木曜日の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外では-9時間)のスコットランドにある「ルネッサンスGC(7237ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)と米国男子ツアーが共催する、「ジェネシス・スコットランド・オープン」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は800万ドルとなっており、1ドルを約136円とすると、約10億8800万円となり、結構高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング229位で旅人と呼ばれるツアーメンバーの川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)の他に今回は、世界ランキング14位で日本のエース、米国男子ツアーを主戦場とする松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場している。
新たなツアー、リブゴルフの影響もあるのか、米国男子ツアーとの共催となり、賞金総額もかなり上がっている!?
ともかく、より興味が湧いて来たところであるが、松山英樹、川村昌弘共に初日+3まで落として89位タイと出遅れているから、先ずは予選通過が目標となって来た。
松山や初日出遅れ目標が
先ずは通過に切り替わるかも
川村や初日出遅れ今回も
予選通過が目標となり
なお、川村昌弘に付いてはゴルフ愛と旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.145 スコットランド編」に更新されていた。
先週の開催地、アイルランドのダブリンから今週の開催地スコットランドのエジンバラまで飛行機による340㎞の移動であるが、先週同様、混雑していて苦労したようである。
また、新たなツアー、リブゴルフへの思いも綴られていた。
川村やリブゴルフには惹かれつつ
何処か疑問に思えるのかも
ライブ中継に付いてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘りたっぷりと予定されている。
時差の関係で20時頃からになるが、それでも米国本土よりは時差がないので、寝不足をそんなに気にせずに視られる。
さて単独首位を維持しているのは世界ランキング55位のキャメロン・トリンゲール(米国、34歳、188㎝、84㎏)で、2日目4バーディー、6ボギーの+2、トータル-7と落としている。
2日目はインスタート(第10ホールから)で、トータル-9から出て、前半では3バーディー、4ボギーの+1、トータル-8と少し落とし、後半でも1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落としている。
トリンゲール落としながらも首位を維持
トリンゲールじわじわ落とし首位を維持
トリンゲール首位を維持して力魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング204位のダグ・ギム(米国、26歳、170㎝、63㎏)、世界ランキング91位のゲーリー・ウッドランド(米国、38歳、185㎝、88㎏)で、トータル-4まで伸ばしている。
ダグ・ギムは2日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして5位上げて来た。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3から出て、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-5と伸ばしたが、後半では1ボギーの+1、トータル-4と少し落としている。
ダグギムや前半伸ばし二位に上げ
ダグギムや二位まで上げて力魅せ
ゲーリー・ウッドランドは2日目4バーディー、6ボギーの+2と落としながらも2位を維持している。
2日目はインスタートで、トータル-6から出て、前半では1バーディー、4ボギーの+3、トータル-3と落としたが、後半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばしている。
ウッドランド落としながらも二位を維持
ウッドランド二位を維持して力魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング11位で東京五輪で見事金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70㎏)、世界ランキング122位のジョルダン・スミス(イングランド、29歳、178㎝、76㎏)、世界ランキング152位で日系のカート・キタヤマ(29歳、170㎝、77㎏)で、トータル-3まで伸ばしている。
ザンダー・シャウフェレは2日目1イーグル、5バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばして65位も上げて来た。
2日目はインスタートでトータル+2から出て、前半では1イーグル、2バーディー、
2ボギーの-2、トータルイーブンと伸ばし、後半でも3バーディーの-3、トータル-3と伸ばしている。
シャウフェレや大きく上げて強さ魅せ
シャウフェレや四位まで上げ強さ魅せ
マシュー・フィッツパトリックは2日目6バーディー、2ボギーの-4と確り伸ばして47位も上げて来た。
2日目はインスタートでトータル+1から出て、前半では4バーディーの-4、トータル-3と伸ばし、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
前伸ばしフィッツパトリック四位付け
四位付けフィッツパトリック強さ魅せ
ジョルダン・スミスは2日目1イーグル、3バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばして11位上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-2から出て、前半では1バーディー、3ボギーの+2、トータルイーブンと落としたが、後半に入ると1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-3と伸ばしている。
後伸ばし四位に上げたスミスかな
力魅せ四位に上げたスミスかな
カート・キタヤマは2日目3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1と少し落としながらも4位を維持している。
2日目はアウトスタートで、トータル-4から出て、前半では1バーディー、1ダブルボギーの+1、トータル-3と少し落としたが、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
キタヤマや落としながらも4位維持
キタヤマや四位維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング17位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は2日目-1、トータル-2と少し伸ばし、20位も上げて8位タイに付けて来た。
ニエマンや少し伸ばして上げて魅せ
ニエマンや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング161位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、21歳)は2日目+2、トータル-2と落とし、4位下がって8位タイとなっている。
世界ランキング7位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)は2日目イーブン、トータルイーブンと維持し、19位上げて20位タイに付けて来た。
カントレースコア維持して上げて魅せ
カントレー確り上げて強さ魅せ
世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング12位のジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79㎏)は共に2日目+2、トータルイーブンと落とし、5位下がって20位タイとなっている。
世界ランキング19位のマックス・ホーマ(米国、31歳、185㎝、82㎏)は2日目+1、トータル+2と少し落としながらも、13位上げて38位タイに付けて来た。
落としつつ確り上げたホーマかな
確りと上げ強さ魅すホーマかな
世界ランキング6位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78㎏)は2日目+5、トータル+3と大きく落とし、34位も下がって49位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
世界ランキング9位のサム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84㎏)は2日目+6、トータル+3と大きく落とし、42位も下がって49位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、49位タイまでに入った72名の選手が残り2日間の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング4位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング13位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)、世界ランキング15位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)は4人ともトータル+5で87位タイ、川村昌弘はトータル+6で100位タイ、松山英樹、世界ランキング8位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング47位のギレルモ(・ミト)・ペレイラ(チリ、27歳、183㎝、89㎏)は3人ともトータル+7で109位タイ、世界ランキング5位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)はトータル+10で138位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
川村昌弘ばかりか、松山英樹まで予選落ちしたのはショックであったが、上記のように結構な猛者も予選落ちしているので、まあ仕方が無いかとすんなり諦めが付くからおかしい!?