sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ブリヂストンレディスオープン(国内女子ツアー)第3日目の様子・・・R4.5.21②

 木曜日朝から千葉県にある「袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(6713ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「ブリヂストンレディスオープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。

 

 賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた68名の選手が残り2日間の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 この大会には世界ランキング34位で黄金世代をリードするひとり、米国女子ツアーを主戦場としている人気者の渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)が出場していたが、長距離移動、時差、設定の違い等を乗り越えて調子を整えるのは難しかったのか、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。

 

        渋野日向子俄かに調子合わすのは

        至難の業で予選落ちかも

 

 なお、テレビでのライブ中継は日本テレビ系の地上波、CS放送等で少し予定され、最終日は旧来の録画中継となっている。

 

 ライブ中継をたっぷりと視たい向きにはインターネット配信のGOLFTV、およびDAZNで4日間に亘って用意されているのも通例となって来たようである。

 

 この頃は毎回書いているように、ともかく、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか!?

 

        国内の女子のツアーは今回も

        華に溢れて楽しめるかも

 

 と言っても、日々色々あって、そんなには視て居られないことも多いけどね。

 

 さて、単独で首位を維持したのは世界ランキング21位で新世紀世代の国内組を代表し、師匠のジャンボ尾崎から的確な指導を受けて確り蘇った西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)で、3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-10と伸ばしている。

 

 3日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-7から出て、前半では1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入って3バーディー、2ボギーの-2、トータル-10とより伸ばしているのは流石ではないか!?

 

 今シーズンは初戦で念願の初優勝を果たした後、途中首痛が出ながらも7試合に出て4勝と怒涛のように勝ちまくり、その後直近の2試合では連続して予選落ちするなど、ジェットコースターのような大波に翻弄されて来たが、その過程で出て来たスイングの崩れを素早く見抜き、的確にアドバイスをしたジャンボ尾崎の指導を受けてのこの活躍である。

 

        西郷真央確り伸ばし首位を維持

 

        西郷真央後半加速首位を維持

 

        西郷真央首位を維持して強さ魅せ

 

 2位タイに付けているのは世界ランキング288位で米国修行を経験したベテランの有村智恵(34歳、159㎝、57㎏)、世界ランキング63位で新世紀世代をリードするひとり、同世代や他の若手の活躍を刺激にメジャー大会の「サロンパスカップ」で完全優勝を果たした山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)で、トータル-9まで伸ばしている。

 

 有村智恵は3日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして2位上げて来た。

 

 3日目はアウトスタートで、トータル-5から出て、前半では全てパーで凌いでトータル-5を維持し、後半に入ると5バーディー、1ボギーの-4、トータル-9と一気に伸ばしている。

 

        有村智恵確り伸ばし二位に上げ

 

        有村智恵後半伸ばし二位に上げ

 

        有村智恵二位まで上げて力魅せ

 

 山下美夢有は3日目3バーディー、1ボギーの-2と伸ばしながらも1位下がっている。

 

 3日目はアウトスタートで、トータル-7から出て前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせず、後半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばしている。

 

        山下や伸ばしながらも一位下げ

 

        山下や伸ばしながらも二位に落ち

 

        山下や伸ばし足りずに二位に落ち

 

 単独4位に付けているのは世界ランキング71位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国の両国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)で、3日目3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしながらも3位下がっている。

 

 3日目はアウトスタートで、トータル-7から出て前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしたが、後半に入ると1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-8と伸ばせなかった。

 

        申ジエや伸ばしながらも三位下げ

 

        申ジエや伸ばし足りずに三位下げ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング23位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)は3日目-3、トータル-7と伸ばし、1位上げて5位タイに付けて来た。

 

        稲見萌寧下がっても上げ強さ魅せ

 

        稲見萌寧決勝で上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング245位で今一伸び切れないもどかしさもあり、師匠の芹澤信雄から発破を掛けられたと言う林菜乃子(25歳、154㎝、51㎏)は3日目-2、トータル-5と伸ばしながらも、1位下がって単独9位となっている。

 

 世界ランキング55位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のメジャー大会でも強いところを見せている上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)は3日目-3、トータル-3と伸ばし、17位上げて11位タイに付けて来た。

 

        上田桃子確り上げて強さ魅せ

 

        上田桃子ぐんぐん上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング72位で昨年復活して来た実力派若手選手のひとり、堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)、世界ランキング90位で実力派大型中堅選手、飛ばし屋で先週優勝したばかりの渡邉彩香(28歳、172㎝、65㎏)は共に3日目-2、トータル-2と伸ばし、12位上げて16位タイに付けて来た。

 

        堀琴音確り上げて強さ魅せ

 

        堀琴音下がっても上げ強さ魅せ

 

        渡邉や確り上げて強さ魅せ

 

        渡邉や決勝で上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング43位でプラチナ世代をリードするひとり、明るい笑顔が魅力でメンタルが強い西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)、世界ランキング76位で黄金世代をリードするひとり、筋力トレーニングにより体格を大きくして世代有数の飛ばし屋に変身した勝みなみ(23歳、157㎝)、世界ランキング83位で黄金世代をリードするひとり、今年念願の初優勝を果たした植竹希望(ノゾミ、23歳、170㎝、59㎏)は3人共3日目-1、トータル-1と伸ばし、6位上げて22位タイに付けて来た。

 

        西村優菜じわじわ上げて魅せ

 

        西村優菜連日上げて強さ魅せ

 

        勝みなみぐんぐん上げて強さ魅せ

 

        勝みなみ連日上げて強さ魅せ

 

        植竹や続けて上げて強さ魅せ

 

        植竹やぐんぐん上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング109位で実力派中堅外国人選手のひとり、優しそうな笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)は3日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、3位下がって22位タイとなっている。

 

 世界ランキング117位で実力派ベテラン外国人選手のひとり、全美貞(ジョン・ミジョン、韓国、39歳、175㎝、68㎏)は3日目-2、トータルイーブンと伸ばし、23位も上げて29位タイに付けて来た。

 

        全美貞大きく上げて強さ魅せ

 

        全美貞下がっても上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング86位で実力派中堅選手のひとり、アプローチ、パットに巧さを見せる鈴木愛(28歳、155㎝)は3日目イーブントータルイーブンと伸ばせず、1位下がって29位タイとなっている。

 

 世界ランキング96位で黄金世代をリードするひとり、昨年イップスから復活して来て、ほぼ3年振りの優勝までしている大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)は3日目+3、トータルイーブンと落とし、21位も下がって29位タイとなっている。

 

 世界ランキング116位で実力派若手選手のひとり、はんなり美人系の三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)は3日目+1、トータル+1と少し落とし、8位下がって36位タイとなっている。

 

 世界ランキング92位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は3日目+3、トータル+2と落とし、23位も下がって42位タイとなっている。

        

 そして、世界ランキング100位で黄金世代をリードするひとり、国内のメジャー大会に強いモデル系で人気の高い原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)は3日目+5、トータル+7と大きく落とし、13位下がって65位タイとなっている。

 

 西郷真央と同じくジャンボ尾崎の弟子で、当初は容姿よりも力強さで逸早く注目された選手であったが、その頃は三浦桃花等の可愛い系選手やセクシー系韓国人選手に注目が集まっていた。

 

 その後、実は容姿に優れ、明るく、気さくなところに注目が集まり出すと、成績の方が期待していたほど伴わなくなった!?

 

 初めから期待されていた海外での活躍が思ったほどではなかったのも大きいのかも知れない。

 

 人の好さ等を評価されていることもあるが、それとは裏腹で、どうしても勝ち抜こうと言うメンタルの強さが出て来ないような気もする。

 

 原英莉花にもジャンボ尾崎師匠の指導が届きますように・・・。

 

 と言うか、ジャンボ尾崎はその辺りも鋭く見抜き、今回西郷真央に的確な指導を入れた気もするなあ。