sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

カナディアン女子オープン最終日、ポーラ・レトおめでとう! 畑岡奈紗、古江彩佳等の様子・・・R4.8.30①

 8月25日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中、それ以外の時期では-14時間)のカナダ・オンタリオ州オタワにある「オタワ・ハント&ゴルフクラブ(6546ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「カナディアン女子オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は235万ドル、優勝賞金は35万2500ドルとなっており、1ドルを約138.6円とすると、それぞれ約3億2600万円、約4886万円となり、国内女子ツアーに比べると今週は3倍ぐらいはあって、まあまあ高額となる。

 

 日本人選手としては世界ランキング9位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、全英オープンの前哨戦のスコティッシュ・オープンでは念願の米国女子ツアー初優勝を果たした古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング29位で新世紀世代を代表し、2021年の全米女子オープンで優勝した笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング458位で米国女子ツアー3勝の実績を持ち、リオ五輪では4位に入った野村敏京(29歳、166㎝、60㎏)が出場し、畑岡奈紗、古江彩佳が予選を通過している。

 

 全体では第2ラウンド終了時に68位タイまでに入っていた78名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継はWOWOWとGOLFTVでたっぷりと放送されていた。

 

        米国の女子のツアーも日本人

        競り合い魅せる楽しみもあり

 

 さて、単独首位に再浮上して見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング142位のポーラ・レト(南アフリカ、32歳、165㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-19と伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-15から出て、前半では5バーディーの-5、トータル-20と大きく伸ばし、結果的にはこれで勝負を決めたようなもので、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-19と少し落としている。

 

 要するに冷や冷やして周りの追い上げを見ながらのプレイで、周りが一歩及ばず、何とか勝ち切った感じであった。

 

 そしてこれが米国女子ツアー初優勝だと言うから、色々な意味で感慨深いものがあったのだろうなあ。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは56位まで上がっている。

 

        ポーラレト確り伸ばし勝って魅せ

 

        ポーラレト逆転勝ちで力魅せ  

 

        ポーラレト再浮上して勝って魅せ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング3位のネリー・コルダ(米国、24歳、178㎝、ジェシカ・コルダの妹)、世界ランキング24位でツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国、23歳、167㎝)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 ネリー・コルダは最終日1イーグル、5バーディー、3ボギーの-4と伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-14から出て、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせなかったが、後半に入ってからは1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4、トータル-18と確り伸ばして強いところを見せている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは2位まで上がっている。

 

        ネリーコルダ確り伸ばし上げて魅せ

 

        ネリーコルダ最後は上げて強さ魅せ

 

        ネリーコルダ二位に入って強さ魅せ

 

 チェ・ヘジンは最終日2バーディーの-2と伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-16から出て、前半では全てパーで凌いだので-16のまま伸ばせなかったが、後半に入ってからは2バーディーの-2、トータル-18と伸ばして強いところを見せている。

 

 それも終盤の第15、18ホールでバーディーを決めて何とか2位に入っているところが驚異の安定力と言えようか!?

 

 この選手、今シーズンこの試合を入れて18試合出て予選落ちが無く、しかもベストテンに9回入ったことになる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは18位まで上がっている。

 

        チェヘジンや伸ばしながらも一位下げ

 

        チェヘジンや伸ばし足りずに一位下げ

 

        チェヘジン二位に入って強さ魅せ

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング4位でかつては天才少女と呼ばれ、長期に亘り世界ランキング1位に君臨していたリディア・コニュージーランド、25歳、165㎝)で、最終日10バーディー、2ボギーの-8、トータル-17と爆発的に伸ばして7位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-9から出て、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからは加速して6バーディーの-6、トータル-17と大きく伸ばして首位を脅かしているから流石ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは4位を維持している。

 

        リディアコや爆発魅せて四位入り

 

        リディアコや最後まで上げ強さ魅せ

 

        リディアコや四位に入り強さ魅せ

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング43位のキム・アリム(韓国、26歳、175㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-12から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-16と順調に伸ばしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは38位まで上がっている。

 

        キムアリム確り伸ばし上げて魅せ

 

        キムアリム決勝で上げ強さ魅せ

 

        キムアリム五位に入って強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング96位のサラ・シュメルゼル(米国、28歳、170㎝)は最終日-1、トータル-15と少し伸ばしながらも、2位下がって6位タイとなった。

 

         シュメルゼル伸ばしながらも二位下がり

 

         シュメルゼル伸ばし足りずに二位下がり        

 

 世界ランキング53位で昨年のQシリーズでトップ合格した同じくツアールーキーのアン・ナリン(韓国、26歳、167㎝)は最終日+1、トータル-15と少し、5位下がって6位タイとなった。

 

 それでもデビューしたばかりの今年、この試合を入れて17試合に出て4回ベストテンに入ったことになるから、立派なものではないか!?

 

 世界ランキング12位で小柄ながら結構な飛ばし屋のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)は最終日-8、トータル-12と爆発的に伸ばし、42位も上げて9位タイに入った。

 

        キムセヨン爆発魅せて上げて魅せ

 

        キムセヨン最後爆発強さ魅せ

 

        キムセヨン九位に入り強さ魅せ

 

 そして、畑岡奈紗は最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-11と伸ばせず、4位下がって13位タイとなった。

 

 最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータル-11から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでバーディーを決めて取り返し、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局トータル-11のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12、13ホールと連続でボギーを叩いてしまったが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて一部取り返し、バウンスバック!

 

 続く第15ホールでもバーディーを決めて完全に取り返し、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局トータル-11のままホールアウトしている。

 

 と言う感じで、流石ではあるが、悔しい結果ともなった。

 

 そう言えば先週は畑岡奈紗だけではなく、米国男子ツアーを主戦場とする松山英樹、DPワールドツアーを主戦場とする川村昌弘も同じように最終日悔しい終わり方をし、アマチュアのエースとなった馬場咲希も、もう少し首位に迫ったものの、同様の終わり方をしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは9位を維持している。

 

        畑岡奈紗スコア伸ばせず四位下げ

        悔しさ糧に次回に期待

 

        畑岡奈紗悔しさばねにまた期待

 

        畑岡奈紗上位に入り強さ魅せ    

 

 世界ランキング13位のジェシカ・コルダ(米国、29歳、180㎝、ネリー・コルダの姉)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、6位下がって17位タイとなった。

 

        ジェシカコルダ伸ばしながらも六位下げ

 

        ジェシカコルダ伸ばし足りずに六位下げ

 

        ジェシカコルダ上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング18位で病気による休みが続いていたダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)は最終日+2、トータル-10と落とし、11位下がって17位タイとなった。

 

 病気と付き合いながら久々の出場でこの結果であるから、流石ではないか!?

 

 世界ランキング17位のハナ・グリーン(オーストラリア、25歳、168㎝)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしながらも、6位下がって26位タイとなった。

 

        ハナグリーン伸ばしながらも六位下げ

 

        ハナグリーン伸ばし足りずに六位下げ

 

 世界ランキング10位で日本でも人気の高いダンボことチョン・インジ(韓国、28歳、175㎝)は最終日-1、トータル-8と伸ばしながらも、7位下がって32位タイとなった。

 

        チョンインジ伸ばしながらも七位下げ

 

        チョンインジ伸ばし足りずに七位下げ  

 

 世界ランキング7位でツアー有数の飛ばし屋、レキシー・トンプソン(米国、27歳、180㎝)は最終日-5、トータル-7と大きく伸ばし、30位も上げて36位タイに入った。

 

        トンプソン大きく伸ばし上げて魅せ

 

        トンプソン大きく上げて強さ魅せ

 

        トンプソン大きく上げて意地を魅せ       

 

 そして、古江彩佳は最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル-6と少し落とし、20位も下がって45位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第5ホールではボギーを叩いたが、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局1打落としただけで、トータル-6で後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールで漸くこの日初めてのバーディーを決めたが、続く第12ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決めたが、続く第15ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局トータル-6のままホールアウトしている。

 

 ちょっと悔しい結果となったが、それをバネにして次の機会に期待したい。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは21位まで下がっている。

 

        古江彩佳少し落として大分下げ

        悔しさばねに期待を繋ぎ

 

        古江彩佳大崩れせず流石かな

 

 世界ランキング5位でカナダの妖精と呼ばれる地元のエース、ブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、11位上げて49位タイに入った。    

 

        ヘンダーソン最後は上げて意地を魅せ

 

        ヘンダーソン確り上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング11位のジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)は最終日+1、トータル-4と少し落とし、15位下がって56位タイとなった。

        

 そして、世界ランキング6位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアー、米国女子ツアーでは既に優勝しているツアールーキーのアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)は最終日+3、トータル-4と落とし、31位も下がって56位タイとなった。