9月に入って4週目となった。
南の海はまだまだ熱いようで、台風が次々と発生しており、非常に強いと言われた台風14号が何度か上陸を繰り返した後、今日の午前中に太平洋側に抜けて漸く温帯低気圧に変わったところであるが、台風に付いてはこの後もどうなるのか予測が付かない。
それに、台風一過とは中々行かないようで、今週もゴルフツアーの始まる木曜日辺りから土曜日辺りまでは全体的に崩れそうな感じである。
その分、私の住む奈良県でも最高気温は30℃を越えず、最低気温は20℃を切る予報が出ているので、日中でも大分過ごし易くなり、朝晩涼しい分、寝易くなっているようだ。
そんな中、今週は季節的には秋が進行しているのもある所為か、開催が予定されているゴルフツアーが増えており、日本人選手が出場する予定の試合はまあまあありそうなので、結構楽しみである。
女子に付いては既に書き留めたので、今回は男子のツアーの方に付いて簡単に書き留めておきたい。
今回も先ずは国内から見て行くと、明朝から静岡県にある「中伊豆グリーンクラブ」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「ISPS HANDAヒーローになれ! チャレンジトーナメント2022」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は2300万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
それだけではなく、予選落ちした選手にもそれぞれ6万円ずつ支給されることになっている。
また、ギャラリーには各日200名限定で厳選されたお弁当が無料で配布されると言うから、至れり尽くせりのツアーではないか!?
それはまあともかく、女子における同様の位置付けにあるステップアップツアーのように、このツアーにも有望新人、若手から中堅、ベテラン等が集まっており、生活の掛かったある意味激しいバトルが期待出来る面もある。
インターネット配信のABEMAで3日間たっぷりとライブ中継される予定なので、時間と気持ちの余裕があればのんびり楽しみたい。
国内の下部のABEMAも盛況で
のんびりライブ楽しめるかも
また9月22日(木)の朝から兵庫県にある「小野東洋ゴルフ倶楽部(7113ヤード、パー72)」において、国内男子ツアー、「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
毎回書いていることではあるが、女子に比べて試合数が少なく、シーズンオフ、オープンウイーク等、時間のある時にはアジアンツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、新機構のリブゴルフ等に遠征している選手も増えて来たこのツアーであるが、メンバーには必要上それだけ積極性が出て来たと言えるのかも知れない。
今週の目玉は昨年のこの大会において見事アマチュア優勝を成し遂げた世界ランキング340位でアマチュア世界ランキング1位を維持していた中島啓太(日体大4年、22歳、177㎝、75㎏)がプロに転向して出場することか!?
なおライブ中継であるが、テレビで全国的に視られるものはCS放送のGAORA SPORTSで、その他インターネットでの配信も予定されている。
国内の男子ツアーはテレビ他
インターネットで視られるのかも
国内の男子ツアーのメンバーの
危機感持ったプレイに期待
次に海外ツアーに付いて見て行くと、9月21日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「Wild Coast Sun Country Club」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「SunBet Challenge」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ランドとあり、1ランドを約8.07円とすると、約807万円となり、今週はABEMAツアーの3分の1ぐらいとなる。
日本人選手は出場していないので、どうしても興味が薄れがちであるが、歴史があり、何人もの名プレイヤーを輩出して来たゴルフ大国のツアーでもあるから、気になるツアーではある。
また9月22日(木)の朝から台湾にある「Linkou InternationalGolf and Country Club」でアジアンツアー、「Yeangder TPC」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は70万ドルとなっており、1ドルを約143.4円とすると、約1億円となり、今週は国内男子ツアーと同レベルとなっている。
日本人選手としては関藤直煕(24歳、171㎝、68㎏)が出場する予定である。
また9月22日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「ル・ゴルフ・ナショナル」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「カズーオープンdeフランス(オープン・ド・フランス)」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額が300万ユーロで、1ユーロを約143.6円とすると、約4億3100万円となり、今週は国内男子ツアーの4倍ぐらい高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング130位で米国男子ツアーへの本格参戦を目標としている金谷拓実(24歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング264位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場する予定である。
2人共先ずは予選通過から期待したい。
また、川村昌弘に付いてはゴルフへの情熱と旅情を誘う人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も期待される。
金谷拓実海外ツアーチャレンジし
其の意気や善し通過に期待
川村や今週もまたツアー出て
予選通過を期待するかも
川村や欧州旅行楽しんで
コラム更新期待するかも
また、9月22日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「クエール・ホロー・クラブ(7576ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの2年に一度のお祭り的な大会、「プレジデンツカップ」が4日間の日程で開催される予定である。
米国選抜対世界選抜(ただし欧州を除く)の団体戦となっている。
日本人選手としては世界ランキング17位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場する予定である。
高額賞金大会のリブゴルフに主戦場を移した選手は出られず、層が幾分薄くなっているが、その影響は世界選抜の方に強く出ているようで、ただでさえ差があるところに更に差が付いていると言う。
そんな状況が対抗戦ではどうなるのか!?
世界選抜の方では松山英樹と韓国人選手が結構大きな戦力となっているようであるから、応援しながら楽しみたい。
松山や世界選抜リードして
米国勢と闘うのかも
それから、オーストラリアの男子ツアー(ISPS HANDA PGA Tour of Australasia)は引き続きシーズンオフに入っている。