昨朝から宮城県にある「利府ゴルフ倶楽部(6491ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「第49回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ランド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は7000万円、優勝賞金は1260万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。
そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。
先週も昨年11月に2021年度最終プロテストにトップで合格したばかりの94期生、ルーキーの尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)が見事初優勝を果たしている。
先々週同期の川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)が優勝したので、それが結構刺激になっていたようである。
そして、今回は世界ランキング36位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍が刺激となって調子を上げ、国内女子ツアーで11試合連続ベストテンと絶好調の山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)が初日12バーディーの-12と爆発的に伸ばし、単独首位に立って独走しているが、これが何と国内女子ツアーのアンダースコア新記録となるそうな。
凄い!?
山下やスタートダッシュ独走し
新たな地平切り拓くかも
なおライブ中継であるが、テレビでは全国的に視られるのに限るとCS放送の日テレジータスで土曜日、日曜日の午前中に少し予定され、同じくCS放送の日テレNEWS24で土曜日の午後に少し予定されているぐらいである。
その代わりと言っては何であるが、インターネット動画配信サイトのGOLFTV、DAZN、U-NXETでは4日間に亘りたっぷりと予定されている。
国内の女子のツアーは次々と
スター輝き胸弾むかも
国内の女子のツアーは若手等が
刺激し合って勝っているかも
国内の女子のツアーはテレビより
ネットに主軸移動したかも
さて単独首位を維持しているのは世界ランキング36位で絶好調を維持している山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)で、2日目5バーディーの-5、トータル-17と大きく伸ばしている。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートし、前半では3バーディーの-3、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-17と順調に伸ばしている。
これは2日間のアンダー記録とはならないそうで、上には上がいるものである。
山下や大きく伸ばし首位を維持
山下や大きく伸ばし差を広げ
益々視界開けるのかも
山下や首位を維持して強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング125位で実力派若手選手のひとり、はんなり系で人気の三ヶ島かな(26歳、164㎝、51㎏)、世界ランキング232位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格した飛ばし屋の竹田麗央(リオ、19歳、166㎝、68㎏)で、トータル-9まで伸ばしている。
三ヶ島かなは2日目9バーディー、1ボギーの-8と爆発的に伸ばして40位も上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-1からスタートし、前半では第1~5ホールの5連続バーディーと1ボギーで-4、トータル-5と伸ばし、後半でも4バーディーの-4、トータル-9と順調に伸ばしている。
三ヶ島かな爆発魅せて二位に上げ
三ヶ島かな大きく上げて強さ魅せ
三ヶ島かな二位まで上げて強さ魅せ
竹田麗央は2日目6バーディー、2ボギーの-4と伸ばして2位上げて来た。
2日目はアウトスタートで、トータル-5からスタートし、前半では2バーディーの-2、トータル-7と伸ばし、後半でも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-9と順調に伸ばしている。
竹田麗央確り伸ばし上げて魅せ
竹田麗央実力発揮二位に上げ
竹田麗央二位まで上げて力魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング75位で黄金世代をリードするひとり、念願の国内女子ツアー初優勝を今年果たした高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)、世界ランキング277位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格したプラチナ世代の上野菜々子(22歳、163㎝、67㎏)で、トータル-8まで伸ばしている。
高橋彩華は2日目5バーディーの-5と大きく伸ばして19位上げて来た。
2日目はアウトスタートで、トータル-3からスタートし、前半では1バーディーの-1、トータル-4と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、
トータル-8と確り伸ばしている。
高橋や大きく伸ばし上げて魅せ
高橋や確り上げて強さ魅せ
高橋や四位まで上げ強さ魅せ
上野菜々子は2日目3バーディー、1ボギーの-2と伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はアウトスタートで、トータル-6からスタートし、前半では3バーディーの-3、トータル-9と伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-8と少し落としている。
上野菜々子伸ばしながらも一位下げ
上野菜々子伸ばし足りずに一位下げ
上野菜々子四位で通過力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング339位で飛ばし屋の川岸史果(27歳、166㎝)は2日目イーブン、トータル-7と伸ばせず、4位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング79位で昨年の6月に最終プロテストに合格し、直ぐにステップアップツアーで優勝して国内女子ツアーでは同期で真っ先に優勝するだけではなく見事2連勝を果たした岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は2日目-6、トータル-6と大きく伸ばし、58位も上げて9位タイに付けて来た。
2連勝した後、4試合連続で予選落ちし、今回ももしかしてそうなるのかと心配していたら、この上げ方である。
姉以上のこの爆発力、メリハリ感、中々ではないか!?
岩井千怜大きく伸ばし上げて魅せ
岩井千怜大きく上げて強さ魅せ
岩井千怜九位まで上げ強さ魅せ
岩井千怜ジャンプアップで楽しませ
世界ランキング89位で狭間世代をリードするひとり、国内女子ツアー初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)、世界ランキング135位で黄金世代をリードするひとり、国内女子ツアーのメジャー大会に強いところを見せて来たモデル系の原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)は共に2日目-2、トータル-6と伸ばして9位タイを維持している。
菅沼菜々じわりと上げて九位維持
菅沼菜々強さを魅せて九位維持
菅沼菜々九位維持して強さ魅せ
原英莉花じわり伸ばし九位維持
原英莉花実力発揮九位維持
原英莉花九位維持して期待させ
世界ランキング101位で実力派中堅選手のひとり、交流関係が広く優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は2日目-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、5位下がって9位タイとなっている。
青木瀬令奈伸ばしながらも五位下がり
青木瀬令奈伸ばし足りずに五位下がり
青木瀬令奈九位で通過強さ魅せ
世界ランキング66位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は2日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、7位下がって16位タイとなっている。
小祝や伸ばしながらも七位下げ
小祝や伸ばし足りずに七位下げ
小祝や上位で通過強さ魅せ
世界ランキング72位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強くコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は2日目イーブン、トータル-5と伸ばせず、12位下がって16位タイとなっている。
世界ランキング64位で黄金世代をリードするひとり、筋力アップによって世代有数の飛ばし屋に変身して米国女子ツアーへの本格参戦を目指している勝みなみ(24歳、157㎝)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、1位下がって24位タイとなっている。
勝みなみ伸ばしながらも一位下げ
勝みなみ伸ばし足りずに一位下げ
勝みなみ中位で通過意地を魅せ
世界ランキング115位で昨年の11月に最終プロテストにトップ合格して先週念願の国内女子ツアー初優勝を果たした尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は2日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、15位下がって24位タイとなっている。
世界ランキング43位でプラチナ世代の国内組を代表し、海外のツアーでも確かな力を魅せて来た西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング145位で実力若手選手のひとり、木村彩子(26歳、155㎝、50㎏)はともに2日目-2、トータル-3と伸ばし、11位上げて31位タイに付けて来た。
西村優菜じわりと伸ばし上げて魅せ
西村優菜確り上げて強さ魅せ
西村優菜中位で通過意地を魅せ
木村彩子じわりと伸ばし上げて魅せ
木村彩子確り上げて強さ魅せ
木村彩子中位で通過意地を魅せ
世界ランキング139位で実力派中堅選手のひとり、飛ばし屋の渡邉彩香(29歳、172㎝、65㎏)は2日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、8位下がって31位タイとなっている。
世界ランキング68位で実力派若手選手のひとり、長期に亘る低迷から昨年復調して念願の国内女子ツアー初優勝を果たし、今年2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は2日目+1、トータル-3と少し落とし、22位も下がって31位タイとなっている。
世界ランキング117位で実力派中堅外国人選手のひとり、柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)、世界ランキング127位で黄金世代をリードするひとり、昨年イップスから復調して国内女子ツアー2勝目を成し遂げた大里桃子(24歳、171㎝、60㎏)はともに2日目-2、トータル-2と伸ばし、23位も上げて44位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
イミニョンやじわりと伸ばし上げて魅せ
イミニョンや大きく上げて通過魅せ
イミニョンや何とか通過意地を魅せ
大里やじわりと伸ばし上げて魅せ
大里や大きく上げて通過魅せ
大里や何とか通過意地を魅せ
以上で、44位タイまでに入った55名の選手が最終日1日に予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング130位で昨年の11月に最終プロテストに合格し、陸上によって鍛え上げた確りした体幹を持つ飛ばし屋の佐藤心結(ミユ、19歳、161㎝、57㎏)はトータル-1で56位タイ、世界ランキング22位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)、世界ランキング118位で昨年の11月に最終プロテストに合格し、国内女子ツアーに同期ではトップで優勝してライバル達に大きな刺激を与えている川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)、世界ランキング158位で昨年の6月に最終プロテストに合格して比較的直ぐにステップアップツアーで優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は3人共トータルイーブンで66位タイ、世界ランキング159位で昨年の6月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の小倉彩愛(サエ、22歳、160㎝、53㎏)はトータル+1で77位タイ、世界ランキング110位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)はトータル+4で94位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。