昨朝から千葉県にある「紫カントリークラブ・すみれコース(6849ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの公式戦(メジャー大会)、「日本女子オープンゴルフ選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が日が暮れて行く中、何とか終わっている。
公式サイトによると賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。
そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。
先週も世界ランキング32位で新世紀世代をリードするひとり、同世代の活躍に強い刺激を受けて調子を上げてからは絶好調が続いている山下美夢有(21歳、150㎝、50㎏)が完全優勝でこのツアーにおいて今年3勝目を挙げ、通算で4勝目としている。
それに、今週は世界ランキング613位で一躍注目を浴びるようになったスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、176㎝)が出場しているので、これも楽しみで、初日は+1と少し落としながらも22位タイとアマチュアではトップタイのまあまあ好発進であった。
なおライブ中継であるが、公式サイトで検索してみると、NHKのBS1から地上波と繋いで4日間に亘りたっぷりと予定されており、早速初日から楽しませて貰っているが、始まるのが遅く、また最後まで放送してくれないので、そこには不満が残る。
国内の女子のツアーは次々と
スター輝き眩しいのかも
国内の女子のツアーは若手等が
刺激し合って勝っているかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング148位で実力派若手選手のひとり、木村彩子(26歳、155㎝、50㎏)で、2日目2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-2と維持して3位上げて来た。
2日目はインスタート(第10ホールから)でトータル-2からスタートし、前半では1ボギーの+1、トータル-1と少し落としたが、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばしてスタート時点に戻している。
木村彩子スコア維持して首位に立ち
木村彩子耐えるゴルフで首位奪い
木村彩子首位を奪って強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング85位で狭間世代の注目株、初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)、世界ランキング125位で実力派若手外国人選手のひとり、森田遥(中国、26歳、164㎝)で、トータル-1まで伸ばしている。
菅沼菜々は2日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして7位上げて来た。
2日目はインスタートでトータルイーブンからスタートし、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータルイーブンと維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばしている。
菅沼菜々少し伸ばして上げて魅せ
菅沼菜々後半伸ばし二位に上げ
菅沼菜々二位まで上げて強さ魅せ
森田遥は2日目1バーディー、5ボギーの+4と落として1位下がっている。
2日目はインスタートで、トータル-5からスタートし、前半では3ボギーの+3、トータル-2と落とし、後半に入ってからも1バーディー、2ボギーの+1、トータル-1と少し落としている。
森田遥スコア落として1位下げ
森田遥二位で通過し強さ魅せ
初日はアウトスタート(第1ホールから)で、前半では4バーディーの-4と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-5と少し伸ばしている。
森田遥大きく伸ばし首位に立ち
森田遥ボギー叩かず首位に立ち
森田遥首位発進で強さ魅せ
この3名だけがアンダーパーであるから、かなり難しい設定となっているようで、この後の展開が楽しみになって来た!?
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング70位で実力派ベテラン選手を代表して、海外ツアーでも強いところを見せて来たが、国内のメジャー大会では初優勝が待たれる上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング116位で昨年の11月に最終プロテストに合格し、今年既にステップアップツアーで優勝して翌週には国内女子ツアーで優勝している川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)は共に2日目イーブン、トータルイーブンと維持し、5位上げて4位タイに付けて来た。
上田桃子スコア維持して上げて魅せ
上田桃子四位まで上げ強さ魅せ
上田桃子四位まで上げメジャーでの
初優勝に期待膨らみ
川﨑やスコア維持して上げて魅せ
川﨑や四位まで上げ強さ魅せ
川﨑や四位まで上げメジャーでの
連覇に期待膨らむのかも
世界ランキング119位で実力派中堅外国人選手のひとり、イ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)は2日目+2、トータルイーブンと落としながらも、4位タイを維持している。
イミニョンや落としながらも四位維持
イミニョンや強さを魅せて四位維持
イミニョンや四位維持して強さ魅せ
世界ランキング24位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズンの賞金女王にも輝いた稲見萌寧(23歳、166㎝、58㎏)は2日目イーブン、トータル-1と維持し、13位上げて9位タイに付けて来た。
稲見萌寧スコア維持して上げて魅せ
稲見萌寧確り上げて強さ魅せ
稲見萌寧九位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング79位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国において賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)、世界ランキング104位で実力派中堅外国人選手のひとり、ペ・ソンウ(韓国、28歳、166㎝、59㎏)は共に2日目+1、トータル+1と少し落としながらも、9位タイを維持している。
申ジエや落としながら九位維持
申ジエや九位維持して強さ魅せ
申ジエや九位で通過強さ魅せ
ペソンウや落としながらも九位維持
ペソンウや九位維持して強さ魅せ
ペソンウや九位で通過強さ魅せ
世界ランキング71位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は2日目+3、トータル+1と落とし、5位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は2日目+5、トータル+1と大きく落とし、7位下がって9位タイとなっている。
そして、世界ランキング613位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、176㎝)は2日目+1、トータル+2と少し落としながらも、7位上げて15位タイに付けて来た。
2日目は一緒に回っていた西郷真央、勝みなみより好いスコアで回っていたのであるから、流石ではないか!?
馬場咲希や落としながらも上げて魅せ
馬場咲希や上位で通過力魅せ
馬場咲希や勝や西郷上回り
地力あること見せられたかも
世界ランキング65位で黄金世代をリードするひとり、厳しいウエイトトレーニングにより同世代でも有数の飛ばし屋の変身した勝みなみ(24歳、157㎝)、世界ランキング107位で実力派ベテラン選手のひとり、結構飛ばし屋の藤田さいき(36歳、168㎝、67㎏)は共に2日目+3、トータル+3と落とし、10位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング32位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達から刺激を受けて調子を上げ続けている山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)は2日目+4、トータル+3と落とし、11位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング69位で実力派若手選手のひとり、長期に亘った低迷から昨年漸く復調して念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げ、今年2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は2日目イーブン、トータル+4と維持し、38位も上げて24位タイに付けて来た。
堀琴音スコア維持して上げて魅せ
堀琴音大きく上げて強さ魅せ
堀琴音余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表し、海外ツアーに参戦して好成績を挙げて来たに西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)は2日目+4、トータル+4と落とし、15位下がって24位タイとなっている。
世界ランキング111位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は2日目+2、トータル+5と落としながらも、21位も上げて32位タイに付けて来た。
菊地絵理香落としながらも上げて魅せ
菊地絵理香大きく上げて強さ魅せ
菊地絵理香余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング77位で昨年の6月に最終プロテストに合格し、直ぐにステップアップツアーで優勝して、今年は同期のトップで国内女子ツアーに優勝し、更に連勝した岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は2日目+5、トータル+7と大きく落とし、23位も下がって32位タイとなっている。
世界ランキング169位で昨年の6月に最終プロテストに合格し、岩井千怜に続いてステップアップツアーで優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は2日目+7、トータル+5と大きく落とし28位も下がって32位タイとなっている。
世界ランキング112位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の三ヶ島かな(26歳、164㎝、51㎏)は2日目+4、トータル+6と落とし、6位下がって43位タイとなっている。
世界ランキング109位で昨年の11月に最終プロテストにトップ合格し、先週国内女子ツアーで初優勝を成し遂げた明るい笑顔で人気の高い尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は2日目+1、トータル+7と少し落としながらも、34位も上げて54位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
尾関彩美悠落としながらも上げて魅せ
尾関彩美悠大きく上げて通過魅せ
尾関彩美悠大きく上げて強さ魅せ
そして世界ランキング76位で黄金世代をリードするひとり、念願の国内女子ツアー初優勝を今年漸く成し遂げた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は2日目+5、トータル+7と大きく落とし、17位下がって54位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、54位タイまでに入っていた64名の選手が後半2日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング22位で新世紀世代を代表し、念願の国内女子ツアー初優勝を今年漸く成し遂げたと思ったら一気に5勝まで積み上げている西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)はトータル+8で65位タイ、世界ランキング102位で実力派中堅選手のひとり、交友関係が広く優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)はトータル+9で71位タイ、世界ランキング94位で黄金世代をリードするひとり、今年漸く念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げた植竹希望(ノゾミ、24歳、170㎝、59㎏)はトータル+11で82位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。