１２月１日（木）の４時５５分頃から時差＋２時間（サマータイム中。それ以外では＋１時間）のオーストラリアのビクトリア州にある「〔１〕キングストン・ヒースＧＣ(７２６９ヤード､パー７２)、〔２〕ビクトリアＧＣ(６８１１ヤード､パー７０)」の２つのコースを使って、オーストラリアの男子ツアー(ＩＳＰＳ ＨＡＮＤＡ ＰＧＡ Ｔｏｕｒ ｏｆ Ａｕｓｔｒａｌａｓｉａ）とＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）が共催する「オーストラリア・オープン」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１７０万オーストラリアドルとなっており、１オーストラリアドルが約９１．２５円とすると、約１億５５１０万円と、今週も何時ものオーストラリア男子ツアーに比べると相当高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング１５１位でどうやら欧州男子ツアーに落ち着きそうにも見える金谷拓実（２４歳、１７３㎝、７５㎏）、世界ランキング１９４位で積極的に海外ツアーに参戦している新鋭の久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング２７２位で旅人ゴルファーと呼ばれ、ＤＰワールドツアーを主戦場としている川村昌弘（２９歳、１７３㎝、７２㎏）、世界ランキング１５７０位でアマチュアの岡田晃平（東北福祉大、２０歳、１７２㎝、７２㎏）が出場している。
先週は金谷拓実が７位タイ、久常涼が２位タイ、川村昌弘が２位タイと好成績を上げているので今週も楽しみにしていたが、残念ながら川村昌弘は初日を終えた時点で棄権していた。
それはまあともかく、川村昌弘に付いてはゴルフと旅に付いて綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ.１５６ オーストラリア編」に更新され、先週の充実感、練習の様子等が深く綴られていた。
金谷拓実欧州ツアー参戦し
世界への夢見えて来たかも
久常涼若い力でチャレンジし
今週もまた成果を期待
川村や旅の疲れが出て来たか
残念ながら棄権したかも
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング３６位で我が国でも人気のあるアダム・スコット（オーストラリア、４２歳、１８３㎝、８２㎏）、世界ランキング５５６位のデービッド・ミクルージー（オーストラリア、２６歳）で、トータル－８まで伸ばしている。
アダム・スコットは２日目１イーグル、５バーディーの－７と爆発的に伸ばして２２位も上げて来た。
２日目はコース〔２〕のアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、３バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
スコットや爆発魅せて首位に立ち
スコットや大きく上げて首位に立ち
スコットや首位に並んで強さ魅せ
デビッド・ミクルージーは２日目５バーディー、４ボギーの－１と少し伸ばして首位を維持している。
２日目はコース〔１〕のアウトスタートで、トータル－７からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－８と少し伸ばし、後半に入ってからは３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－８と維持している。
ミクルージー少し伸ばして首位を維持
ミクルージー前半伸ばし首位を維持
ミクルージー首位を維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング６９４位のジョシュ・ギアリー(ニュージーランド、３８歳、１７５㎝、７７㎏）は２日目－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、１位下がって３位タイとなっている。
ギアリーや伸ばしながらも一位下げ
ギアリーや伸ばし足りずに一位下げ
ギアリーや三位で通過期待させ
世界ランキング３４４位のキャメロン・パーシー（オーストラリア、４８歳、１８３㎝、８２㎏）は２日目－２、トータル－４と伸ばし、４位上げて６位タイに付けて来た。
パーシーやじわりと伸ばし上げて魅せ
パーシーや六位まで上げ力魅せ
パーシーや六位で通過期待させ
世界ランキング１３２位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ラスムス・ホイガールトと双子）は２日目－１、トータル－４と少し伸ばしながらも、２位下がって６位タイとなっている。
ニコライや伸ばしながらも二位下がり
ニコライや伸ばし足りずに二位下がり
ニコライや六位で通過強さ魅せ
世界ランキング５６位のアドリアン・メロンク（ポーランド、２９歳、１９８㎝）は２日目－６、トータル－３と大きく伸ばし、何と９２位も上げて１１位タイに付けて来た。
メロンクや大きく伸ばし上げて魅せ
メロンクや爆発力で上げて魅せ
メロンクや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング６１位のミンウー・リー（オーストラリア、２４歳、米国女子ツアーを主戦場とする人気ゴルファーミンジー・リーの弟）は２日目－２、トータル－２と伸ばし、１７位上げて１６位タイに付けて来た。
ミンウーリーじわりと伸ばし上げて魅せ
ミンウーリー確り上げて強さ魅せ
ミンウーリー上位で通過強さ魅せ
そして、久常涼は２日目３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－２と伸ばせず、６位下がって１６位タイとなっている。
２日目はコース〔２〕のアウトスタートでトータル－２からスタートして、前半では１ボギーの＋１、トータル－１と少し落としたが、後半に入ってからは３バーディー、２ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばしてスタート時点に戻した。
久常涼スコア伸ばせず六位下げ
それでも上位留まるのかも
久常涼上位通過で強さ魅せ
久常涼上位通過で期待させ
世界ランキング２７位のライアン・フォックス（ニュージーランド、３５歳、１７８㎝、９８㎏）は２日目－４、トータル－１まで伸ばし、８１位も上げて２２位タイに付けて来た。
フォックスや確り伸ばし上げて魅せ
フォックスや大きく上げて強さ魅せ
フォックスや中位で通過意地を魅せ
そして、金谷拓実は２日目２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－１と維持し、１位上げて２２位タイに付けて来た。
２日目はコース〔１〕のインスタート（第１０ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と維持し、後半に入ってからも１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と維持している。
金谷拓実スコア維持して上げて魅せ
金谷拓実中位で通過意地を魅せ
金谷拓実中位で通過期待させ
世界ランキング４０４位のデビッド・ホージー（イングランド、３７歳、１８０㎝、７０㎏）は２日目－１、トータルイーブンと少し伸ばし、３０位も上げて３２位タイに付けて来た。
ホージーや少し伸ばして上げて魅せ
ホージーや大きく上げて力魅せ
ホージーや中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１９７位で先週は２位タイに入っていたジェーソン・スクリベナー（オーストラリア、３３歳、１８３㎝、７０㎏）は２日目イーブン、トータルイーブンと維持し、１位上げて３２位タイに付けて来た。
スクリベナースコア維持して上げて魅せ
スクリベナー中位で通過意地を魅せ
スクリベナー中位で通過期待させ
そして、岡田晃平は２日目１バーディー、３ボギーの＋２、トータルイーブンと落とし、２２位も下がって３２位タイとなっている。
２日目はコース〔２〕のアウトスタートで、トータル－２からスタートし、前半では２ボギーの＋２、トータルイーブンと落としたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータルイーブンと維持している。
大分下げ岡田晃平プロ達の
刺激を受けて此の後期待
世界ランキング５７位のルーカス・ハーバート（オーストラリア、２６歳、１８８㎝、７８㎏）は２日目＋２、トータルイーブンと落とし、２２位も下がって３２位タイとなっている。
世界ランキング６７位のキャメロン・デービス（オーストラリア、２７歳、１９３㎝、８２㎏）は２日目イーブン、トータル＋１と維持し、２０位も上げて４２位タイに付けて来た。
デービスやスコア維持して上げて魅せ
デービスや大きく上げて強さ魅せ
デービスや余裕の通過意地を魅せ
世界ランキング１０９位のラスムス・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ニコライ・ホイガールトと双子）は２日目イーブン、トータル＋２と維持し、２７位も上げて５９位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ラスムスや少し維持して上げて魅せ
ラスムスや大きく上げて強さ魅せ
ラスムスや何とか通過意地を魅せ
そして、世界ランキング３位で先週の覇者、キャメロン・スミス（オーストラリア、２９歳、１８０㎝、７８㎏）は２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも、３位上げて５９位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
落としても何とか通過スミスかな
三位上げ何とか通過スミスかな
意地を魅せ何とか通過スミスかな
以上で、５９位タイまでに入っていた７１名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング７４位で少し前までは米国男子ツアーにおいてもトップクラスであった印象のあるマーク・リーシュマン（オーストラリア、３９歳、１８８㎝、９１㎏）、世界ランキング４００位のトッド・シノット（オーストラリア、３０歳、１９１㎝、９０㎏）は共にトータル＋３で７２位タイ、世界ランキング４０２位のウェイド・オムスビー（オーストラリア、４２歳、１７５㎝、７３㎏）はトータル＋１０となり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
