湾、31歳、156㎝、56㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばしながらも、2位下がって4位タイとなった。
サイペイイン伸ばしながらも二位下がり
サイペイイン伸ばし足りずに二位下がり
サイペイイン四位に入り強さ魅せ
世界ランキング111位で米国女子ツアーを主戦場として優勝経験もあるシュ・ウェイリン(台湾、28歳、157㎝)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、3位上げて7位タイに入った。
シュウェイリン少し伸ばして上げて魅せ
シュウェイリン下がっても上げ強さ魅せ
シュウェイリン七位に入り強さ魅せ
荒川侑奈(27歳、163㎝)は最終日+3、トータル+3と落とし、6位下がって11位タイとなった。
世界ランキング387位で昨年はステップアップツアーを主戦場として優勝経験もあり、国内女子ツアーでも優勝経験のあるフェイビー・ヤオ(30歳、164㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル+6と維持し、13位上げて18位タイに入った。
フェイビーヤオスコア維持して上げて魅せ
フェイビーヤオ連日上げて強さ魅せ
フェイビーヤオ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング235位のチェン・ペイユン(台湾、32歳、154㎝)は最終日+3、トータル+7と落とし、8位下がって25位タイとなった。
逢澤菜央(24歳、165㎝)は最終日+5、トータル+7と大きく落とし、14位下がって25位タイとなった。
世界ランキング592位で国内女子ツアーでも活躍していたベイブ・リュウ(台湾、29歳、176㎝、69㎏)は最終日-1、トータル+8と少し伸ばし、20位も上げて33位タイに入った。
ベイブリュウ少し伸ばして上げて魅せ
ベイブリュウ大きく上げて力魅せ
ベイブリュウ中位に入り意地を魅せ
世界ランキング531位のホウ・ユーサン(台湾、23歳)は最終日+1、トータル+8と少し落としながらも、3位上げて33位タイに入った。
ホウユーサン落としながらも上げて魅せ
ホウユーサン最後は上げて力魅せ
ホウユーサン中位に入り意地を魅せ
安福千乃(センノ、31歳、160㎝、58㎏)は最終日+7、トータル+15と大きく落とし、18位下がって61位タイとなった。
そして、寺西飛香留(ヒカル、22歳、157㎝)は最終日+7、トータル+17と大きく落とし、3位下がって単独65位となった。
なお、芦沢衣里(エリ、26歳、160㎝、54㎏)は残念ながら途中棄権していた。
大きく崩している選手が多いのは結構風が強かったのが影響したようである。