木曜日の14時15分から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「エビアン・リゾート・ゴルフクラブ(6527ヤード、パー71)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「アムンディ・エビアン選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
既に最終日が始まっているが、ここでは第3日目に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は650万ドルとなっているから、1ドルを約136円とすると約8億8400万円となり、結構高額になっている。
日本人選手としては世界ランキング7位で黄金世代を代表し、自他ともに認める日本のエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング20位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンチャンピオンの笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング21位で新世紀世代の国内組を代表し、せごどんこと西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング31位でプラチナ世代を代表し、昨年のこのツアーで単独4位と大健闘した古江彩佳(22歳、153㎝、54kg)、世界ランキング34位でプラチナ世代の国内組を代表し、明るい笑顔が魅力でメンタルの強い西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング40位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンチャンピオンの渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、アマチュアの橋本美月(東北福祉大、19歳、158㎝、63㎏)の7人が出ており、畑岡奈紗、西郷真央、古江彩佳、西村優菜が予選を通過している。
全体では70位タイまでに入った73名の選手が残り2日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なお、ライブ中継に付いてはWOWOWとGOLFTVで4日間に亘ってたっぷりと予定されており、初日から早速楽しませて貰っている。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング10位でカナダの妖精と呼ばれているブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)で、3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-17と伸ばしている。
3日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-14から出て、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-16と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-17と少し伸ばしている。
大好きなフランス発祥のクレープにパワーを貰ってのこの活躍は流石ではないか!?
ヘンダーソン確り伸ばし首位を維持
ヘンダーソン伸ばし続けて首位を維持
ヘンダーソン首位を維持して強さ魅せ
単独で2位を維持しているのは世界ランキング51位で元世界ランキング1位のユ・ソヨン(韓国、32歳、173㎝)で、3日目8バーディー、2ボギーの-6、トータル-15と大きく伸ばして1位上げて来た。
3日目はアウトスタートでトータル-9から出て、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-12と伸ばし、後半でも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-15と順調に伸ばしている。
ユソヨンや大きく伸ばし二位に上げ
ユソヨンや連日上げて二位に付け
ユソヨンや二位まで上げて強さ魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング283位で新鋭のソフィア・シューバード(米国、26歳、168㎝)で、3日目7バーディー、1ダブルボギーの-5、トータル-13と大きく伸ばして3位上げて来た。
3日目はアウトスタートで、トータル-8から出て、前半では2バーディー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-8と伸ばせなかったが、後半に入って5バーディーの-5、トータル-13と大きく伸ばしている。
シューバード大きく伸ばし三位付け
シューバード連日上げて三位付け
シューバード三位まで上げ力魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング47位のカルロタ・シガンダ(スペイン、32歳、173㎝)、世界ランキング12位で小柄ながら結構飛ばすキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)で、トータル-12まで伸ばしている。
カルロタ・シガンダは3日目4バーディーの-4と伸ばして1位上げて来た。
3日目はアウトスタートで、トータル-8から出て、前半では3バーディーの-3、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-12と少し伸ばしている。
シガンダや確り伸ばし四位付け
シガンダやじわじわ上げて強さ魅せ
シガンダや四位まで上げ強さ魅せ
キム・セヨンは3日目6バーディー、3ボギーの-3と伸ばしながらも1位下がっている。
3日目はアウトスタートでトータル-9から出て、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-9と伸ばせなかったが、後半に入って4バーディー、1ボギーの-3、トータル-12と伸ばしている。
キムセヨン伸ばしながらも一位下げ
キムセヨン前半伸びず一位下げ
キムセヨン伸ばし足りずに一位下げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング1位で出場すれば安定した結果を残しているコ・ジンヨン(韓国、27歳、168㎝)は3日目-4、トータル-11と伸ばし、5位上げて6位タイに付けて来た。
コジンヨン確り伸ばし上げて魅せ
コジンヨン決勝で上げ強さ魅せ
コジンヨン下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング5位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーで優勝し、既に米国女子ツアーでも優勝しているツアールーキーのアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)、世界ランキング8位でかつては天才少女と呼ばれ、調子を上げているキム・ヒョージュ(韓国、27歳、165㎝)は共に3日目-3、トータル-11と伸ばしながらも、1位下がって6位タイとなっている。
ティティクルや伸ばしながらも一位下げ
ティティクルや伸ばし足りずに一位下げ
キムヒョージュ伸ばしながらも一位下げ
キムヒョージュ伸ばし足りずに一位下げ
世界ランキング3位で血管手術後復帰して好調を維持しているネリー・コルダ(米国、23歳、178㎝、ジェシカ・コルダの妹)は3日目イーブン、トータル-11と伸ばせず、4位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング4位で元世界ランキング1位でかつては天才少女と呼ばれたリディア・コ(ニュージーランド、25歳、165㎝)は3日目-3、トータル-10と伸ばして11位タイを維持している。
リディアコや確り伸ばし上位維持
リディアコや上位維持して最終日
まだ優勝の期待を残し
そして西郷真央は3日目6バーディーの-6、トータル-8と大きく伸ばし、27位も上げて15位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第1ホールから)でトータル-2から出て、前半では6ホールをパーで凌いだ後、第16、17ホールと連続でバーディーを決めたので、結局2打伸ばし、トータル-4として後半へと繋いでいる。
後半に入ると2ホールをパーで凌いだ後、第3、4ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第6ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では更に4打伸ばし、トータル-8として最終日へと繋いでいる。
前日の衝突事故の影響が無かったかと安心していたら、途中で大事なメモ帳を無くしており、終わってからは急遽記憶を頼りに復元したそうな。
それでいてこの活躍であるから、これは流石としか言いようが無く、最終日への期待が弥が上にも高まる!?
西郷真央トラブル続きめげないで
浮上を魅せた強さに期待
西郷真央大きく上げて強さ魅せ
西郷真央上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング11位で長きに亘る低迷から復調を魅せたダンボことチョン・インジ(韓国、27歳、175㎝)は3日目-5、トータル-8と大きく伸ばし、15位上げて15位タイに付けて来た。
西村優菜の憧れの選手のようで、2人でにこやかに回っている写真が印象的であった。
その雰囲気が西村優菜よりもチョン・インジに好影響を与えたようである。
チョンインジ大きく伸ばし再浮上
笑顔の力大きいのかも
チョンインジ決勝で上げ強さ魅せ
世界ランキング9位で好調を維持しているジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)は3日目-6、トータル-7と大きく伸ばし、32位も上げて22位タイに付けて来た。
上げ続け強さを魅せるカプチョかな
強さ魅せ連日上げるカプチョかな
強さ魅せ大きく上げるカプチョかな
世界ランキング16位で黄金世代と同世代となる新鋭のパク・ミンジ(韓国、23歳、160㎝)は3日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、6位下がって22位タイとなっている。
そして古江彩佳は3日目3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせず、11位下がって22位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7から出て、前半では第2ホールでダブルボギーを叩き、1つ空いて第4ホールでバーディーを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打落とし、トータル-5として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは6ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半で2打伸ばし、トータル-7に戻して最終日へと繋いでいる。
我慢のゴルフが続いているようであるが、最後にはスタート時点まで戻すこの粘り、流石ではないか!?
古江彩佳我慢のゴルフ意地を魅せ
古江彩佳粘りのゴルフ意地を魅せ
古江彩佳何とか中位確保して
最終日まで期待を繋ぎ
また西村優菜は3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばし、1位上げて29位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータル-3から出て、前半では第11ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後第15ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第17ホールでボギーを叩いたので、結局1打伸ばし、トータル-4として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは第2ホールでバーディーを決め、続く6ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では更に2打伸ばし、トータル-6として最終日へと繋いでいる。
憧れのチョン・インジと気分好く回れたことがお互いにとって好影響を与えたようで、好かった、好かった。ホッ。
西村優菜チョンインジから刺激受け
上昇機運湧いて来たかも
西村優菜確り伸ばし上げて魅せ
西村優菜最終日まで期待させ
また畑岡奈紗は3日目4バーディー、5ボギーの+1、トータル-6と少し落とし、18位下がって29位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7から出て、前半ではいきなり第1~3ホールと連続でボギーを叩き、続く5ホールをパーで凌いだ後、第9ホールではバーディーを決めたので、結局2打落とし、トータル-5として後半へと繋いでいる。
後半に入ると、3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩いたが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く第15ホールでもバーディーを決め、続く第16ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
結局後半では1打伸ばし、トータル-6として最終日へと繋いでいる。
第2日目とは逆の出だしで、決して調子が好いとは言えないが、それでもそこから大崩れしないところが流石ではないか!?
畑岡奈紗我慢のゴルフ強さ魅せ
畑岡奈紗我慢のゴルフ意地を魅せ
畑岡奈紗大崩れせず最終日
上位争い期待するかも
世界ランキング18位のハナ・グリーン(オーストラリア、25歳、168㎝)は3日目-2、トータル-4と伸ばし、5位上げて37位タイに付けて来た。
ハナグリーン連日上げて強さ魅せ
ハナグリーン中位まで上げ強さ魅せ
ハナグリーン中位まで上げ期待させ
世界ランキング2位で好調を維持しているミンジー・リー(オーストラリア、26歳)は3日目+2、トータル-1と落とし、28位も下がって58位タイとなっている。
そして世界ランキング19位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)は3日目+3、トータル+2と落とし、14位下がって68位タイとなっている。