昨朝から長野県にある「軽井沢72ゴルフ北コース(6679ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が台風8号の影響を受けた悪天候の中、何とか終わっている。
公式サイトによると賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
今週は英国帰りの選手も何人か出場するものの、出場しない選手もいるが、他にもスターが続々と綺羅星のように輝き出すのがこのツアーの魅力である。
ライブ中継であるが、テレビではフジテレビ系の地上波、BSフジ、CS放送のフジテレビONEで少しずつ予定されているから、合わせると割と視られる感じである。
それにインターネットの動画配信サイトのGOLFTV、DAZNでは3日間に亘りたっぷりと予定されている。
私の場合、第2日目はCS放送のゴルフネットワーク、GOLFTVを挟みBS放送のBSフジ、地上波のフジテレビ系列、関西放送と繋いで、好いところを十分楽しむことが出来た。
国内の女子のツアーはスター等が
まだまだ多く楽しいのかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング188位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格し、ステップアップツアーでは既に優勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング385位で黄金世代の吉本ひかる(23歳、152㎝、53㎏)で、共に2日目-4、トータル-10と伸ばして1位上げて来た。
岩井千怜は2日目5バーディー、1ボギーの-4であった。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-6から出て、前半では2バーディーの-2,トータル-8と伸ばし、後半でも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばしている。
濃い霧、激しい雨の中でも積極的に攻め、大崩れせず、これはレギュラーツアーでの初優勝の期待も高まって来たか!?
岩井千怜確り攻めて首位に立ち
岩井千怜確り伸ばし首位奪い
岩井千怜首位を奪って力魅せ
吉本ひかるも2日目4バーディーの-4であった。
2日目はアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-10と伸ばして、確り首位に食らい付き、此方もレギュラーツアー初優勝の期待が高まった来たか!?
吉本や確り伸ばし首位に立ち
吉本やボギー叩かず首位奪い
吉本や首位を奪って力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング74位で実力派若手選手のひとり、長きに亘った不調から昨年復活して念願の国内女子ツアー初優勝を果たし、今年2勝目を挙げて海外のメジャー大会、「AIG全英女子オープン」でも活躍して来た堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)、世界ランキング95位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)で、共に2日目-5、トータル-9と大きく伸ばして3位上げて来た。
堀琴音は2日目7バーディー、2ボギーの-5であった。
2日目はアウトスタートでトータル-4から出て、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-9と順調に伸ばしている。
以前、体格が大きくなり、力強さが加わったように書いた記事が気に止まったが、確かにそんな感じがし、そこに全英女子オープンの難しいコースを乗り切って来た自信が加わったように見え、最終日が益々楽しみになって来た。
堀琴音大きく伸ばし三位付け
堀琴音雨にも負けず上げて魅せ
堀琴音三位まで上げ強さ魅せ
吉田優利は2日目6バーディー、1ボギーの-5であった。
2日目はアウトスタートでトータル-4から出て、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばし、後半でも3バーディーの-3、トータル-9と順調に伸ばしている。
この選手、何時も柔らかい笑顔を浮かべ、メンタルの強さを感じさせられる。
吉田優利大きく伸ばし三位付け
吉田優利余裕のプレイ上げて魅せ
吉田優利三位まで上げ強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング127位で実力派ベテラン外国人選手のひとり、全美貞(ジョン・ミジョン、韓国、39歳、175㎝、68㎏)は2日目-4、トータル-7と伸ばして、18位上げて5位タイに付けて来た。
全美貞確り伸ばし上げて魅せ
全美貞確り上げて強さ魅せ
全美貞五位まで上げて強さ魅せ
世界ランキング61位で黄金世代をリードするひとりで、ハードな筋力トレーニングによって世代有数の飛ばし屋に変身した勝みなみ(24歳、157㎝)は2日目-3、トータル-7と伸ばし、1位上げて5位タイに付けて来た。
この選手がこの位置で最終日を迎えるのは上に居る選手にとっては脅威だろうなあ。
勝みなみ確り伸ばし上げて魅せ
勝みなみ五位まで上げて強さ魅せ
勝みなみ五位まで上げて期待させ
世界ランキング286位で昨年の6月に最終プロテストに合格した内田ことこ(19歳、159㎝、55㎏)は2日目-2、トータル-7と伸ばしながらも、1位下がって5位タイとなっている。
内田ことこ伸ばしながらも一位下げ
内田ことこ伸ばし足りずに一位下げ
内田ことこ五位で通過し力魅せ
世界ランキング101位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たした植竹希望(24歳、170㎝、59㎏)は2日目-3、トータル-6と伸ばし、12位上げて11位タイに付けて来た。
植竹や確り伸ばし上げて魅せ
植竹や確り上げて強さ魅せ
植竹や上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング58位で実力派ベテラン選手を代表し、海外メジャーでも強いところを見せて来た上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング149位で実力派中堅外国人選手のひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を果たしたサイ・ペイイン(台湾、31歳、156㎝、56㎏)は共に2日目-2、トータル-6と伸ばしながらも、5位下がって11位タイとなっている。
上田桃子伸ばしながらも五位下がり
上田桃子伸ばし足りずに五位下がり
上田桃子上位で通過強さ魅せ
サイペイイン伸ばしながらも五位下がり
サイペイイン伸ばし足りずに五位下がり
サイペイイン上位で通過強さ魅せ
世界ランキング262位で狭間世代で気に止まることも増えて来た石井理緒(22歳、165㎝)は2日目+1、トータル-6と少し落とし、10位下がって11いたいとなっている。
世界ランキング180位で昨年の6月に最終プロテストに合格し、ステップツアーでは既に優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は2日目-4、トータル-5と伸ばし、33位も上げて21位タイに付けて来た。
岩井明愛確り伸ばし上げて魅せ
岩井明愛大きく上げて力魅せ
岩井明愛余裕の通過力魅せ
世界ランキング70位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝に輝いた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は2日目-2、トータル-5と伸ばし、2位上げて21位タイに付けて来た。
高橋やじわりと伸ばし上げて魅せ
高橋やじわりと上げて強さ魅せ
高橋やじわりと上げて期待させ
世界ランキング136位で黄金世代をリードし、国内女子ツアーのメジャー大会では強いところを見せて来た原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)は2日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、15位下がって21位タイとなっている。
原英莉花伸ばしながらも大分下げ
原英莉花伸ばし足りずに大分下げ
世界ランキング152位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の金澤志奈(27歳、164㎝、53㎏)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、8位上げて28位タイに付けて来た。
金澤志奈確り上げて力魅せ
金澤志奈余裕の通過力魅せ
世界ランキング112位で実力派中堅外国人選手のひとり、優しそうな笑顔が印象に残るイ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、5位下がって28位タイとなっている。
イミニョンや伸ばしながらも五位下がり
イミニョンや伸ばし足りずに五位下がり
世界ランキング154位で実力派若手選手のひとり、野澤真央(25歳、168㎝、58㎏)は2日目-4、トータル-3と伸ばし、49位も上げて36位タイに付けて来た。
野澤真央確り伸ばし上げて魅せ
野澤真央大きく上げて力魅せ
野澤真央余裕の通過力魅せ
世界ランキング122位で狭間世代をリードするひとり、初優勝が待たれるナチュラル系の菅沼菜々(22歳、158㎝)は2日目-3、トータル-3と伸ばし、32位も上げて36位タイに付けて来た。
菅沼菜々確り伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々大きく上げて強さ魅せ
菅沼菜々余裕の通過強さ魅せ
そして、世界ランキング91で実力派中堅選手のひとり、交友関係が広い優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばして36位タイを維持している。
青木瀬令奈少し伸ばして順位維持
青木瀬令奈順位維持して強さ魅せ
青木瀬令奈余裕の通過強さ魅せ
以上で、48位タイまでに入っている59名の選手が最終日1日に予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング55位で黄金世代をリードするひとり、ほとんど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング104位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)はともにトータル-1で60位タイ、世界ランキング140位で実力派若手選手のひとり、今年念願の国内女子ツアー初優勝を逆転勝ちで成し遂げた木村彩子(26歳、155㎝、50㎏)、世界ランキング155位で実力派ベテラン選手のひとり、謙虚に反省して明るい笑顔が戻って来た笠りつ子(34歳、160㎝、58㎏)、世界ランキング379位の工藤遥加(29歳、171㎝、65㎏)は3人ともトータル+1で73位タイ、世界ランキング101位で黄金世代をリードするひとり、昨年イップスから復活して国内女子ツアー2勝目を挙げた大里桃子(24歳、171㎝、60㎏)はトータル+2で84位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
なお、世界ランキング23位で狭間世代を代表し、東京五輪の金メダリストで昨シーズン賞金女王に輝いた稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)は残念ながら左手首痛の所為で途中棄権している。