sanso114の日記

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全米オープン最終日、マシュー・フィッツパトリックおめでとう! 松山英樹等の様子・・・R4.6.20③

 先週木曜日の夜から時差-13時間(現在はサマータイム中で、それ以外では-14時間)の米国・マサチューセッツ州にある「ザ・カントリークラブ(7254ヤード、パー70)」において米国男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催するメジャー大会、「全米オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 或る記事によると全米ゴルフ協会から賞金額が発表されたそうで、総額は1750万ドル、優勝賞金は315万ドルとなっている。

 

 ついさっき調べてみると1ドルが約135円であったから、それぞれ約23億6千万円、約4億2500万円となっている。

 

 と言っても、先週開幕した新興ツアー、リブゴルフ・インビテーショナルシリーズにおける個人戦の優勝賞金400万ドル(約5億4000万円)の所為で吃驚はしないが、それでもまあ相当高額には違いない!?

 

 日本人選手としては、世界ランキング13位で自他ともに認める日本のエース、マスターズで優勝した松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング64位で実力派若手大型選手のひとり、飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング107位で実力派若手選手のひとり、新婚の香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)、世界ランキング249位でアマチュア世界ランキング1位の中島啓太(21歳、177㎝、75㎏)、世界ランキング313位の杉山知靖(29歳、173㎝、70㎏)、世界ランキング326位で米国男子ツアーへのシード権の復活を下部ツアーから目指している小平智(32歳、172㎝、70㎏)、世界ランキング613位で飛ばし屋の大型選手、出水田大二郎(29歳、183㎝、90㎏)の7人が出場し、期待通り松山英樹がトータルイーブンの24位タイで余裕の予選を果たした。

 

 そして第3日目にはトータル+2まで落としながらも17位タイに上げている。

 

 難しいコース・設定の中、強風が吹き、全体にスコアを落としている選手が多かった。

 

 それから他の日本人選手は残念ながらCUTの憂き目に遭ったが、それでもチャレンジしないことには始まらないので、この悔しさが次の機会に生きることを期待したい。

 

        松山や期待通りに通過して

        最終日まで期待膨らみ

 

        松山の他の選手は予選落ち

        悔しさばねに次回に期待

 

 全体では、55位タイまでに入った64名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継に付いては、テレビではCS放送のゴルフネットワーク、インターネットでは動画配信サイトのDAZN、ABEMA(PPV形式)によって4日間に亘りたっぷりと放送されていた。

 

 さて首位タイを維持して見事優勝したのは世界ランキング18位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70㎏)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-6と伸ばした。

 

 決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4から出て、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばし、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-6と維持した。

 

 米国男子ツアーでは初優勝であるが、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)では7勝もしている猛者である。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは10位まで上がっており、初のベストテンだそうな。

 

        首位を維持フィッツパトリック強さ魅せ

 

        首位を維持フィッツパトリック勝って魅せ

 

        米男子フィッツパトリック勝って魅せ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング14位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)で、トータル-5まで伸ばしている。

 

 スコッティー・シェフラーは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして2位上げて来た。

 

 トータル-2から出て、前半では4バーディーの-4、トータル-6と伸ばしたが、後半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-5と少し落とした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは1位を維持している。

 

        シェフラーや最後まで上げ強さ魅せ

 

        シェフラーや最後まで上げ二位となり

 

        シェフラーや二位に入って強さ魅せ

 

 ウィル・ザラトリスは最終日5バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がった。

 

 トータル-4から出て、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-5と維持した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは12位まで上がっている。

 

        ザラトリス伸ばしながらも一位下げ

 

        ザラトリス伸ばし足りずに二位となり

 

        ザラトリス二位に入って強さ魅せ

 

 単独4位に入ったのは松山英樹で、最終日5バーディーの-5、トータル-3と大きく伸ばし、13位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+2から出て前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6、7ホールと連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータルイーブンとして後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12、13ホールと連続でバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでもバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半でも3打伸ばし、トータル-3としてホールアウトしている。

 

 ハイライト動画を視ているだけでもワクワクするほど長いパットを何本もねじ込み、この日だけではなく、この大会でもベストのスコアを叩き出しているから流石ではないか!?

 

 そうなって来ると、ここまでにも少し好いプレイが出ていればと悔やまれるが、それはまあ言っても仕方がないことで、この勢いが次の機会に繋がることを期待したい。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは13位を維持している。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング7位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 コリン・モリカワは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして12位上げて来た。

 

 最終日はトータル+2から出て、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル+1と少し伸ばし、後半では3バーディーの-3、トータル-2とより伸ばして強いところを見せている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは4位まで上がっている。

 

        モリカワや最後は上げて強さ魅せ

 

        モリカワや五位に入って強さ魅せ

 

 ロリー・マキロイは最終日5バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はトータル-1から出て、前半では3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-1と伸ばせなかったが、後半に入ると2バーディー、1ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばして強いところを見せている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは2位まで上がっている。

 

        マキロイや最後は上げて強さ魅せ

 

        マキロイや五位に入って強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング130位のジョエル・ダーメン(米国、34歳、180㎝、80㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、3位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)は最終日+4、トータル+1と落とし、9位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング12位で東京五輪のゴルフ競技において金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)は最終日-2、トータル+2と伸ばし、19位上げて14位タイに入った。

 

        シャウフェレや最後は上げて強さ魅せ

 

        シャウフェレや上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)は最終日-1、トータル+2と少し伸ばし、11位上げて14位タイに入った。

 

        カントレー最後まで上げ強さ魅せ

 

        カントレー上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング16位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)は最終日+2、トータル+4と落とし、7位下がって24位タイとなった。

 

 世界ランキング9位のサム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84㎏)は最終日+6、トータル+5と大きく落とし、20位も下がって27位タイとなった。

 

 世界ランキング5位でかつては松山英樹の天敵のように言われていたジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング10位のジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79㎏)は共に最終日+4、トータル+7と落とし、12位下がって37位タイとなった。

 

 世界ランキング17位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は最終日+2、トータル+9と落としながらも、2位上げて47位タイに入った。

 

        ニエマンや落としながらも上げて魅せ

 

        ニエマンや最後は上げて意地を魅せ      

 

 そして、世界ランキング19位で米国男子ツアーのメジャー大会に強いブルックス・ケプカ(米国、32歳、183㎝、93㎏)は最終日+7、トータル+12と大きく落とし、15位下がって単独55位となった。