sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終日、山下美夢有おめでとう!・・・R4.11.28①

 先週の木曜日の朝から宮崎県にある「宮崎カントリークラブ(6487ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの最終戦、メジャー大会の「JLPGAツアーチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日感動的に終わった。

 

 公式サイトによると、賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は3000万円で、選ばれし40名による予選落ちの無い大会となっていた。

 

 このツアーでの注目ポイントは若手有望選手の台頭と、それに刺激を受け、引っ張られるように調子を上げて来た実力派中堅・ベテラン選手の健闘であろうか!?

 

 ともかく、実力派外国人選手があまり目立たなくなっているのが嬉しい。

 

 先日我が国で開催された米国女子ツアー、「TOTOジャパンクラシック」のように米国女子ツアーメンバーが大挙押し寄せて来ても、何とか勝負になっているように見えたから、そりゃ毎回見応えがあるはずである。

 

 今回の目玉は、米国女子ツアーを主戦場とする世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、ツアールーキーながら既に優勝している安定プレイが特徴の古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング33位で新世紀世代をリードするひとり、昨年の米国女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング43位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝して今年は3位に入った渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)が出場していたことであろうか!?

 

 なお、ライブ中継であるが、テレビではCS放送の日テレジータスで木曜日、金曜日の午前、午後、および土曜日、日曜日の午前に放送されていた。

 

 要するに、残念ながら最後まではライブで魅せない旧タイプのままであった。

 

 有料でもたっぷり視たい向きにはインターネットの動画配信サイトのGOLFTV、DAZN、U-NEXTで配信されていた。

 

        国内の女子のツアーは幅広い

        世代の選手競り合うのかも

 

        国内の女子のツアーは海外の

        選手に伍する力あるかも

 

 さて、首位タイに入ってプレーオフの1ホール目でバーディーを決めて見事優勝したのは世界ランキング25位で新世紀世代を代表し、同世代の活躍に大いに刺激を受けて調子を上げてからは好調を維持して来て既に年間女王を決めている山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-15まで伸ばし、結果として首位を維持したことになった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、この大会では初日から全員アウトスタート(第1ホールから)で、最終組でトータル-13からスタートし、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩いて後続の追い着かれ、2ホールをパーで凌いでる内に一旦は追い抜かれたが、第6ホールでバーディーを決めてトータル-13に戻して首位タイに並び、続く第7ホールでバーディーを決めてトータル-14に伸ばして単独首位に抜け出ている。

 

 そして残りの2ホールをパーで凌いだので、トータル-14のまま後半へと繋ぎ、この時後続に追い着かれている。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めてトータル-15に伸ばし、また単独トップに立ったが、続く2ホールをパーで凌いでいる間にまた後続に追い着かれ、続く第13ホールでバーディーを決めてまた単独首位に立った。

 

 そして、1つ空いて第15ホールでボギーを叩いたのでトータル-15に戻り、また後続の勝みなみに追い着かれて、残りの3ホールをパーで凌ぎ、トータル-15のままホールアウトしてプレーオフに突入した。

 

 そこで落ち着いて決めるところが流石ではないか!?

 

 なお、これで国内女子ツアーにおいて今年5勝目で同世代の西郷真央に追い着き、通算では6勝目となった。

 

 意識していた平均ストロークに付いても無事60台を達成し、これは国内女子ツアーでは申ジエに続く2人目で、日本人としては初となった。

 

 それに獲得賞金額に付いても国内女子ツアーの新記録となったそうで、記録尽くめで今シーズンを終えられたのであるから、まさに小さな巨人ではないか!?

 

        山下や首位を維持して勝って魅せ

 

        山下やプレーオフ勝ち強さ魅せ

 

        山下や記録尽くめで強さ魅せ

 

 首位タイに入ってクラブハウスリーダーとして暫らく待ち、プレーオフの1っホール目で負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング59位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングで鍛え上げて飛ばし屋に変身して来年度には米国女子ツアー本格参戦を目指している勝みなみ(24歳、157㎝)は最終日は9バーディー、2ボギーの-7、トータル-15と期待通り爆発的伸ばし、結果として4位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、最終組から3組前でトータル-8からスタートして、前半ではいきなり第1、2ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでバーディーを決め、1つ空いて第6ホールでもバーディーを決めたので、この時点でトータル-12となり、遂に首位タイに並んだ!

 

 そして、続く第7ホールでもバーディーを決めてトータル-13まで伸ばして一旦単独首位に立ったが、続く第8ホールでボギーを叩いて山下美夢有に首位タイに並ばれ、続く第9ホールでバーディーを決め、トータル-13に戻して山下美夢有と並んだまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って3ホールをパーで凌いでいる間に山下美夢有に引き離されたが、続く第13、14ホールと連続でバーディーを決め、トータル-15まで伸ばしてまた追い着き、続く第15ホールでボギーを叩いてまた離されている。

 

 そして、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールにロングパットを見事に決めてトータル-15に戻し、また首位タイに追い着いてホールアウトしている。

 

 この爆発力、メリハリある外国人猛者的なプレイ、流石としか言いようがない!?

 

 米国女子ツアーへの本格参戦、活躍に今から期待が膨らんで来た。

 

        勝みなみ爆発魅せて二位を維持

 

        勝みなみ期待通りに爆発し

 

        勝みなみ二位を維持して強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング105位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばして3位を維持した。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、最終組の1組前の組でトータル-12からスタートして、前半では8ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めたので、結局1打伸ばし、トータル-13として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めたので、トータル-14まで伸ばして遂に首位タイに追い着き、続く2ホールをパーで凌いでいる間に一旦離されたが、続く第13ホールでバーディーを決めてトータル-15まで伸ばして再び首位タイに並んだ。

 

 しかし、続く第14、15ホールと連続でボギーを叩いたので、トータル-13まで落として優勝戦線から脱落し、残りの3ホールをパーで凌いだので、トータル-13のままホールアウトしている。

 

        菊地絵理香少し伸ばして三位維持

 

        菊地絵理香競り合い魅せて楽しませ

 

        菊地絵理香三位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング67位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いところからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は最終日-3、トータル-11と伸ばし、2位上げて4位タイに入った。

 

        吉田優利確り伸ばし上げて魅せ

 

        吉田優利最後も上げて強さ魅せ

 

        吉田優利四位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング45位でプラチナ世代の国内組を代表し、来シーズンには米国女子ツアーへの本格参戦を目指している西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)は最終日-1、トータル-11と少し伸ばし、1位上げて4位タイに入った。

 

 勝みなみ同様、西村優菜も米国での予選会前にちょっと無理してでも出場した甲斐はあったようだなあ。

 

        西村優菜少し伸ばして上げて魅せ

 

        西村優菜最後も上げて強さ魅せ

 

        西村優菜四位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング125位で実力派外国人選手のひとり、米国女子ツアーへも行けそうな実力者ながら体調の都合もあって国内女子ツアーを主戦場として来たイ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)は最終日+2、トータル-11と落とし、3位下がって4位タイとなった。

 

 世界ランキング156位で実力派若手外国人選手のひとり、セキ・ユウティン(中国、24歳、171㎝、63㎏)は最終日-2、トータル-9と伸ばし、1位上げて8位タイに入った。

 

        セキユウティンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        セキユウティン最後は上げて強さ魅せ

 

        セキユウティン八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング120位で実力派若手選手のひとり、はんなり系で人気の高い三ヶ島かな(26歳、164㎝、51㎏)は最終日+2、トータル-9と落とし、4位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング43位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝して今年は3位に入った相変わらず人気の高い渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)は最終日-6、トータル-7と大きく伸ばし、13位上げて10位タイに入った。

 

 2日目、3日目と下がって行っても、最終日にこうして上げて来るところは、米国女子ツアーを主戦場としているだけあって、流石ではないか!?

 

        渋野日向子大きく伸ばし上げて魅せ

 

        渋野日向子最後は上げて意地を魅せ

 

        渋野日向子十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング33位で新世紀世代をリードするひとり、昨年米国女子オープンで優勝して米国女子ツアーでも飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)は最終日-5、トータル-7と大きく伸ばし、10位上げて10位タイに入った。

 

 笹生優花も渋野日向子と同様に、最後に上げて来る強さを見せてくれたようである。

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

        笹生優花最後は上げて意地を魅せ

 

        笹生優花十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング94位で実力派ベテラン選手のひとり、先々週に11年振りの国内女子ツアー6勝目を上げた飛ばし屋の藤田さいき(36歳、168㎝、67㎏)は最終日-3、トータル-7と伸ばし、6位上げて10位タイに入った。

 

        藤田さいき確り伸ばし上げて魅せ

 

        藤田さいき最後は上げて意地を魅せ

 

        藤田さいき十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング84位で実力派若手選手をリードするひとり、長期に亘る不振から昨年復調して念願の国内女子ツアー初優勝を果たして今年2勝目を上げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、3位上げて10位タイに入った。

 

        堀琴音じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        堀琴音最後は上げて強さ魅せ

 

        堀琴音十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング71位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国および韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、2位上げて14位タイに入った。

 

        申ジエやじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        申ジエや後半上げて意地を魅せ

 

        申ジエや上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング32位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズン賞金女王に輝いた稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、5位下がって14位タイとなった。

 

 世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、安定を売りとして主戦場とする米国女子ツアーでは既に優勝しているツアールーキーの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、1位上げて22位タイに入った。

 

        古江彩佳じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        古江彩佳最後は伸ばし上げて魅せ

 

        古江彩佳中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング79位で昨年6月に2020年度最終プロテストに合格した93期生を代表し、昨年直ぐにステップアップツアーで優勝して今年は国内女子ツアーで連勝した岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、3位上げて25位タイに入った。

 

        岩井千怜少し伸ばして上げて魅せ

 

        岩井千怜最後は上げて強さ魅せ

 

        岩井千怜中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング70位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のツアーでも強いところを見せて来た上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、2位下がって25位タイとなった。

 

 世界ランキング42位で昨年11月に2021年度の最終プロテストに合格した94期生を代表し、ステップアップツアーで優勝して直ぐにレギュラーツアーでも優勝して既に2勝目も上げた川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)は最終日イーブン、トータル+3と維持し、3位上げて30位タイとなった。

 

        川﨑やスコア維持して上げて魅せ

 

        川﨑や最後は上げて強さ魅せ

 

        川﨑や中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング93位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たした高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は最終日+2、トータル+4と落としながらも、32位タイを維持した。

 

        高橋や落としながらも中位維持

 

        高橋や中位維持して強さ魅せ

 

        高橋や中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング88位で狭間世代をリードするひとり、国内女子ツアーの初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)は最終日+1、トータル+9と少しながらも落とし、単独37位を維持した。

 

        菅沼菜々落としながらも順位維持

 

        菅沼菜々順位維持して意地を魅せ

 

 世界ランキング65位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている不思議ちゃんで人気の高い小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日+5、トータル+10大きく落とし、3位下がって単独38位となった。

 

 世界ランキング98位でトップ合格した94期生で、国内女子ツアーで既に優勝している尾関彩美悠(19歳、158㎝、50㎏)は最終日+2、トータル+11と落とし、単独39位を維持した。

 

        尾関彩美悠落としながらも順位維持

 

        尾関彩美悠順位維持して意地を魅せ

 

 そして、世界ランキング28位で新世紀世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げたかと思うと瞬く間に5勝目まで積み重ねた西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)は最終日+9、トータル+26と大きく落とし、最下位の単独40位のままであった。

 

 心身に特に大きなトラブルは無いのかと心配して来たが、最終日に漸くその辺りに触れた記事を見た。

 

 どうやらドライバーの調子が合わないようで、第1打を打つのが怖くなった、なんて言っている。

 

 まあイップスのようなものなのかも知れないが、幸いこれから暫らくはオフとなるから、この際ゆっくり休養を取ることも大事なのかも知れない。