7月も終盤となり、夏真っ盛りのはずなのに、先週から今週に掛けても雲が多く、時折激しい雨が降ったり、雷鳴が鳴り響いたり、不安定な天候が続いている。
天気予報もそんな感じで、何だか梅雨に戻ったかのように思われるが、植物にとっては嬉しいことかも知れない。
我々にとって嬉しいのは奈良でも35℃を超えていた最高気温が多少は下がったことぐらいか!?
それはまあともかく、今週も彼方此方で男女のプロゴルフツアーの開催が予定されており、日本人選手が出場する予定の試合もまあまあありそうである。
今週は男子ツアーから簡単に書き留めておきたい。
今回も先ずは国内から見て行くと、明日7時頃から秋田県にある「南秋田カントリークラブ」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は1500万円で、優勝賞金は270万円となっており、2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り1日の決勝ラウンドへ駒を進められる予定となっている。
なお、国内男子ツアーに付いては残念ながらオープンウイークとなっている。
国内での試合数が少なくなっている分、海外ツアーへの積極的な参戦が期待される。
国内の男子ツアーはABEMAだけ
外で活躍期待するかも
次に海外ツアーに付いて見て行くと、7月28日(木)から時差-7時間の南アフリカにおいて南アフリカの男子ツアー(サンシャインツアー)、「Nkonyeniロッジ&ゴルフエステート」において「FNB Esatini Nkonyeni チャレンジ」が3日間に日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ランドで、1ランドを約8.16円とすると約816万円となるから、ABEMAツアーの半分ぐらいである。
また7月28日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のスコットランドにある「フェアモントセントアンドリュースGC」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ヒーローオープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額が175万ユーロとなっており、1ユーロを約140円とすると、約2億4500万円となり、国内男子ツアーに比べるとかなり高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング109位で東北福祉大の先輩でエースの松山英樹を目標にし、米国男子ツアーへの本格参戦を目指している金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング250位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場する予定となっている。
川村昌弘に関してはゴルフ愛と旅情溢れる人気のコラム、「いま僕はココにいます」に更新も楽しみである。
また時差が少ない割に遅く始めるように思えるのは、この時期、スコットランドの日の出が5時8分頃と早く、日の入りが21時39分頃と遅く、日の長さが16時間31分と我が国に比べて大分長くなっていることによる。
欧州の男子ツアーは日が長く
のんびり始め終われるのかも
また7月28日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ミシガン州にある「デトロイト・ゴルフクラブ(7370ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ロケット・モーゲージ・クラシック」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は840万ドルとなっており、 1ドルを約137円とすると、約11億5100万円となり、米国男子ツアーとしては平均的なところであろうか!?
日本人選手としては世界ランキング363位で下部ツアーからシード権の復活を目指している小平智(32歳、173㎝、68㎏)が出場する予定となっている。
プレーオフシリーズの3戦を除けば今シーズンもこの試合を入れて残り2試合となったので、ここで後ひと踏ん張りを期待したい。
小平やチャンスじわじわ減って来て
少しの飛躍期待するかも
ライブ中継であるが、テレビではNHKのBS1で決勝ラウンドの2日間が、ゴルフネットワークで4日間に亘って予定されており、インターネットの動画配信サイトではGOLFTVで4日間に亘って予定されている。
それからアジアンツアーは今週もオープン・ウイークとなっており、オーストラリアの男子ツアー(ISPS HANDA PGA Tour of Australasia)はシーズンオフとなっている。
また、来週のことになるが、7月28日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州において新機構の高額賞金大会、リブゴルフの第3戦が開幕される予定のようで、出場選手が発表され始めている。
これまで通りだとすると賞金総額は2500万ドルで、個人戦と4人ひと組による団体戦からなり、個人戦の優勝賞金は400万ドル、団体戦の優勝賞金は1人当たり75万ドルとなっていたから、それぞれ約34億1500万円、約5億4600万円、約1億200万円と高額である。
今のところ第2戦と同様の日本人選手、世界ランキング81位で曲がらないのが売りの稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング100位で米国男子ツアーへの本格参戦を目指していた木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング116位でこのところ好調を維持している香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)、世界ランキング207位でDPワールドツアーへの復帰を目指す選手会長の谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)が出る予定になっているので、詳報を待ちたい。
ただ、選手同士の緊張を伴う遣り取り、米国男子ツアー、DPワールドツアーの制裁措置等、何だかきな臭い、と言うか、世知辛いと言うか、スポーツの爽やかさとは反対の面を見せられるようで、あんまり嬉しくはない!?
もっとも、日本人選手にはそんなに関係が無さそうで、そこは微妙な気もしている。
リブゴルフ日本の選手微妙かな
出ても騒ぎになり難いかも