木曜日の朝から千葉県にある「カメリアヒルズカントリークラブ（６６３９ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの高額賞金大会、「アース・モンダミンカップ」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が昨日終わっている。
既に第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が始まっているが、ここでは第２日目の分に付いて触れておく。
公式サイトによると、賞金総額は３億円、優勝賞金は５４００万円で、前半の２日間に亘る予選ラウンド終了時に７０位タイまでに入っている選手が後半の２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
またライブ中継であるが、テレビではＢＳ放送のＢＳジャパネット、ＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘って朝からたっぷりと予定され、インターネット配信ではＧＯＬＦＴＶ、ＤＡＺＮ、ＡＢＥＭＡ、Ｕ－ＮＥＸＴ等で４日間に亘って朝からたっぷり予定されているので、殆んどの人が何らかの方法で視ることが出来そうである。
私の場合でも初日からゴルフネットワーク、およびＧＯＬＦＴＶで楽しめている。
それはまあともかく、この頃は毎回書いているように、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか！？
国内の女子のツアーで今週は
彼方此方ライブ視られるのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２６０位で実力派若手選手のひとり、ささきしょうこ（２６歳、１７０㎝、６５㎏）で、２日目２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－６と維持して２位上げて来た。
強風が吹き、結構大変な状況であったようであるが、こんな日は耐えられた選手が上がって来る！？
ささきしょうこ強風に耐え首位に立ち
ささきしょうこ強風に耐え首位奪い
ささきしょうこ首位を奪って力魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング９５位で実力派ベテラン選手のひとり、藤田さいき（３６歳、１６８㎝、６５㎏）、世界ランキング２２位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズン賞金女王に輝いた稲見萌寧（２２歳、１６６㎝、５８㎏）、世界ランキング４９位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍に刺激を受けて調子を上げて来た山下美夢有（２０歳、１５０㎝、５２㎏）で、トータル－５まで伸ばしている。
藤田さいきは２日目３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばして７位上げて来た。
藤田さいき少し伸ばして二位に上げ
藤田さいき二位まで上げて強さ魅せ
稲見萌寧は２日目３バーディー、１ボギー、２ダブルボギーの＋２と落としながらも２位を維持している。
稲見萌寧落としながらも二位を維持
耐える強さも魅せられたかも
稲見萌寧二位を維持して強さ魅せ
山下美夢有は２日目１バーディー、４ボギーの＋３と落として１位下がっている。
山下や風に押されて首位を落ち
山下や二位で通過し強さ魅せ
ここまでを見ても体格の大きい選手が強風に耐えられたと言う理屈に合った感じに見える！？
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２３０位で昨年の１１月に２０２１年度の最終プロテストに合格した飛ばし屋の佐藤心結（ミユ、１８歳、１６１㎝、５７㎏）は２日目＋３、トータル－３と落とし、３位下がって６位タイとなっている。
世界ランキング７０位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国と韓国で賞金女王になったレジェンドの申ジエ（韓国、３４歳、１５５㎝、６３㎏）は２日目－２、トータル－２と伸ばし、５２位も上げて９位タイに付けて来た。
条件がきつい時に大きく上げて来るのは流石レジェンドである！？
申ジエや大きく上げて強さ魅せ
申ジエや九位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１１７位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広い優しいお姉さん格の青木瀬令奈（２９歳、１５３㎝、５０㎏）は２日目＋３、トータル－１と落とし、６位下がって１５位タイとなっている。
世界ランキング１２８位で実力派中堅外国人選手のひとり、イ・ミニョン(韓国、３０歳、１６８㎝、７３㎏)は２日目＋２、トータルイーブンと落としながらも、１４位上げて１８位タイに付けて来た。
イミニョンや確り上げて強さ魅せ
イミニョンや上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング４２位でプラチナ世代の国内組を代表し、先週ツアー５勝目を挙げた西村優菜（２１歳、１５０㎝未満、５０㎏）は２日目＋５、トータルイーブンと大きく落とし、１３位下がって１８位タイとなっている。
世界ランキング９１位で実力派中堅選手のひとり、有数の飛ばし屋の渡邉彩香（２８歳、１７２㎝、６５㎏）は２日目＋１、トータル＋１と少し落としながらも、３４位も上げて２７位タイに付けて来た。
渡邉や大きく上げて強さ魅せ
渡邉や大きく上げて通過魅せ
世界ランキング１０３位で黄金世代をリードするひとり、昨年イップスから復活してツアー２勝目を挙げた大里桃子（２３歳、１７１㎝、６０㎏）は２日目＋２、トータル＋１と落としながらも、２１位も上げて２７位タイに付けて来た。
大里や大きく上げて強さ魅せ
大里や強風に耐え通過魅せ
世界ランキング１０５位で実力派中堅選手のひとり、練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２８歳、１５５㎝）は２日目＋４、トータル＋１と落とし、１０位下がって２７位タイとなっている。
世界ランキング１２７位で実力派中堅外国人選手のひとり、今年念願のツアー初優勝を果たしたサイ・ペイイン（台湾、３１歳、１５６㎝、５６㎏）は２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも、５３位も上げて４０位タイに付けて来た。
そう言えば台湾、ハワイ、沖縄島、島出身の選手は強風に慣れているのか、風に強い場合が多いらしい。
サイペイイン強風に耐え通過魅せ
サイペイイン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング８４位で実力派中堅外国人選手のひとり、優しい笑顔が特徴のペ・ソンウ（韓国、２８歳、１６６㎝、５９㎏）は２日目＋２、トータル＋２と落としながらも、２１位も上げて４０位タイに付けて来た。
ペソンウや大きく上げて通過魅せ
ペソンウや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング７６位で黄金世代をリードするひとり、筋力トレーニングによって世代では有数の飛ばし屋に変身した勝みなみ（２３歳、１５７㎝）は２日目＋３、トータル＋３、トータル＋２と落としながらも８位上げて４０位タイに付けて来た。
勝みなみ確り上げて通過魅せ
勝みなみ余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング１２１位で狭間世代で頭角を現し始めた菅沼菜々（２２歳、１５８㎝）は２日目＋６、トータル＋２と大きく落とし、３１位も下がって４０位タイとなっている。
世界ランキング７４位で実力派若手選手のひとり、長期間の低迷から昨年漸く復活して念願のツアー初優勝を果たし、今年２勝目を果たした堀琴音（２６歳、１６５㎝、５６㎏）は２日目＋３、トータル＋３と落としながらも、５位上げて５６位タイに付けて来た。
この選手はただ復活して来ただけではなく、パワーアップして復活して来た感がある。
堀琴音強風に耐え通過魅せ
堀琴音余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング５６位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のメジャー大会にも強いところを見せる上田桃子（３６歳、１６１㎝、５４㎏）は２日目＋２、トータル＋４と落としながらも、４８位も上げて６５位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
上田桃子何とか通過意地を魅せ
上田桃子何とか通過強さ魅せ
そして世界ランキング８９位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の初優勝を果たした植竹希望（ノゾミ、２３歳、１７０㎝、５９㎏）、世界ランキング９４位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる柔らかい笑顔が特徴の吉田優利（２２歳、１５８㎝、５８㎏）は共に２日目＋３、トータル＋４と落としながらも、３０位も上げて６３位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
植竹や大きく上げて通過魅せ
植竹や何とか通過意地を魅せ
吉田優利大きく上げて通過魅せ
吉田優利何とか通過意地を魅せ
以上で、６３位タイまでに入って７９名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング１１９位で黄金世代をリードするひとり、国内のメジャー大会に強いところを見せるモデル系の原英莉花（２３歳、１７３㎝、５８㎏）、世界ランキング１３０位で実力派若手選手のひとり、三ヶ島かな（２５歳、１６４㎝、５１㎏）は共にトータル＋５で８０位タイ、世界ランキング５５位で黄金世代をリードするひとり、中々休まないことから鉄人と呼ばれている天然キャラで人気の高い小祝さくら（２４歳、１５８㎝、５８㎏）はトータル＋１２となり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
また、世界ランキング５９位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の初優勝を果たした高橋彩華（サヤカ、２３歳、１６２㎝、５５㎏）は左手首痛で途中棄権している。
