sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

全英オープン最終日、キャメロン・スミスおめでとう! 松山、桂川等の様子・・・R4.7.19①

 先週木曜日の午後から時差-8時間(現在はサマータイム中で、それ以外の時期では-9時間)のスコットランドにある「セントアンドリュース・オールドコース(7313ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(以前は欧州男子ツアー)と米国男子ツアーが共催するメジャー大会、「全英オープン」が4日間の日程で開催され、その第最終日が昨日終わった。

 

 午後から始まるにしては遅くまで、と言うか、早朝までやっているなあ、と思っていたら、緯度の所為でスコットランドの夏は日が長いのであった。

 

 現在、現地時間では日の出が4時55分、日の入りが21時51分で、日中の長さが17時間弱もある。

 

 日の入りは日本時間で5時51分だから、勤め人がそろそろ起きる時間になる。

 

 或る記事によると賞金総額が1400万ドル、優勝賞金が250万ドルとなっていたから、1ドルを約138円とすると、それぞれ約19億3200万円、約3億4500万円とかなり高額であった。

 

 これも新たな機構、高額賞金で有名なリブゴルフの影響か!?

 

 日本人選手としては世界ランキング14位(先週時点。特に断らない限り、以下同様)で自他ともに認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング70位で飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎝)、世界ランキング75位でこのところ好調を維持している比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング97位で大学の先輩の松山英樹の憧れ、米国男子ツアー本格参戦を目指している金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング88位で実力派中堅選手のひとり、新婚の今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)、世界ランキング126位でこのところ今朝を維持している新鋭の桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング275位で米国男子ツアー本格参戦を目指しているアマチュア世界ランキング1位の中島啓太(日体大、22歳、177㎝、75㎏)の7名が出場しており、松山英樹桂川有人が無事予選を通過出来た。

 

 全体では66位タイまでに入った83名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 桂川有人は2日目-4、トータル-5と確り伸ばして17位上げて18位タイに付けて来たが、3日目は+3、トータル-2と落とし、37位も下がって55位タイとなっていた。

 

 気持ちの切り替え? 開き直り? ともかく最終日の奮闘が期待される。

 

        桂川伸ばし合いには乗り切れず

        最後奮闘期待するかも

 

 松山英樹は2日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、20位も下がって55位タイと振るわなかったが、ともかく予選は通過出来たので、その後の奮起を期待していたところ、3日目も+4、トータル+3と落とし、25位も下がって80位タイとなっていた。

 

 それでも最終日には奮起を期待するのみであった。

 

        松山や何とか通過其の後も

        流れに乗れず最後に期待

 

 なお、ライブ中継であるが、テレビでは地上波のテレビ朝日系列、CS放送のゴルフネットワークで4日間に亘り、たっぷりと放送されていた。

 

 また、インターネットの動画配信サイト、ABEMAでも4日間に亘りたっぷりと、それも無料で配信されていたので、時間のある時にはのんびりと楽しめた。

 

 米国本土よりは時差がないので、寝不足をそんなに気にせずに視られそうに思っていたら、上記のように日が長い関係で、結局寝不足になってしまった!?

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング6位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78㎏)で、最終日8バーディーの-8、トータル-20と爆発的に伸ばして2位上げて来た。

 

 この大会では初日から全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入るとギアを上げて6バーディーの-6、トータル-20と大きく上げた。

 

 米国男子ツアーのメジャー大会では初優勝で、通算では6勝目となり、4日間に亘る72ホールの大会では最多アンダーパータイ記録となったそうな。

 

 なお、この大会の結果、世界ランキングは2位まで上がっている。

 

        再浮上強さを魅せたスミスかな

 

        爆発し最後に勝ったスミスかな

 

        最後勝ち強さを魅せたスミスかな

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング32位のキャメロン・ヤング(米国、25歳、180㎝、84㎏)で、最終日1イーグル、7バーディー、2ボギーの-7、トータル-19と爆発的に伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はトータル-12から出て、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入るとギアを上げて1イーグル、3バーディーの-5、トータル-19と大きく伸ばしたが、競り合ったキャメロン・スミスには一歩及ばなかった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは19位まで上がっている。

 

        再浮上二位に入ったヤングかな

 

        爆発し二位に入ったヤングかな

 

        二位となり強さを魅せたヤングかな

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、最終日2バーディーの-2、トータル-18と伸ばしながらも2位下がった。

 

 最終日はトータル-16から出て、前半では1バーディーの-1、トータル-17と少ししか伸ばせず、後半でも1バーディーの-1、トータル-18と少ししか伸ばせなかった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは3位まで下がっている。

 

        マキロイや伸ばしながらも二位下がり

 

        マキロイや伸ばし足りずに二位下がり

 

        マキロイや伸ばし足りずにランク下げ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング35位のトミー・フリートウッド(イングランド、31歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング9位で欧州勢3番手の新鋭、ビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)で、トータル-14まで伸ばしている。

 

 トミー・フリートウッドは最終日5バーディーの-5と大きく伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日はトータル-9から出て、前半では3バーディーの-3、トータル-12と伸ばし、後半でも2バーディーの-2、トータル-14と順調に伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは26位まで上がっている。

 

        上げ続けフリートウッド強さ魅せ

 

        四位入りフリートウッド強さ魅せ

 

        強さ魅せフリートウッド四位入り

 

 ビクトル・ホブランは最終日1バーディー、3ボギーの+2と落として3位下がった。

 

 最終日はトータル-16から出て、前半では1ボギーの+1、トータル-15と少し落とし、後半でも1バーディー、2ボギーの+1、トータル-14と少し落とした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは9位のままであった。

 

        ホブランやスコア落として首位を落ち

 

        ホブランやスコア落として四位なり

 

        ホブランや四位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング18位でリブゴルフに主戦場を移したダスティン・ジョンソン(米国、38歳、193㎝、86㎏)は最終日-3、トータル-13と伸ばし、1位上げて6位タイに入った。

 

        ジョンソンや最後は上げて強さ魅せ

 

        ジョンソンや六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング12位のジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79㎏)は共に最終日-4、トータル-12と伸ばし、3位上げて8位タイに入った。

 

        カントレー最後は上げて強さ魅せ

 

        カントレー八位に入り強さ魅せ

 

        スピースや最後まで上げ強さ魅せ

 

        スピースや八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング5位で東京五輪で金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)は最終日-5、トータル-10と大きく伸ばし、9位上げて15位タイに入った。 

 

        シャウフェレや最後は上げて上位入り

 

        シャウフェレや上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング15位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)は最終日-5、トータル-9と大きく伸ばし、14位上げて21位タイに入った。

 

        ホーシェルや大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ホーシェルや最後まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング10位でこのところ好調を維持しているマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70㎏)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、13位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング1位でこのランクまで短期間に駆け上がった感のあるスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)は最終日+2、トータル-9と落とし、16位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング17位で心優しき飛ばし屋のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)は最終日-6、トータル-8と大きく伸ばし、27位も上げて28位タイに入った。

 

        トニーフィナウ大きく上げて強さ魅せ

 

        トニーフィナウ最後まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング13位で松山英樹とマスターズで競り合ってから頭角を現したような印象がある新鋭のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばしながらも、4位下がって28位タイとなった。

 

 世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、は最終日-2、トータル-7と伸ばしながらも、10位下がって34位タイとなった。

 

 世界ランキング11位のサム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84㎏)は最終日-8、トータル-6と大きく伸ばし、35位も上げて42位タイに入った。

 

        サムバーンズ爆発力で上げて魅せ

 

        サムバーンズ最後は上げて意地を魅せ  

 

 そして、桂川有人は最終日5バーディー、1ダブルボギーの-3、トータル-5と伸ばし、8位上げて47位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-2から出て前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く第4ホールではダブルボギーを叩いたが、空かさず第5ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く第6、7ホールでもバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-4として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局後半で更に1打伸ばし、トータル-5としてホールアウトしている。

 

 小柄でおっとりと見えるので坊ちゃん風であるが、中学校卒業後にフィリピンでゴルフ修行をし、それでいて通信制の高校を出た後、日大を出ていることから見ても根性が違う!?

 

 ファンを意識した言動にもプロとしての自覚が感じられ、最終日もダブルボギーを叩きながら、それ以上は崩れない等、見せ場を作っている。

 

 この後も海外のツアーへの参戦権を求めてチャレンジして行くそうであるから、流石ではないか!?

 

 俄かの私の場合は以前から知ってはいたものの、確り意識し始めたのは昨シーズン辺りであるように思われる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは118位まで上がり、日本人選手の9番手となっている。

 

        桂川前半崩れ掛かっても

        確り耐えて楽しめたかも

 

        桂川確り伸ばし上げて魅せ

        最終日まで楽しめたかも

 

 それから、世界ランキング16位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は最終日-4、トータル-4と伸ばし、16位上げて53位タイに入った。

 

        ニエマンや確り伸ばし上げて魅せ

 

        ニエマンや最後は上げて意地を魅せ

  

 世界ランキング7位で暫らく前まで松山英樹の天敵のように言われていたジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、2位上げて53位タイに入った。

 

        トーマスや最後は上げて強さ魅せ

 

        トーマスや最後は上げて意地を魅せ

 

 そして、松山英樹は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-2と大きく伸ばし、12位上げて68位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+3から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、1つ空いて第5、6ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータルイーブンとして後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると、いきなり第10ホールでバーディーを決め、1つ空いてだ12ホールでもバーディーを決め、続く第13ホールでボギーを叩いたが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第18ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 結局後半では更に2打伸ばし、トータル-2としてホールアウトしている。

 

 ムービングデーでも猛者達には付いて行けず、後退して引き続きムズムズさせられたが、最終日に漸く松山英樹らしいプレーを見せてくれたようである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは14位を維持している。

 

        松山や最終日まで諦めず

        世界ランクを維持出来たかも

 

        松山や最後にやっとらしさ魅せ

        次への期待繋げたのかも