8月24日(水)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランス・パリ近郊にある2つのゴルフ場、①「ル・ゴルフ・ナショナル(6317ヤード、パー71)」、②「ゴルフ・ド・サン・ノムラ・ブルテッシュ(6160ヤード、パー72)」において「エスピクト・サント・トロフィー・世界アマチュアゴルフチーム選手権」の女子の部が4日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。
世界各国からそれぞれ2、3人ずつが出場し、個人戦と団体戦が行われた。
日本人選手としては世界ランキング584位で世界アマチュアランキング22位、今年「全米女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝した馬場咲希(日本ウェルネス高2年、17歳、175㎝、58㎏)、世界アマチュアランキング19位で、2021年に「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」で優勝した橋本美月(東北福祉大2年、19歳、158㎝)、世界ランキング562位で世界アマチュアランキング51位、2021年に「東京都高等学校ゴルフ選手権」で優勝した上田澪空(ミク、共立女子第二高2年、17歳、160㎝)が出場していた。
各選手が4日間72ホールのストローク戦の個人戦を行い、各日各国の上位2人のスコアを足してチーム戦も競い合う形式である。
個人戦の初日は以下の様であった。
1位タイ Constance Fouillet (フランス) -3
1位タイ Rachel Heck(米国) -3
1位タイ Meja Ortengren(スウェーデン) -3
4位タイ Rose Zhang(米国、アマチュア世界ランキング1位) -2
22位タイ 上田澪空 0
36位タイ 橋本美月 +1
63位タイ 馬場咲希 +3
また、チーム戦は以下の様であった。
1位 米国 -5
2位 ドイツ -4
3位 ポーランド -3
3位 南アフリカ -3
3位 スイス -3
13位 日本 +1(上田、橋本の分を合算)
初日の深夜辺りから記事が出始めたが、途中経過なので、刻々と変化し、それにあまり詳しくは書かれていなかったから、よく分からなかった。
記事よりもう少し詳しく知りたければ、公式サイト、「World Amateur Team Championships」のリーダーボードを検索した方が分かった気になれる。
ただ、元々さぼりで、英語等、外国語が学生時代から苦手で、当然今も弱いもので、上記ぐらいの長さでも打つのに苦労した。
それでも、何度も何度も打とうとしたのであるから、やはり興味を持たせることは大事なようである。
なんて、教える仕事を辞めてから1年半、今頃こんなことを言っている。反省。
それはまあともかく、馬場咲希は初日思ったように伸びず、と言うか、結構崩れ、かなり悔しい思いをしているようであるが、その後の奮闘が流石であった。
また、橋本美月、上田澪空も選ばれたと言うことはやはりアマチュアの実力者で、馬場咲希だけではなく、彼女等の健闘も中々であった。
馬場咲希や悔しさばねに後期待
橋本や経験糧に後期待
上田澪空日本のトップ後期待
分かり易いように、この後に第2日目に付いて簡単に書き留めておく。
個人戦は以下の様になっていた。
1位 Meja Ortengren(スウェーデン) -6
2位 Hsin-Chun Liao(台湾) -5
3位タイ Min Byeol Kim(韓国) -3
3位タイ Ingrid Lindblad(スウェーデン) -3
3位タイ Rachel Kuehn(米国) -3
3位タイ Alexandra Forsterling(ドイツ) -3
7位タイ ↑56位 馬場咲希 2日目-5、トータル-2
7位タイ Rose Zhang(米国、アマチュア世界ランキング1位) -2
19位タイ ↑17位 橋本美月 2日目-1、トータルイーブン
27位タイ ↓5位 上田澪空 2日目+2、トータル+2
団体戦は以下の様になっていた。
1位 スウェーデン -9
2位タイ ドイツ -7
2位タイ 米国 -7
4位 ↑9位 日本 -5(2日目は馬場、橋本の分-6を合算)
5位 台湾 -4
6位タイ スペイン -3
6位タイ スイス -3
8位 韓国 -2
何と言っても馬場咲希の悔しさをばねにした巻き返しが凄い。
馬場咲希や悔しさばねに巻き返し
一気に首位を窺うのかも
馬場咲希やトップ争い期待して
橋本美月も上位に上げて来て、やはり実力者であることが分かる。
橋本や上位まで上げ力魅せ
橋本や上位争い期待して
上田澪空に付いてはこの辺りに止まれるか、ちょっと注目してみたい。
上田澪空中位辺りに止まれるか
注目しつつ期待するかも
ともかく、俄然面白くなって来た!?
そして第3日目となったが、個人戦は以下の様になっていた。
1位 Helen Briem(ドイツ) -7
2位 Hsin-Chun Liao(台湾) -6
3位タイ Meja Ortengren(スウェーデン) -5
3位タイ Anne-Aterre den Dunnen(オランダ) -5
5位タイ ↑2位 馬場咲希 3日目-2、トータル-4
5位タイ Rose Zhang(米国、アマチュア世界ランキング1位) -4
5位タイ Hannah Darling(スウェーデン) -4
5位タイ Alexandra Forsterling(ドイツ) -4
28位タイ ↓1位 上田澪空 3日目+1、トータル+3
46位タイ ↓27位 橋本美月 3日目+8、トータル+8
団体戦に付いては以下の様になっていた。
1位 ドイツ -13
2位タイ 台湾 -9
2位タイ 米国 -9
4位 スウェーデン -8
5位 スペイン -7
6位タイ ↓2位 日本 -6(3日目は馬場、上田の分-1を合算)
6位タイ フランス
いよいよ残り1日となったが、個人戦、団体戦共に上位の動き様、差を見ていると、これはひょっとするとひょっとするかも!? なんて期待が膨らみ始めた。
ともかく3選手の最後の粘りに期待したい。
馬場咲希や最後の粘り期待して
上田澪空最後奮闘期待して
橋本美月最後奮闘期待して
そして最終日が終わったが、個人戦に付いては以下の様であった。
1位 Rose Zhang(米国、アマチュア世界ランキング1位) -7
1位 Meja Ortengren(スウェーデン) -7
1位 Helen Briem(ドイツ) -7
4位 ↑2位 馬場咲希 最終日-2、トータル-6
4位 Hannah Darling(スウェーデン) -6
4位 Ingrid Lindblad(スウェーデン) -6
7位 Hsin-Chun Liao(台湾) -4
16位 ↑12位 上田澪空 最終日-2、トータル+1
16位 Alexandra Forsterling(ドイツ) +1
21位 Anne-Aterre den Dunnen(オランダ) +2
28位 ↑18位 橋本美月 最終日-4、トータル+4
ざっと見ても分かるように、スウェーデン人選手の躍進が目立った!?
それに、勿論日本人選手の躍進も中々のものであった。
と言うことで、団体戦に付いては以下の様になった。
1位 ↑3位 スウェーデン -13
2位 ↑1位 米国 -13(3番目の選手の差)
3位 ↑3位 日本 -12(最終日は馬場か上田、橋本の分-6を合算)
3位 ↓2位 ドイツ -12
5位 ー スペイン -11
6位 ↓4位 台湾 -6
馬場咲希の2日目以降の健闘は勿論凄かったのであるが、最終日に付いては上田澪空、橋本美月の健闘も光る。
特に先輩格、橋本美月のプライドを感じさせる奮闘は流石ではないか!?
嗚呼、それにしてもゆっくり動画を楽しみたい試合であったようだ。
優勝じゃないから駄目だろう、なんて書いている人もいたが、十分に視る価値はあると思うけどなあ。
橋本や最後の最後奮闘し
チーム戦でも飛躍したかも
馬場咲希や初日反省生きたのか
後の奮闘チーム引っ張り
上田澪空最後勢い感じさせ
チームの力魅せられたかも