sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

日本女子オープンゴルフ選手権最終日、勝みなみおめでとう! ・・・R4.10.3①

 先週の木曜日の朝から千葉県にある「紫カントリークラブ・すみれコース(6849ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの公式戦(メジャー大会)、「日本女子オープンゴルフ選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日、感動の内に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に54位タイまでに入っていた64名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。

 

 そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。

 

 先々週も世界ランキング32位で新世紀世代をリードするひとり、同世代の活躍に強い刺激を受けて調子を上げてからは絶好調が続いている山下美夢有(21歳、150㎝、50㎏)が完全優勝でこのツアーにおいて今年3勝目を挙げ、通算で4勝目としている。

 

 それに、先週は世界ランキング613位で一躍注目を浴びるようになったスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、176㎝)が出場していたので、これも楽しみで、初日は+1と少し落としながらも22位タイとアマチュアではトップタイのまあまあ好発進で、2日目にはトータル+2と少し落としながらも15位タイに上げて、余裕の予選通過を果たしている。

 

 そして3日目には一流プロも軒並みスコアを落とす難しい設定の中、トータル+4まで落としながらも10位タイに上げているから、やっぱり凄い!?

 

 なおライブ中継であるが、NHKのBS1から地上波と繋いで4日間に亘りたっぷりと放送されて早速初日から楽しませて貰ったが、始まるのが遅く、また状況によっては最後まで放送してくれなかったので、そこには不満が残った。 

 

        国内の女子のツアーは次々と

        スター輝き眩しいのかも

 

        国内の女子のツアーは若手等が

        刺激し合って勝っているかも

 

 さて単独首位に抜け出て見事逆転優勝し、この大会連覇を果たしたのは世界ランキング65位で黄金世代をリードするひとり、厳しいウエイトトレーニングによって同世代の中でも有数の飛ばし屋へと変身した勝みなみ(24歳、157㎝)で、最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-3と伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドに入ってからは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+1からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、1つ空いて第5ホールでもまたバーディーを決め、1つ空いて第7~9ホールと連続でバーディーを決めたので、結局一気に5打伸ばし、トータル-4として首位争いに加わり、後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは3ホールをパーで凌いだ後、第13、14ホールと連続でボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでバーディーを決めたので、結局後半では1打落とし、トータル-3としてホールアウトし、クラブハウスリーダーとして後続を待つことになった。

 

 そして最後のチャレンジに出た申ジエが一歩及ばず、大会の連覇を決めた。

 

 なお、国内女子ツアーでは今年2勝目、通算8勝目となっている。

 

        勝みなみ確り伸ばし勝って魅せ

 

        勝みなみ前半伸ばし勝って魅せ

 

        勝みなみ決勝で上げ勝って魅せ

 

        勝みなみ逆転勝ちで強さ魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング79位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国において賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-2と伸ばせず、1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-2からスタートし前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩いたが、空かさず第4ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第6、7ホールと連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-4として激しい首位争いをしながら後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは第11ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもまたボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもまたボギーを叩いたので、この時点でトータル-1まで落としており、トータル-3まで伸ばしてホールアウトしている勝みなみに追い着くには第18ホールでイーグルを決めるしかなくなった!

 

 そして果敢にチャレンジして惜しくもイーグルパットは外し、この時点で勝みなみの優勝が決まった。

 

 それでもバーディーは決めたのでバウンスバック!

 

 結局後半では2打落とし、トータル-2としてホールアウトしている。

 

        申ジエやスコア伸ばせず一位下げ

 

        申ジエやチャレンジ外れ一位下げ

 

        申ジエや二位に入って強さ魅せ

 

 なお、この2人だけが4日間トータルでアンダーパーとなったことが如何に難しい設定であったかを物語っている!?

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表し、海外ツアーに参戦して好成績を挙げて来たに西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング32位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達から刺激を受けて調子を上げ続けている山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング71位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)で、トータルイーブンであった。

 

 西村優菜は最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして7位上げて来た。

 

 最終日はトータル+4からスタートし、前半では1バーディーの-1、トータル+3と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディー、1ボギーの-3、トータルイーブンと確り伸ばしている。

 

        西村優菜確り伸ばし上げて魅せ

 

        西村優菜決勝で上げ強さ魅せ

 

        西村優菜三位に入り強さ魅せ

 

 山下美優有は最終日1イーグル、2バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持している。

 

 最終日はトータル+1からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-2と伸ばし、これはもしかして優勝もあるかと期待させた!?

 

 それぐらい効果的であったのが第9ホールでのイーグルであった。

 

 そして後半に入ってからは2ボギーの+2、トータルイーブンと落としている。

 

 なお、これで国内女子ツアーで13試合連続ベストテン入りとなった!

 

        山下や少し伸ばして三位維持

 

        山下や前半伸ばし優勝も

        あるかと期待楽しませたかも

 

        山下や三位に入り強さ魅せ

 

 吉田優利は最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1と少し落として1位下がった。

 

 最終日はトータル-1からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばし、彼女ももしかして優勝かと期待させた!?

 

 そして後半に入ってからは1バーディー。1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータルイーブンと落としてホールアウトしている。

 

        吉田優利前半伸ばし期待させ

 

        吉田優利後半落とし一位下げ

 

        吉田優利三位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング69位で実力派若手選手のひとり、長期に亘った低迷から昨年漸く復調して念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げ、今年2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)、世界ランキング104位で実力派中堅外国人選手のひとり、ペ・ソンウ(韓国、28歳、166㎝、59㎏)は共に最終日-1、トータル+4と少し伸ばし、9位上げて7位タイに入った。

 

        堀琴音少し伸ばして上げて魅せ

 

        堀琴音連日上げて強さ魅せ

 

        堀琴音七位に入り強さ魅せ

 

        ペソンウや少し伸ばして上げて魅せ

 

        ペソンウや最後に上げて意地を魅せ

 

        ペソンウや七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+4と少し落としながらも7位タイを維持した。

 

        小祝や落としながらも七位維持

 

        小祝や耐えるゴルフで七位維持

 

        小祝や七位維持して強さ魅せ

 

 世界ランキング107位で実力派ベテラン選手のひとり、結構飛ばし屋の藤田さいき(36歳、168㎝、67㎏)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、5位上げて11位タイに入った。

 

        藤田さいきスコア維持して上げて魅せ

 

        藤田さいきスコア維持して上位入り

        ベテランの味魅せられたかも

 

 そして、世界ランキング613位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、176㎝)は最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル+5と少し落とし、1位下がって11位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+4からスタートし、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第3ホールでバーディーを決めて取り返し、続く4ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでボギーを叩いたので、結局1打落とし、トータル+5として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決めたが、続く第13ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、続く3ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでボギーを叩いたが、空かさず第18ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 結局後半ではスコアを維持し、トータル+5のままホールアウトしている。

 

 なお、この結果、ローアマチュアに輝いた。

 

        馬場咲希や大崩れせず力魅せ

 

        馬場咲希や上位に入り力魅せ

 

        馬場咲希やローアマチュアに輝いて

        期待通りの力出すかも

 

        馬場咲希や河本結も上回り

        最終日まで期待膨らみ

 

 世界ランキング116位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格し、今年既にステップアップツアーで優勝して翌週には国内女子ツアーで優勝している川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)は最終日+4、トータル+6と落とし、9位下がって単独15位となった。

 

 世界ランキング77位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格し、直ぐにステップアップツアーで優勝して、今年は同期のトップで国内女子ツアーに優勝し、更に連勝した岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日-2、トータル+7と伸ばし、24位も上げて16位タイに入った。

 

        岩井千怜最後に伸ばし上げて魅せ

 

        岩井千怜大きく上げて強さ魅せ

 

        岩井千怜上位に入り強さ魅せ

 

 このツアーで優勝した後、疲れが出たのか!? 予選落ちを繰り返していた2人が好い感じで戻って来て、ホッとさせる。

 

 世界ランキング112位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の三ヶ島かな(26歳、164㎝、51㎏)は最終日+1、トータル+7と少し落としながらも、8位上げて16位タイに入った。

 

        三ヶ島かな落としながらも上げて魅せ

 

        三ヶ島かな決勝で上げ強さ魅せ

 

        三ヶ島かな上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング85位で狭間世代の注目株、初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)は最終日イーブン、トータル+8と維持し、13位上げて22位タイに入った。

 

        菅沼菜々スコア維持して上げて魅せ

 

        菅沼菜々確り上げて強さ魅せ

 

        菅沼菜々最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング148位で実力派若手選手のひとり、木村彩子(26歳、155㎝、50㎏)は最終日+3、トータル+8と落とし、6位下がって22位タイとなった。

 

 世界ランキング70位で実力派ベテラン選手を代表して、海外ツアーでも強いところを見せて来たが、国内のメジャー大会では初優勝が待たれる上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)は最終日+4、トータル+8と落とし、12位下がって22位タイとなった。

 

 世界ランキング111位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は最終日-1、トータル+9と少し伸ばし、18位上げて30位タイに入った。

 

        菊地絵理香少し伸ばして上げて魅せ

 

        菊地絵理香確り上げて強さ魅せ

 

        菊地絵理香最後は上げて意地を魅せ  

 

 世界ランキング119位で実力派中堅外国人選手のひとり、イ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)は最終日+3、トータル+9と落とし、6位下がって30位タイとなった。

 

 世界ランキング125位で実力派若手外国人選手のひとり、森田遥(中国、26歳、164㎝)は最終日+8、トータル+9と大きく落とし、27位も下がって30位タイとなった。

 

 世界ランキング169位で昨年の6月に最終プロテストに合格し、岩井千怜に続いてステップアップツアーで優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日-1、トータル+10と少し伸ばし、20位も上げて35位タイに入った。

 

        岩井明愛少し伸ばして上げて魅せ

 

        岩井明愛大きく上げて力魅せ

 

        岩井明愛最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング109位で昨年の11月に最終プロテストにトップ合格し、先週国内女子ツアーで初優勝を成し遂げた明るい笑顔で人気の高い尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は最終日イーブン、トータル+10と維持し、13位上げて35位タイに入った。

 

        尾関彩美悠スコア維持して上げて魅せ

 

        尾関彩美悠確り上げて強さ魅せ

 

        尾関彩美悠最後も上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング76位で黄金世代をリードするひとり、念願の国内女子ツアー初優勝を今年漸く成し遂げた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は最終日+2、トータル+11と落としながらも、1位上げて39位タイに入った。

 

        高橋や落としながらも上げて魅せ

 

        高橋や最後も上げて意地を魅せ

 

 そして世界ランキング24位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズンの賞金女王にも輝いた稲見萌寧(23歳、166㎝、58㎏)は最終日+4、トータル+11と落とし、10位下がって39位タイとなった。

 

 以上のような感じで、全体に攻略に苦労したことが感じられ、また現在の状態を洗い出されたようで、ある意味凄く面白い試合になったのかも知れない。

 

 そして、明らかに若い力の台頭が見えて来たようで、今後が益々楽しみになって来た。

 

 また何度も書いて来たように、勝みなみが明らかに世界基準の力を付けて来ており、今後の米国女子ツアーへの挑戦も楽しみになって来た!?