sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.5.24①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 さて5月も終盤となって、かなり蒸し暑い日もあり、週の中盤辺りから全国的に崩れて来る予報が出ている。

 

 先日の夜は梅雨入りでもしたのかと思うような落雷を伴う崩れ方であったが、今のところ関西は6月の上旬辺りと予想する向きが多いようである。

 

 そんな中、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは大体シーズン中で、下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 今回は女子の方から先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 先ずは先週開催された女子のゴルフツアーから簡単に振り返っておきたい。

 

 さてその中でも国内からであるが、5月17日(火)朝から福岡県においてプロテスト合格を目指す25歳までの女子選手向けのマイナビネクストヒロインゴルフツアー、「ASO COLLEGE GROUP Design your future cup 」が1日競技として開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング880位(先週時点。以下断わらない限り同様)で新世紀世代の和久井麻由(20歳、168㎝)で、第2戦に続いて2戦連続で2勝目となった。

 

 なお世界ランキングに関係するポイントは配当されない為、世界ランキングは898位まで下がっている。

 

 また、5月19日(木)の朝から石川において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ツインフィールズレディーストーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング925位で国内女子ツアーでも経験豊かなベテランのO.サタヤ(タイ、38歳、166㎝、66㎏)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 この選手、レギュラーツアーでも3勝しており、ステップアップツアーでは12年振りの2勝目となったそうな。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは545位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング593位で昨年の11月に2021年度最終プロテストに合格したばかりの川﨑春花(ハルカ、19歳、158㎝、54㎏)で、トータル-2まで伸ばし、この試合の結果、世界ランキングは495位まで上がっている。

 

        川﨑やプロで頭角現わして

        後の活躍期待膨らみ

 

 世界ランキング363位で同じく昨年11月に最終プロテストに合格した注目株の飛ばし屋、竹田麗央(リオ、19歳、166㎝、68㎏)はトータル-1と少し伸ばして3位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは348位まで上がっている。

 

 世界ランキング718位で同じく昨年11月に最終プロテストに漸く合格した丹萌乃(25歳、160㎝)もトータル-1と少し伸ばして3位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは624位まで上がっている。

 

 世界ランキング917位で昨年6月に2020年度最終プロテストに合格した狭間世代の薮田梨花(22歳、155㎝、60㎏)のトータル-1と少し伸ばして3位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは746位まで上がっている。

 

 それから、5月19日(木)の朝から千葉県において国内女子ツアー、「ブリヂストンレディスオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング21位で新世紀世代の国内組を代表し、今年初戦で念願の初優勝を果たしてから既に4勝しているセゴドンこと西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)であった。

 

 初日から-5と大きく伸ばして単独2位のロケットスタートで、第2日目にはトータル-7まで伸ばして早くも首位タイに立っていた。

 

 第3日目にはトータル-10まで伸ばして単独首位となり、最終日には前半耐えて、後半にイーグルを決める圧巻プレイでトータル-13まで伸ばして勝ち切っている。

 

 直近2試合連続で予選落ちし、師匠と仰ぐジャンボ尾崎からの始動で蘇っての優勝で、これで10試合に出場しての5勝目であるから、流石としか言いようがない!?

 

 なお、この試合の結果世界ランキングは19位まで上がっている。

 

        西郷真央ジャンボの助言効いたのか

        復活勝利流石なのかも

 

 世界ランキング23位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリスト昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)は調子を上げつつあるようで、初日-4まで伸ばして単独3位と好発進し、第2日目にはトータル-4のままで6位タイに下がったが、第3日目にはトータル-7まで伸ばして5位タイに上げて来た。

 

 そして最終日には前半調子好く伸ばし、一時は単独首位に抜け出る勢いで、トータル-11と伸ばし、単独2位に入った。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは22位まで上げている。

 

        稲見萌寧もう優勝が見えて来て

        後の試合に期待膨らみ

 

 世界ランキング124位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広い優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は初日イーブンで37位とまあまあの発進であったが、第2日目にはトータル-2まで伸ばして16位タイに上げ、第3日目にはトータル-3まで伸ばして11位タイに付けて来た。

 

 そして最終日にはトータル-10まで一気に伸ばして3位タイに入った。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは109位まで上がっている。

 

        青木瀬令奈最後爆発三位タイ

        中堅の意地魅せているかも

 

 世界ランキング63位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバルを刺激に調子を上げて来た山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)は初日-3まで伸ばして4位タイと好発進で、第2日目にはトータル-7まで伸ばして首位タイに上げて来た。

 

 第3日目にはトータル-9まで伸ばしながらも2位タイに下がり、最終日にはトータル-10まで伸ばしながらも3位タイに下がったが、首位争いを見せ、楽しませてくれた。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは57位まで上がっている。

 

        山下や首位争いを楽しませ

        国内ツアー盛り上げるかも

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。     

 

 先ず5月18日(水)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第7戦、「斗山マッチプレイ・チャンピオンシップ」が5日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング113位のホン・ジョンミン(韓国、20歳、167㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは78位まで上がっている。

 

 ファイナルで負けた結果、単独2位世界ランキング158位のイ・イェウォン(韓国、19歳、163㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは107位となっている。

 

 それから、5月19日(木)の午後から時差-7時間のフランスで欧州女子ツアー、「Jabraレディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 首位タイとなってプレーオフを制した結果、優勝したのは世界ランキング356位のティア・コイビスト(フィンランド、28歳)で、この試合の結果、世界ランキングは257位まで上がっている。

 

 プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング266位のホイットニー・ヒリアー(オーストラリア、31歳、175㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは214位まで上がっている。 

 

 日本人選手としては世界ランキング1209位の早川真帆(25歳、155㎝)が待機していたが、出られなかった。

 

 なお、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はシーズンオフに入っており、米国女子ツアーはオープンウイークであった。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   7位 ↓ 1 畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  15位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

  19位 ↑ 2 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  22位 ↑ 1 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)         

  27位 ↓ 1 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)      

  36位 ↓ 2 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  45位 ↓ 2 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  54位 ↑ 1 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  57位 ↑ 6 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)

  59位 ↓ 2 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)   

  66位  ー   小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)

  72位  ー   堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  77位 ↓ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  81位 ↑ 2 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  87位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)        

  88位 ↑ 2 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

  93位 ↓ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  98位 ↓ 2 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 102位 ↓ 2 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 109位 ↑15 青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、結構大きな変動も観られたので、以下、1200位までの範囲で50位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 上記のように昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格したばかりの、表情にはまだあどけなさの残る川﨑春花(19歳、158㎝、54㎏)は98位上がって495位に、同じく昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの丹萌乃(25歳、160㎝)は94位上がって624位に、高木萌衣(メイ、25歳、164㎝、54㎏)は78位上がって664位に、上記のように昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格した狭間世代の薮田梨花(22歳、155㎝、60㎏)は171位上がって746位に、この頃は弟の方が実力的には目立っている人気選手の香妻琴乃(30歳、157㎝)は57位上がって767位に、ベテランの天良枝里子(英語版の世界ランキング表にはTanika wa、Eriko、33歳、165㎝、65㎏)は241位上がって792位になっている。

 

 また、ネリー・コルダを目標としているアマチュアで大型選手の馬場咲希(17歳、175㎝)は345位上がって860位に、堀奈津佳(29歳、159㎝、53㎏、堀琴音の姉)は155位上がって942位に、アマチュアの與語優奈(ユイナ、17歳、167㎝)は312位上がって964位に、昨年のマイナビネクストヒロインゴルフツアーでは2勝し、昨年の11月に最終プロテストに合格した狭間世代の泉田琴菜(22歳、160㎝、60㎏)は202位上がって1002位に、アマチュアの小暮千広(18歳)は332位上がって1094位に、坂下莉翔子(リカコ、28歳、159㎝、55㎏)は267位上がって1162位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっている。

 

 国内では木曜日の朝から国内女子ツアー、金曜日の朝からマイナビネクストヒロインゴルフツアーの開催が予定され、ステップアップツアーはオープンウイークとなっている。

 

 また海外では、水曜日の夜から米国・ネバダ州において米国女子ツアー、金曜日の朝から韓国において韓国女子ツアー、金曜日の午後からベルギーで欧州女子ツアーの開催が予定され、ALPGAツアーはシーズンオフとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。