10月も第4週となった。
如何にも秋の空らしく、時折崩れ、蒸し暑くなることもあるが、全体的には朝夕めっきり涼しくなって、過ごし易くなった。
私が住む奈良県でも最高気温が25℃を超えず、最低気温が15℃を切っており、ちょっと油断すると風邪を引きそうなほどである。
今週はこれからまあまあの天気が続くようであるが、場所によっては週末に向かって雲が広がり、多少崩れるような予報も出ている。
そんな中、今週も開催が予定されているゴルフツアーが幾つかあり、日本人選手が出場する予定の試合はまあまあありそうなので、結構楽しみである。
今回は女子ツアーに付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内で開催されるツアーから見て行くと、既に昨日、千葉県にある「カメリアヒルズカントリークラブ(6508ヤード、パー72)」においてレベル的には国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーより下で、25歳以下のプロテスト合格を目指す選手に試合の機会を与えるマイナビネクストヒロインゴルフツアー、「PIM Ladies Tournament」が開催され、無事終わった。
公式サイトによると、賞金総額は200万円で、選ばれし40名による大会となっているが、1人欠場者が出たので、39名によって戦われ、プラチナ世代の手束雅(21歳、167㎝)がトータル-5まで伸ばして優勝している。
今年度のプロテストでは10月11日(火)~14日(金)に行われた第2次予選B地区で8位タイに入っており、最終プロテストに進出している。
その勢いがまだ続いているのかも知れないなあ。
手束雅大きく伸ばし勝って魅せ
手束雅プロテストでも頑張って
其の勢いで勝っているかも
また10月20日(木)の朝から兵庫県にある「マスターズゴルフ倶楽部(6585ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2億円、優勝賞金は3600万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。
そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。
今週の目玉は、世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、米国女子ツアーを主戦場として安定した成績を残している、そして先週このツアーで見事優勝した古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング457位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、175㎝、60㎏前後)、世界ランキング167位で94期生(昨年の11月に2021年度のプロテストに合格)、先週ステップアップツアーにおいて連勝で5勝目を挙げた櫻井心那(ココナ、18歳、166㎝、62㎝)の出場か!?
古江彩佳米国仕込み正確な
ショット連勝期待するかも
馬場咲希や悔しさばねに今週は
更に躍進期待するかも
櫻井やステップ一気駆け上がり
レギュラー勝利期待するかも
嗚呼、誰を応援するか、迷っちゃうなあ。
なおライブ中継であるが、公式サイトによると、テレビで全国的に視られるものとしてはBS-TBSで土曜日の午後に1時間ほど、日曜日の午後に3時間ほど、CS放送のGAORAで金曜日の午後に3時間ほど予定されている。
どうやら最後までライブ中継されそうで、有り難い。
確り視る派には今回もインターネット配信のGOLFTV、DAZN、U-NEXTで4日間に亘って午前から午後まで予定されている。
国内の女子のツアーは次々と
スター輝き眩しいのかも
国内の女子のツアーは若手等が
連鎖しながら勝っているかも
国内の女子のツアーはテレビより
ネット確り視られるのかも
なお、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーの方に目を移すと、10月20日(木)の朝から韓国江原道原州市にある「オークバレーカントリークラブ(6726ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのアジアシリーズ、「BMW選手権」が4日間の日程で開催される。
公式サイトによると、賞金総額は200万ドルで、約1ドルを148.9円とすると約2億9780万円となり、選ばれし78名による予選落ちの無い大会となるそうな。
日本人選手としては、世界ランキング9位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング30位で新世紀世代を代表し、昨年の全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング36位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝し今年は3位に入った渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)が出場する予定である。
ところで余談ではあるが、笹生優花と渋野日向子の仲好し動画が公開されているが、その中で背比べするシーンがあり、笹生優花が少し大きいように見える。
そう言えば米国進出前の渋野日向子に付いてスポーツナビでは165㎝としていたが、米国進出し出してから何時の間にか167㎝に変更されている。
メジャーリーグに参戦していた時のマー君こと田中将大の身長が191㎝となっており、その前後日本で活躍している時は188㎝となっているのと同じようなことか!?
それに、米国で活躍している韓国人選手、韓国系選手の身長も当初は大き目で、活躍するに連れ小さくなって来るように思われる。
米国で戦う選手大き目に
言って気合を入れているかも
なお、ライブ中継に付いては何時も通りWOWOWとGOLFTVで全日に亘ってたっぷりと予定されており、今回は時差が無いので、寝不足を気にせず楽しむことが出来る。
また10月20日(木)の昼頃から時差-3時間半のインドにある「DLF Golf and Country Club」において欧州女子ツアー、「Hero インド女子オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は40万ドルとなっているから、約5956万円となる。
どうやら日本人選手は出場しないようである。
それから、10月21日(金)の朝から韓国江原道平昌郡にある「Alpensia(6492ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)の微妙な大会、「WEMIX選手権」が3日間に日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は10億ウォンとなっており、1ウォンを約0.104円とすると、約1億0400万円となっている。
微妙なと言うのは、同国で並行して開催される米国女子ツアーとの関係で開催されるかどうか分からない面もあったようだが、韓国女子ツアーを主戦場とする選手に出場権が回って来なかったか、放送権料で折り合わなかったのか、ともかく以前のニュースでは名称も決まっていなかった大会のようである。
それはまあともかく、このツアーは今年33大会開催される予定で、賞金総額305億ウォンと発表されており、約31億7000万円となるから、国内女子ツアーの38試合、42億9600万円に迫る規模となっている。
会場は国内女子ツアーに比べて長い場合も多く、実力的には世界レベルの大型選手も次々と出現しているので、米国女子ツアーとの距離が近く、ポイント配分も高いのかも知れない。
国内女子ツアーにとっても無視出来ないツアーとなっている。
韓国の女子のツアーは米国に
繋がり易いレベルなのかも
今回は同じ江原道で開催される等、むしろ対抗している気もするけどね。
それから今週は、米国女子ツアーの下部ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアーはオフに入っており、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)は残念ながらオープンウイークとなっている。