sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

伊藤園レディスゴルフトーナメント最終日、山下美夢有おめでとう! ・・・R4.11.14②

 11月11日(金)の7時半から千葉県にある「グレートアイランド倶楽部(6741ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「第38回伊藤園レディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が11月13日(日)に終わった。

 

 公式サイトによると、賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に38位タイまでに入っていた53名の選手が最終日1日の決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。

 

 このツアーでの注目ポイントは若手有望選手の台頭と、それに刺激を受け、引っ張られるように調子を上げて来た実力派中堅・ベテラン選手の健闘であろうか!?

 

 ともかく、実力派外国人選手があまり目立たなくなっているのが嬉しい。

 

 先々週の米国女子ツアー、「TOTOジャパンクラシック」ように米国女子ツアーメンバーが大挙押し寄せて来ても、何とか勝負になっているから、そりゃ毎回見応えがあるはずである。

 

 今回目玉のひとつは世界ランキング457位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、175㎝)が出場したことか!?

 

        国内の女子のツアーは若手等に

        中堅古参競り合うのかも

 

        競り合えば光を発し眩しくて

        親父も元気貰えるのかも

 

 なお、ライブ中継であるが、テレビでは地上波のテレビ朝日系列で土曜日の午後に1時間程度、CS放送のスカイAで金曜日、土曜日の8~13時に放送されていた。

 

 有料でもたっぷり視たい向きにはインターネットの動画配信サイトのGOLFTV、DAZN、U-NEXTで配信されていた。

 

 ただ、残念なことにGOLFTVに付いては12月に撤退するようなので、選択肢のひとつが減ることになる。

 

 さて、単独首位に再浮上して見事逆転優勝したのは世界ランキング31位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍から大いに刺激を受けて調子を上げた後は好調を維持している山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)で、最終日1バーディーの-1、トータル-12と少し伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組で回り、トータル-11からスタートして、前半では全てパーで凌いだので、トータル-11のまま後半へと繋ぎ、後半に入ってからも5ホールをパーで繋いだ。

 

 そして第15ホールで漸くバーディーを決めてトータル-12まで伸ばし、ここで首位タイに並んでいる。

 

 残り3ホールをパーで凌ぎ、トータル-12を維持したが、その間に他の選手が落として行ったので、優勝に繋がっている。

 

 なお、これで今年4勝目、通算5勝目となり、今シーズンの年間女王に輝いている。

 

        山下や少し伸ばして勝って魅せ

 

        山下や最後は上げて勝って魅せ

 

        山下や逆転勝ちで強さ魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング231位で実力派中堅選手のひとり、はんなり系で人気の高いひとりでもある岸部桃子(28歳、162㎝、52㎏)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で回り、トータル-10からスタートして、前半では5ホールを4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決め、1つ空いて第7ホールでもバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-12として首位争いに加わって後半へと繋いでいる。   

 

 後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12ホール出ボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでバーディーを決めたので、この時点でトータル-12として首位タイに並んでいる。

 

 しかし、1つ空いて第17ホールでボギーを叩いたのでトータル-11として一歩後退し、そのままホールアウトしている。

 

        岸部桃子少し伸ばして上げて魅せ

 

        岸部桃子連日上げて力魅せ

 

        岸部桃子二位に入って力魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング74位で実力派ベテラン選手を代表し、海外ツアーにも強いところを見せて来た上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)で、最終日1ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル-10と落として2位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で回り、トータル-13からスタートして、前半では全てパーで凌いだのでトータル-13のまま後半へと繋ぎ、後半に入ってから2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでボギーを叩き、この時点でトータル-12に落としたが、まだ単独首位を維持していた。

 

 そして続く3ホールをパーで凌いでいる間、第15ホールで同組の2人、山下美夢有、岸部桃子が伸ばして来たので並ばれ、第16ホールでダブルボギーを叩いてしまったので、トータル-10まで落として逆転された。

 

 残りの2ホールをパーで凌いだので、結局トータル-10のままホールアウトしている。

 

        上田桃子最後に落とし二位下がり

        優勝までは行かないのかも

 

        上田桃子首位争いで楽しませ

 

        上田桃子三位に入り強さ魅せ

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング30位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズンの賞金女王に輝いた稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)で、最終日3バーディーの-3、トータル-9と伸ばして6位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからは2バーディーの-2、トータル-9と伸ばしている。

 

        稲見萌寧確り伸ばし上げて魅せ

 

        稲見萌寧じわじわ上げて強さ魅せ

 

        稲見萌寧四位に入り強さ魅せ

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング246位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格した93期生でプラチナ世代の上野菜々子(22歳、163㎝、57㎏)、世界ランキング52位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格した94期生を代表し、ステップアップツアーの優勝に続いてレギュラーツアーでも優勝して既に2勝目も上げている川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 上野菜々子は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしている。

 

        上野菜々子じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        上野菜々子連日上げて力魅せ

 

        上野菜々子五位に入って力魅せ

 

 川﨑春花は最終日2バーディー、2ボギーのイーブンと伸ばせず1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばしたものの、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-8と少し落としてスタート時点に戻っている。

 

        川﨑やスコア伸ばせず一位下げ

 

        川﨑やスコア維持して意地を魅せ

 

        川﨑や五位に入って強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング24位で新世紀世代の国内組を代表し、今年念願の国内女子ツアー初優勝を決めてからは瞬く間に5勝目まで積み上げた西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)は最終日イーブン、トータル-7と伸ばせず、2位下がって7位タイとなった。

 

 世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表し、来シーズン米国女子ツアーへの本格参戦を目指している西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、6位下がって11位タイとなった。

 

 世界ランキング65位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、10位上げて16位タイに入った。

 

        吉田優利少し伸ばして上げて魅せ

 

        吉田優利確り上げて強さ魅せ

 

        吉田優利上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング82位で狭間世代をリードするひとり、初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)は最終日+2、トータル-5と落とし、11位下がって16位タイとなった。

 

 世界ランキング98位で94期生のトップ合格者である尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は最終日+2、トータル-4と落とし、10位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング113位で実力派中堅外国人選手のひとり、ペ・ソンウ(韓国、28歳、166㎝、59㎏)は最終日イーブン、トータル-3と維持し、8位上げて23位タイに入った。

 

        ペソンウやスコア維持して上げて魅せ

 

        ペソンウや最後は上げて強さ魅せ

 

        ペソンウや中位に入り意地を魅せ

 

 そして世界ランキング457位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、175㎝)は最終日+3、トータル-2と落とし、13位下がって30位タイとなった。

 

 期待していた程は上がらず、すっきりしない結果が続いているようでも、予選落ちはせず、好いところを見せて来たから、やっぱり一歩抜けた存在であることは確かなようである。

 

 世界ランキング109位で実力派ベテラン選手のひとり、結構飛ばし屋の藤田さいき(36歳、168㎝、67㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、2位下がって40位タイとなった。

 

 世界ランキング79位で実力派若手選手のひとり、長期に亘る不調から昨年復調して念願の国内女子ツアー初優勝を決めて今年2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)、世界ランキング80位で93期生を代表し、既に昨年逸早くステップアップツアーで優勝して今年レギュラーツアーで連勝した岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング115位で実力派ベテラン選手のひとり、菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は3人共最終日+2、トータルイーブンと落とし、6位下がって44位タイとなった。

 

 世界ランキング69位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)は最終日+3、トータル+1と落とし、11位下がって49位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング52位で黄金世代をリードするひとり、中々休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日+9、トータル+7と大きく落とし、14位下がって52位タイとなった。

 

 それから予選ラウンド終了時点において世界ランキング106位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広い優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)、世界ランキング117位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の三ヶ島かな(26歳、164㎝、51㎏)は共にトータル-1で54位タイ、世界ランキング122位で93期生をリードするひとり、岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)はトータル+1で68位タイ、世界ランキング100位で94期生をリードするひとり、佐藤心結(19歳、161㎝、57㎏)、世界ランキング105位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を遂げた植竹希望(ノゾミ、24歳、170㎝、59㎏)はともにトータル+2で73位タイ、世界ランキング59位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングによって飛ばし屋に変身して来シーズンの米国女子ツアー本格参戦を目指している勝みなみ(24歳、157㎝)、世界ランキング87位で黄金世代をリードするひとり、今年漸く念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は共にトータル+3で78位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っていた。