sanso114の日記

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マイヤーLPGAクラシック最終日、ジェニファー・カプチョおめでとう! 畑岡、古江、野村等の様子・・・R4.6.20②

 先週木曜日の夜から時差-14時間(サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・ミシガン州にある「ブライズフィールドCC(6556ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「マイヤーLPGAクラシック」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は250万ドルとあるから、1ドルを約135円とすると約3億3800万円となり、優勝賞金は37万5000ドルであったから、これは約5060万円となり、平均的な国内女子ツアーの3倍ぐらいか?

 

 日本人選手としては世界ランキング6位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング14位で新世紀世代を代表し、昨年全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング27位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」では見事単独2位に入った古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング37位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング500位で米国女子ツアー3勝の実力派中堅選手のひとり、リオ五輪では4位に入った野村敏京(ハウキョウ、29歳、166㎝、60㎏)が出場しており、畑岡奈紗、古江彩佳、野村敏京が予選を通過している。

 

 全体では、67位タイまでに入った78名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 先週は同じく木曜日の夜から開催されていた米国男子ツアーにも日本人選手が7人出場しており、此方では世界ランキング13位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が唯一決勝ラウンドへと進出し、最終日まで活躍していたので、結構充実した1週間となった。

 

        米国の女子のツアーは日本人

        五人出場三人通過

 

        米国の男子のツアー日本人

        松山残り大活躍し

 

 さて首位タイになって、プレーオフを2ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング16位のジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)で、最終日1イーグル、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-18と少し伸ばし、結果として1位上げたことになる。

 

 決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-17から出て、前半では1イーグル、1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-17と伸ばせなかったが、後半に入ると2バーディー、1ボギーの-1、トータル-18と少し伸ばした。

 

 なお、これで米国女子ツアー2勝目となった。

 

        プレーオフ勝ち強さ魅すカプチョかな

 

        最後勝ち強さを魅せたカプチョかな

 

        二勝目で強さを魅せたカプチョかな

 

 首位タイとなって、プレーオフの2ホール目で負けて2位タイとなったのは世界ランキング25位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)で、最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータル-18と爆発的に伸ばし、結果として7位上げたことになる。

 

 最終日はトータル-11から出て、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-14と伸ばし、後半でも4バーディーの-4、トータル-18と伸ばした。

 

        マグワイヤー最後爆発強さ魅せ

 

        マグワイヤー連日上げて強さ魅せ

 

        マグワイヤー二位に入って強さ魅せ

 

 首位タイになって、プレーオフの1ホール目で負けて2位タイとなったのは世界ランキング2位で鎖骨下静脈に出来た血栓の手術から復帰して調子を戻しつつあるネリー・コルダ(米国、23歳、178㎝)で、最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-18と伸ばせず、結果として1位下がったことになる。

 

 最終日はトータル-18から出て、前半ではボギーの+2、トータル-16と落としたが、後半に入ると3バーディー、1ボギーの-2、トータル-18と伸ばして強いところを見せた。

 

        ネリーコルダ後半伸ばし強さ魅せ

 

        ネリーコルダ後半伸ばし二位となり

 

        ネリーコルダ二位に入って強さ魅せ

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング4位でかつては天才少女と呼ばれていたリディア・コニュージーランド、25歳、165㎝)で、最終日4バーディーの-4、トータル-17と伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はトータル-13から出て、前半では1バーディーの-1、トータル-14と少し伸ばし、後半に入ると3バーディーの-3、トータル-17と更に伸ばしている。

 

        リディアコや最後まで上げ強さ魅せ

 

        リディアコや最後まで上げ四位入り

 

        リディアコや四位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング15位のジェシカ・コルダ(米国、29歳、180㎝、ネリー・コルダの姉)、世界ランキング54位のカルロタ・シガンダ(スペイン、32歳、173㎝)は共に最終日-5、トータル-16と大きく伸ばし、4位上げて5位タイに入った。

 

        ジェシカコルダ大きく伸ばし五位となり

 

        ジェシカコルダ五位に入って強さ魅せ

 

        シガンダや最後は上げて五位となり

 

        シガンダや五位に入って強さ魅せ

 

 世界ランキング5位で天才少女と呼ばれており、欧州女子ツアーに続いて米国女子ツアーでも既に優勝しているツアールーキーのアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)は最終日-4、トータル-16と伸ばし、2位上げて5位タイに入った。

 

        ティティクルや最後まで上げ五位となり

 

        ティティクルや五位に入って強さ魅せ

 

 世界ランキング7位で米国女子ツアーでも有数の飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、27歳、180㎝)は最終日-2、トータル-16と伸ばしながらも、1位下がって5位タイとなった。

 

 世界ランキング8位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)は最終日イーブン、トータル-15と伸ばせず、6位下がって9位タイとなった。

 

 世界ランキング20位のハナ・グリーン(オーストラリア、25歳、168㎝)は最終日-3、トータル-13と伸ばし、2位上げて12位タイに入った。

 

        ハナグリーン最後まで上げ強さ魅せ

 

        ハナグリーン上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング22位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、35歳、183㎝)は最終日イーブン、トータルー11と伸ばせず、9位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランキング3位で好調を維持していたミンジー・リー(オーストラリア、26歳)は最終日+2、トータル-11と落とし、13位下がって18位タイとなった。

 

 そして古江彩佳は最終日1イーグル、6バーディーの-8、トータル-10と爆発r的に伸ばし、46位も上げて24位に入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-2から出て2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第8ホールでもバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-5として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると4ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第17ホールもバーディーを決め、続く第18ホールではイーグルを決めたので、結局後半では5打伸ばし、トータル-10としてホールアウトしている。

 

 と言うわけで、最終日は次に繋がる納得プレイだったようである。

 

        古江彩佳最後爆発強さ魅せ

 

        古江彩佳次に繋がるプレイ魅せ

 

        古江彩佳納得プレイ笑顔魅せ

 

 また野村敏京は最終日8バーディー、4ボギー、2ダブルボギーのイーブン、トータル-10と伸ばせず、10位下がって24位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-10から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩き、第2ホールではダブルボギーを叩き、1つ空いて第4ホールでもまたダブルボギーを叩いたが、空かさず第5ホールでバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第7、8ホールと連続でバーディーを決め、続く第9ホールでボギーを叩いたので、結局3打落とし、トータル-7として後半へと繋いでいる。

 

 後半ではいきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決めた後、第12ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第14ホールでバーディーを決めて取り返し、続く第15ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第16ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第18ホールでバーディーを決めたので、結局後半では3打伸ばし、トータル-10に戻してホールアウトしている。

 

 出入りの激しいゴルフではあったが、8個もバーディーを決めており、ここでも強い野村敏京が戻って来たことを感じさせた!?

 

 腰痛に長く悩まされて来たが、本人も言っているようにこの頃は大分希望が見えて来たようで、ホッとさせられるし、ニュースに付いたコメントを読んでいると古くからのファンも一定いることが分かり、そこにもちょっと嬉しくなった。

 

        スコア維持粘りを魅せた野村かな

 

        最後まで粘りを魅せた野村かな

 

        粘り魅せ次に繋がる野村かな

 

 世界ランキング30位のマデリーン・サグストロム(スウェーデン、29歳、175㎝)は最終日+2、トータル-10と落とし、17位下がって24位タイとなった。

 

 世界ランキング9位のキム・ヒョージュ(韓国、26歳、165㎝)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、1位上げて40位タイに入った。

 

        キムヒョージュ最後まで上げ強さ魅せ

 

        キムヒョージュ最後まで上げ意地を魅せ

 

 世界ランキング18位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)、世界ランキング26位で上位安定を魅せているツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国、22歳、167㎝)は共に最終日-1、トータル-8と少し伸ばしながらも、12位下がって40位タイとなった。

 

 そして畑岡奈紗は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-7と伸ばしながらも、8位下がって49位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-5から出て前半では第2ホールでボギーを叩き、1つ空いて第4ホールでバーディーを決めて取り返した後、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局イーブンで、トータル-5のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第17、18ホールと連続でバーディーを決めたので、結局後半では2打伸ばし、トータル-7としてホールアウトしている。

 

        畑岡奈紗後半伸ばし意地を魅せ

 

        畑岡奈紗後半伸ばし強さ魅せ

 

        畑岡奈紗後半繋がるプレイ魅せ

        次の機会に期待膨らみ