sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.5.17②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 さて5月も半ばを超えて、漸く初夏らしく暖かくなったかと思えば、曇ったり、雨が降ったりして肌寒い日もある。

 

 何だか不安定な感じではあるが、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは大体シーズン中で、下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 今回は女子の方から先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 先ずは先週開催された女子のゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 さてその中でも国内からであるが、5月13日(金)の朝から福岡県において国内女子ツアー、「ほけんの窓口レディース」が3日間の日程で開催された。

 

 首位タイでホールアウトした後、プレーオフに突入し、2ホール目で15mものロングパットを決めて見事優勝したのは世界ランキング106位(先週時点。以下同様)で実力派中堅大型選手で、飛ばし屋の渡邉彩香(28歳、172㎝、65㎏)であった。

 

 初日から-5と大きく伸ばして5位タイに付け、第2日目にはトータル-10まで単独首位に立ち、最終日にはトータル-11まで伸ばして首位タイでホールアウトしている。

 

 これで国内女子ツアーで約2年振りの5勝目となり、決定後結婚したばかりのパートナーと熱いハグを交わした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは90位まで上がっている。

 

        渡邉やプレーオフ勝ち二年振り

        五度目栄冠勝ち取るのかも

 

        渡邉や落ち着かれても振り切って

        強いところを魅せられたかも

 

 プレーオフに負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、今年待望の初優勝を果たして一皮むけた高橋彩華(サヤカ、23歳、162㎝、55㎏)で、初日-4まで伸ばして8位タイと好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-7まで伸ばして7位タイに上げ、最終日はトータル-11まで伸ばして首位タイでホールアウトしている。

 

 プレーオフの結果、惜敗したが、ここまで持って来れたところに大きな成長が感じられる!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは57位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング23位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)で、初日-2まで伸ばして22位タイと好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-6まで伸ばして7位タイに上げ、最終日はトータル-9まで伸ばしている。

 

 こうして見ると、まだ全開とまでは行かなくても、大分調子が上がって来たようだ。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは23位を維持している。

 

        稲見萌寧じわじわ調子上げて来て

        そろそろ勝利期待膨らみ

 

        稲見萌寧大分調子を上げて来て

        また優勝を期待するかも

 

 もうひとり3位タイに入ったのは世界ランキング70位で黄金世代をリードするひとり、休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)で、初日-6と大きく伸ばして首位タイに付けた。

 

 第2日目にはトータル-8まで伸ばしながらも2位タイに下がり、最終日はトータル-9まで伸ばしている。

 

 この選手もじわじわ調子を上げて来たようで、ホッとさせられる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは66位まで上がっている。

 

        小祝やじわじわ調子上げて来て

        そろそろ勝利近付くのかも

 

        小祝や大分調子を上げて来て

        また優勝に期待膨らみ   

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング101位で黄金世代をリードするひとり、国内のメジャー大会に強い人気者の原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)で、この試合の結果、世界ランキングが100位まで上がっている。

 

        原英莉花やっと調子を上げて来て

        また優勝に期待膨らみ

 

 もうひとり5位タイに入ったのが世界ランキング247位で昨年6月に2020年度の最終プロテストに合格したプラチナ世代の小倉彩愛(サエ、21歳、160㎝、53㎏)で、この試合の結果世界ランキングは199位まで上がっている。

 

        小倉彩愛五位に入って力魅せ

 

        小倉彩愛じわり頭角現わして

        次の機会に期待膨らみ

       

 また、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、レベル的にはその下部に当たるマイナビネクストヒロインゴルフツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。     

 

 先ず5月12日(木)の午後から時差-2時間のタイにおいて欧州女子ツアー、「アラムコ・チームシリーズ・バンコク」が3日間の日程で開催された。

 

 最初の2日間は4人1組のチーム戦が行われ、そこにも1日加えて個人戦となっていた。

 

 日本人選手としては世界ランキング1209位の早川真帆(25歳、155㎝)が待機していたが、出られなかった。

 

 個人戦で優勝したのは世界ランキング241位のマノン・デ・ロイ(ベルギー、30歳、160㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは160位まで上がっている。

 

 世界ランキング13位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ、22歳、165㎝)は3位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは13位を維持している。

 

 世界ランキング40位で同じく飛ばし屋のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ、26歳、170㎝)は5位タイに入ったが、この試合の結果、世界ランキングは41位に下がっている。

 

 また、5月12日(木)の夜から米国・ニュージャージー州において米国女子ツアー(LPGAツアー)、「コグニザント・ファンダーズ・カップ」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア、25歳)で、トータル-19まで伸ばしている。

 

 これで今シーズン7試合に出場して3試合でベスト5に入り、ベスト20まで広げると6試合で入っており、残りの1試合も23位タイであるから、安定した強さを見せており、流石ではないか!?

 

 妹のように仲良くしていた笹生優花が大分近付いているのかと一時は思われたが、まだ距離があるようだ。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは4位に上がっている。

 

        ミンジーリー流石の強さ優勝し

        笹生優花とまだ差を感じ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング9位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、27歳、180㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは7位まで上がっている。

 

 日本人選手は3人出場して3人共予選を通過したが、その中でも1番上位に入ったのが世界ランキング6位で黄金世代を代表し、自他共に我が国のエースと認める畑岡奈紗(23歳、158㎝)であった。

 

 初日-7まで伸ばして単独3位と好発進で、第2日目にはトータル-6と少し落とし、13位タイまで下がったが、上位で予選通過を果たしている。

 

 第3日目にはトータル-8まで伸ばして8位タイに上げ、最終日にはトータル-14まで伸ばして6位タイに入った。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは6位を維持している。

 

        畑岡奈紗決勝で上げ強さ魅せ

 

        畑岡奈紗下がった後でじわじわと

        上げて強さを魅せられたかも

 

 世界ランキング14位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンの覇者で飛ばし屋の 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)は初日+1と少し落として92位タイと出遅れ、今回も予選落ちの不安を少なからず感じさせたが、第2日目にはトータル-3まで伸ばして37位タイに上げ、余裕の予選通過を果たしている。

 

 第3日目にはトータル-5まで伸ばして25位タイに上げ、最終日にはトータル-9まで伸ばして12位タイに入ったのは流石ではないか!?

 

 最終日には短いパットを何度か外してムズムズさせながらも、長いパットを決めたり、イーグルを2つ決めたり、見せ所が幾つもあったそうである。

 

 ただ、この試合の結果、世界ランキングは15位に下がっている。

 

        笹生優花少し不安を感じさせ

        ぐんぐん上げて楽しめたかも

 

        笹生優花予選通過を果たせたら

        幾つも魅せて楽しめたかも

 

 そして世界ランキング26位でプラチナ世代を代表する古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)は初日イーブンで66位タイと出遅れ、第2日目にはトータル-1と少し伸ばしてぎりぎりで予選を通過している。

 

 大分疲れが溜まって来たように思われたが、第3日目にはトータル-4まで伸ばして32位タイに上げ、最終日にはトータル-8まで伸ばして17位タイに入ったのは流石安定の古江彩佳ではないか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは26位を維持している。

 

        古江彩佳出遅れながらじわじわと

        最後まで上げ上位入りかも

 

        古江彩佳猛者に混じって上げ続け

        安定振りを魅せられたかも

 

 また5月13日(金)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第6戦、「NH投資証券レディスチャンピオンシップ」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング27位のパク・ミンジ(韓国、23歳、160㎝)で、この試合の結果、世界ランキングは20位まで上がっている。

 

 なお、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はどうやらシーズンオフに入っているようである。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   6位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  15位 ↓ 1 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

  21位 ↓ 1 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  23位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)         

  26位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)      

  34位 ↑ 2 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  43位 ↓ 1 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  55位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  57位 ↑10 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  63位 ↓ 3 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)         

  66位 ↑ 4 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  72位 ↑ 1 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  76位 ↓ 2 勝みなみ (23歳、157㎝)

  83位 ↑ 1 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  86位 ↓ 6 鈴木愛(27歳、155㎝)        

  90位 ↑16 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

  92位 ↓ 3 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  96位 ↓ 2 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 100位 ↑ 1 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 116位 ↑ 3 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、900位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 上記の小倉彩愛(サエ、21歳、160㎝、53㎏)は48位上がって199位に、狭間世代でこのところ時折取り上げられるようになった鶴岡果恋(22歳、165㎝、54㎏)は17位上がって254位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したジャンボ軍団の佐久間朱莉(19歳、155㎝)は22位上がって256位に、辻梨恵(28歳、169㎝、64㎏)は18位上がって343位に、黄金世代で少し出遅れ、昨年11月に2021年度の最終プロテストに合格した天本ハルカ(23歳、162㎝、58㎏)は18位上がって362位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の上野菜々子(21歳、163㎝、57㎏)は16位上がって369位に、黄金世代で渋野日向子の親友以外のことでこのところ時折気に止まるようになっている木下彩(23歳、159㎝、54㎏)は17位上がって385位になっている。

 

 また、昨年6月に2020年度の最終プロテストに合格した大学生プロの桑木志帆(19歳、164㎝、57㎏)は27位上がって392位に、ベテランの域に近付きながらもモデル級の体形を維持している木戸愛(メグミ、32歳、172㎝、56㎏)は11位上がって399位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の阿部美悠((21歳、155㎝)は27位上がって425位に、ステップアップツアーで活躍している保坂真由(26歳、162㎝、57㎏)は15位上がって532位に、ベテランの下川めぐみ(38歳、160㎝、56㎏)は37位上がって664位に、高木萌衣(メイ、25歳、164㎝、54㎏)は82位も上がって742位に、アマチュアの荒木優奈(16歳、157㎝)は214位も上がって829位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっている。

 

 国内ではマイナビネクストヒロインゴルフツアーは既に今日開催され、木曜日の朝からは国内女子ツアー、およびその下部のステップアップツアーが開催される予定である。

 

 また海外では、木曜日の朝からフランスにおいて欧州女子ツアーが3日間の日程で、金曜日の朝から韓国において韓国女子ツアーが3日間の日程で開催される予定であるが、米国女子ツアーはオープンウイークで、ALPGAツアーはシーズンオフとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。