sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント(国内女子)最終日、稲見萌寧おめでとう! ・・・R4.6.6①

 6月3日(金)の朝から新潟県にある「ヨネックスカントリークラブ(6475ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。

 

 賞金総額は9000万円、優勝賞金は1620万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に39位タイまでに入った50名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 先週開催された米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」に出場していた選手がかなり多く、ちょっと寂しくはなっていたが、それでも華のある選手、実力者が多いツアーなので十分楽しめた。

 

 テレビでのライブ中継はBSテレビ東京で土曜日、日曜日の午後にまあまあ長く放送されていた。

 

 初日からライブ中継を確りと視たい向きにはインターネット配信のGOLFTV、およびDAZNで3日間に亘ってたっぷりと用意されているのも通例となって来たようである。

 

 この頃は毎回書いているように、ともかく、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか!?

 

        国内の女子のツアーは先週も

        出ていた選手キラキラとして

 

 さて、単独首位を維持して見事完全優勝を成し遂げたのは世界ランキング22位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズンの賞金女王となった稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組でトータル-6から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-8として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入るといきなり第10ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第12ホールでバーディーを決めて取り返し、続く4ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでまたボギーを叩いたので、結局後半で1打落とし、トータル-7でホールアウトした。

 

 これが国内女子ツアーでは今シーズン初優勝であるが、7か月振りの復活優勝となり、通算で11勝目となった。

 

        稲見萌寧復活勝利完全で

        後の活躍期待膨らみ

 

        稲見萌寧完全勝利強さ魅せ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング128位で実力派大型ベテラン選手のひとり、藤田さいき(36歳、168㎝、65㎏)、および世界ランキング414位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格して既にステップアップツアーで優勝している岩井千怜(19歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 藤田さいきは最終日6バーディー、1トリプルボギーの-3と伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組から1つ前の組で回り、トータル-2から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールで漸くバーディーを決め、続く第5ホールでトリプルボギーを叩いてしまったが、空かさず第6ホールでバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック!

 

 残りの3ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータル-1で後半へと繋いでいる。

 

 後半では3ホールをパーで凌いだ後、第13、14ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第16ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半で4打伸ばし、トータル-5としてホールアウトした。

 

        藤田さいき後半伸ばし強さ魅せ

 

        藤田さいき後半伸ばし二位となり

 

        藤田さいき二位に入って強さ魅せ

 

 岩井千怜は最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばして2位を維持した。

 

 最終日に付いてもう少し詳しき見ておくと、アウトスタートの最終組で回り、トータル-4から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールではダブルボギーを叩き、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局3打落とし、トータル-1で後半へと繋いでいる。

 

 後半でもいきなり第10ホールでボギーを叩き、この時点でトータルイーブンまで落とし、この先どうなるものかと心配されたが、空かさず第11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 この後も第15ホールまで連続でバーディーを決めたので、圧巻の5連続バーディーとなり、残りの3ホールをパーで凌ぎ、結局後半では4打伸ばし、トータル-5としてホールアウトした。

 

 世界ランキングを比べても姉の岩井明愛の方が全体的に安定しているように思われるが、ステップアップツアーでの優勝は岩井千怜の方が先であったし、今回の大健闘を見ても、岩井千怜の方が時折吃驚させてくれるようだ。

 

        岩井千怜後半伸ばし二位を維持

 

        岩井千怜二位を維持して力魅せ

 

        岩井千怜二位に入って力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング118位で狭間世代の成長株、国内女子ツアーでの初優勝が待たれる菅沼菜々(22歳、158㎝)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、5位上げて4位タイに入った。

 

 今シーズンはこれで13試合に出場してベスト5に5回入り、ベストテンまで広げると7回入り、ベスト20まで広げると9回入っている安定振りである。

 

        菅沼菜々最後は伸ばし強さ魅せ

 

        菅沼菜々四位に入り強さ魅せ

 

        菅沼菜々上位安定強さ魅せ

 

 世界ランキング59位で黄金世代をリードするひとり、念願の国内女子ツアー初優勝を成し遂げ、肩の力が抜け始めている高橋彩華(サヤカ、23歳、162㎝、55㎏)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、2位上げて4位タイに入った。

 

        高橋や連日上げて強さ魅せ

 

        高橋や四位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング95位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる柔らかい笑顔が魅力の吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、2位下がって4位タイとなった。

 

 世界ランキング113位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広い優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は最終日-6、トータル-3と大きく伸ばし、30位も上げて単独9位に入った。

 

 おっ、このコースで、しかも最終日にこの上げ方は凄い!?

 

        青木瀬令奈大きく上げて強さ魅せ

 

        青木瀬令奈九位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング219位で昨年の6月に最終プロテストに合格して、既にステップツアーでは優勝している岩井明愛(アキエ、19歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日-2、トータル-2伸ばし、3位上げて10位タイに入った。

 

        岩井明愛連日上げて力魅せ

 

        岩井明愛十位に入り力魅せ

 

 世界ランキング58位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバルの活躍に刺激を受けて調子を上げて来た山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)は最終日+2、トータル-1と落とし、7位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング77位で黄金世代をリードするひとり、激しい筋力トレーニングで世代有数の飛ばし屋に変身している勝みなみ(23歳、157㎝)は最終日+3、トータル-1と落とし、10位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング149位で実力派若手選手のひとり、このところ安定している印象があるはんなり系の金澤志奈(26歳、164㎝、53㎏)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、9位上げて15位タイに入った。

 

        金澤志奈最後は上げて強さ魅せ

 

        金澤志奈上位に入り強さ魅せ 

 

 世界ランキング98位で黄金世代をリードするひとり、昨年イップスを克服し、久々に優勝した大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、15位上げて17位タイに入った。

 

        大里や連日上げて強さ魅せ

 

        大里や上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング190位で黄金世代をリードするひとり、米国帰りの疲れもそろそろ癒えたかに見える河本結(23歳、163㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル+2と維持し、12位上げて20位タイに入った。

 

        河本結連日上げて強さ魅せ

 

        河本結上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング117位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)、世界ランキング174位で実力派若手選手のひとり、木村彩子(26歳、155㎝、50㎏)は共に最終日+1、トータル+3と少し落としながらも、8位上げて24位タイに入った。

 

        三ヶ島かな連日上げて強さ魅せ

 

        木村彩子最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング144位で実力派若手選手のひとり、アスリート系の岡山絵里(26歳、161㎝、64㎏)は最終日+2、トータル+3と落としながらも24位タイを維持した。

 

        岡山絵里落としながらも中位維持

 

        岡山絵里中位維持して意地を魅せ

 

 世界ランキング124位で実力派中堅外国人選手のひとり、サイ・ペイイン(台湾、31歳、156㎝、56㎏)は最終日+3、トータル+3と落として、11位下がって24位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング90位で実力派大型中堅選手のひとり、飛ばし屋の渡邉彩香(28歳、172㎝、65㎏)は最終日+3、トータル+5と落とし、7位下がって39位タイとなった。