先週の木曜日の朝から京都府にある「城陽カントリー倶楽部（６５３５ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーのメジャー大会（公式競技）、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が４日間の日程で開催され、その最終日が一昨日の日曜日に終わった。
公式サイトによると賞金総額は２億円、優勝賞金は３６００万円で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っていた７０名の選手が後半２日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。
そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。
先週はまあ実力派外国人選手のひとりであるセキ・ユウティンが優勝したけどね。
なおライブ中継であるが、テレビでは４日間に亘りＣＳ放送のスカイＡで放送され、土曜日、日曜日の午後に地上波のテレビ朝日系列で放送された。
それに、インターネット動画配信サイトのＧＯＬＦＴＶ、ＤＡＺＮでは４日間に亘りたっぷりと配信された。
また、今回からＵ-ＮＥＸＴも加わったから、韓国ドラマが豊富で普段からこのサイトをよく利用している私としてはちょっと嬉しかった。
国内の女子のツアーは幅広く
スター輝き眩しいのかも
国内の女子のツアーは日本人
若手選手が競り合うのかも
国内の女子のツアーはネットでも
彼方此方視られ嬉しいのかも
さて単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング３５２位で昨年の１１月に２０２１年度の最終プロテストに合格したばかりのルーキー、川﨑春花（１９歳、１５８㎝、５１㎏）で、最終日１イーグル、６バーディーの－８、トータル－１６と爆発的にのばして３位上げて来た。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－８から出て、前半では１イーグルの－２、トータル－１０と伸ばし、後半に入ってから加速して６バーディーの－６、トータル－１６と大きく伸ばしている。
前半の第８ホールにおけるイーグルでスイッチが入り、後半の第１２～１５ホールと４連続バーディー、１つ空いて第１７、１８ホールの連続バーディーと独走した爆発力が流石ではないか！？
これが国内女子ツアーの初優勝で、それがメジャー大会であることも凄い。
そして９４期では初優勝となり、この大会の最年少優勝でもある。
また、本人にとっては３週間前にステップアップツアー、「山陰ご縁むす美レディース」で優勝し、続いてこの優勝であるから、この駆け上がり方も凄い！？
なお、この試合の結果、世界ランキングは１１６位まで上がっている。
川﨑や一気に伸ばし勝って魅せ
川﨑や爆発力で勝って魅せ
川﨑や逆転勝ちで力魅せ
単独２位に入ったのは世界ランキング４０位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達から強い刺激を受けて調子を上げ出してからずっとベストテンに入っているイメージの山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）で、最終日３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばしながらも１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－１２からスタートし、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばしたが、後半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１３と伸ばせなかった。
ただ、これで国内女子ツアーにおいて１０試合連続ベストテンで、その内９試合ではベスト５に入っているのであるから、この安定した強さも流石ではないか！？
なお、この試合の結果、世界ランキングは３８位まで上がっている。
山下や伸ばしながらも一位下げ
山下や伸ばし足りずに一位下げ
山下や二位に入って強さ魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング１０４位で狭間世代をリードするひとり、初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(２２歳、１５８㎝)で、最終日４バーディーの－４、トータル－１２と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－８から出て、前半では３バーディーの－３、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも１バーディーの－１、トータル－１２と少し伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは８９位まで上がり、初めてのベスト１００入りとなった。
菅沼菜々最後に上げて三位入り
菅沼菜々確り伸ばし三位入り
菅沼菜々三位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１３８位で実力派若手外国人選手のひとり、森田遥（中国、１６４㎝）は最終日－１、トータル－１１と少し伸ばしながらも２位下がって４位タイとなった。
森田遥伸ばしながらも二位下がり
森田遥伸ばし足りずに二位下がり
森田遥四位に入り強さ魅せ
世界ランキング１８２位で先々週念願の国内女子ツアー初優勝を遂に果たしたセキ・ユウティン（中国、２４歳、１７１㎝、６３㎏）は最終日－６、トータル－１０と大きく伸ばし、２３位も上げて７位タイに入った。
セキユウティン大きく伸ばし上げて魅せ
セキユウティン決勝で上げ強さ魅せ
セキユウティン七位に入り強さ魅せ
世界ランキング１０６位で実力派中堅外国人選手のひとり、ペ・ソンウ（韓国、２８歳、１６６㎝、５９㎏）は最終日－４、トータル－１０と伸ばし、９位上げて７位タイに入った。
ペソンウや確り伸ばし上げて魅せ
ペソンウや最後は上げて強さ魅せ
ペソンウや七位に入り強さ魅せ
世界ランキング２３位で新世紀世代を代表し、今年になって国内女子ツアーで念願の初優勝を果たしてから一気に５勝を挙げ、海外のツアーでも強いところを見せて来た西郷(せご)どんこと西郷真央(２０歳、１５８㎝、５７㎏)は最終日－３、トータル－１０と伸ばし、１位上げて７位タイに入った。
西郷真央確り伸ばし上げて魅せ
西郷真央最後も上げて強さ魅せ
西郷真央七位に入り強さ魅せ
世界ランキング１１２位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香（３４歳、１５７㎝、５２㎏）は最終日－４、トータル－９と伸ばし、１３位上げて１０位タイに入った。
菊地絵理香確り伸ばし上げて魅せ
菊地絵理香確り上げて強さ魅せ
菊地絵理香十位に入り強さ魅せ
世界ランキング７９位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２２歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング１１８位で実力派中堅外国人選手のひとり、穏やかな笑顔が印象的なイ・ミニョン（韓国、３０歳、１６８㎝、７３㎏）は共に最終日－３、トータル－９と伸ばし、６位上げて１０位タイに入った。
吉田優利確り伸ばし上げて魅せ
吉田優利最後まで強さ魅せ
吉田優利十位に入り強さ魅せ
イミニョンや確り伸ばし上げて魅せ
イミニョンや決勝で上げ強さ魅せ
イミニョンや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング１３１位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の三ヶ島かな(２６歳、１６４㎝、５１㎏)は最終日イーブン、トータル－９と伸ばせず、７位下がって１０位タイとなった。
世界ランキング１７１位で昨年６月に最終プロテストに合格して、ステップアップツアーでは妹に続いて直ぐに優勝し、レギュラーツアーでも先に頭角を現した妹から強い刺激を受けている岩井明愛（アキエ、２０歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）は最終日－２、トータル－８と伸ばして１６位タイを維持した。
岩井明愛じわりと伸ばし順位維持
岩井明愛じわりと伸ばし上位入り
岩井明愛上位に入り力魅せ
世界ランキング２２位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズンの賞金女王に輝いた稲見萌寧（２３歳、１６６㎝、５８㎏）、世界ランキング７７位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国と韓国の賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３４歳、１５５㎝、６３㎏）は共に最終日－３、トータル－７と伸ばし、１１位上げて１９位タイに入った。
稲見萌寧確り伸ばし上げて魅せ
稲見萌寧確り上げて上位入り
稲見萌寧上位に入り強さ魅せ
申ジエや確り伸ばし上げて魅せ
申ジエや確り上げて上位入り
申ジエや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング６８位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のツアーでも強いところを見せて来た上田桃子（３６歳、１６１㎝、５４㎏）は最終日－２、トータル－７と伸ばし、４位上げて１９位タイに入った。
上田桃子じわりと伸ばし上げて魅せ
上田桃子最後も上げて強さ魅せ
上田桃子上位に入り強さ魅せ
世界ランキング６４位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２４歳、１５８㎝、５８㎏）は最終日イーブン、トータル－７と伸ばせず、１１位下がって１９位タイとなった。
世界ランキング６９位で実力派若手選手のひとりで、長い不調から昨年復活して念願の国内女子ツアー初優勝を果たし、今年２勝目を挙げた堀琴音(２６歳、１６５㎝、５６㎏)は最終日イーブン、トータル－６と伸ばせず、８位下がって２４位タイとなった。
世界ランキング９８位で実力派中堅選手のひとり、広く交友関係を持つ優しいお姉さん格の青木瀬令奈（２９歳、１５３㎝、５０㎏）は最終日＋２、トータル－５と落とし、２１位も下がって２９位タイとなった。
世界ランキング７３位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たした高橋彩華（サヤカ、２４歳、１６２㎝、５５㎏）は最終日－２、トータル－４と伸ばし、８位上げて３３位タイに入った。
高橋やじわりと伸ばし上げて魅せ
高橋や決勝で上げ強さ魅せ
高橋や最後も上げて意地を魅せ
世界ランキング１２３位で黄金世代をリードするひとり、長く悩まされて来たイップスから昨年復活して国内女子ツアー２勝目を挙げた大里桃子（２４歳、１７１㎝、６０㎏）は最終日イーブン、トータル－４と伸ばせず、３位下がって３３位タイとなった。
世界ランキング１３３位で実力派ベテラン外国人選手のひとり、全美貞（ジョン・ミジョン、韓国、３９歳、１７５㎝、６８㎏）は最終日＋３、トータル－４と落とし２５位も下がって３３位タイとなった。
世界ランキング１３２位で黄金世代をリードするひとり、国内のメジャー大会で強いところを見せて来たモデル系で人気の高い原英莉花（２３歳、１７３㎝、５８㎏）は最終日－３、トータル－３と伸ばし、１３位上げて３８位タイに入った。
原英莉花確り伸ばし上げて魅せ
原英莉花確り上げて強さ魅せ
原英莉花最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング３８位でプラチナ世代の国内組を代表し、海外のツアーでも通用することを見せて来た西村優菜（２２歳、１５０㎝未満、５０㎏）は最終日イーブン、トータル－３と伸ばせず、１位下がって３８位タイとなった。
そして、世界ランキング９０位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たした植竹希望（２４歳、１７０㎝、５９㎏）は最終日＋１、トータル－３と少し落とし、８位下がって３８位タイとなった。
