sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.5.10①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 さて5月も中旬となって、漸く初夏らしく暖かくなったかと思えば、曇ったり、雨が降ったりして肌寒い日もある。

 

 何だか不安定な感じではあるが、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは大体シーズン中で、下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 男子に付いては既に触れたので、ここでは女子の先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 先ずは先週開催された女子のゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 さてその中でも国内からであるが、5月5日(木)の朝から茨城県において国内女子ツアーのメジャー大会、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が4日間の日程で開催された。

 

 見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング72位(先週時点。以下同様)で新世紀世代をリードするひとり、山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)であった。

 

 これで国内女子ツアーで2勝目となり、国内メジャー大会では初優勝となる。

 

 新世紀世代でも初の国内メジャータイトルで、この大会における完全優勝は初とのことである。

 

 初日から-8と爆発的に伸ばして早くも独走するかのような勢いであったが、第2日目にはトータル-6と落としながらも貯金を活かして単独首位を維持している。

 

 第3日目には再び勢いを付けてトータル-11まで伸ばして単独1位を維持し、2位に6打差を付けて独走状態となったが、最終日はトータル-12と少しだけ伸ばし、貯金を活かして単独首位を守り切り、完全優勝を果たした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは60位まで上がっている。

 

        山下や完全勝利強さ魅せ

 

        山下や貯金活かして走り切り

        完全勝利魅せ付けたかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング147位で実力派中堅選手のひとり、交友関係が広く優しいお姉さん的存在の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)で、初日-1と少し伸ばして15位タイと好発進し、第2日目にはトータル-5まで伸ばして山下美夢有に1打差と迫る単独2位に上げている。

 

 第3日目にはトータル-5を維持して2位タイとなり、最終日には再び勢いを付けてトータル-9まで伸ばし、単独2位に入った。

 

 悔しさを口にしているが、それだけ手応えもあったようである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは126位まで上がっている。

 

        青木瀬令奈最終日まで首位迫り

        充実故の悔しさ口に

 

        青木瀬令奈二位に入って強さ魅せ

 

 また、世界ランキング27位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、59㎏)は初日-2で7位タイと好発進で、第2日目にはトータル-3まで伸ばして3位タイに上げている。

 

 第3日目にはトータル-4まで伸ばしながらも単独4位に下がっているが、最終日にはトータル-6まで伸ばして3位タイに入っている。

 

 少しずつ暖かくなるにつれ、漸く調子が戻って来つつあるようである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは23位まで上がっている。

 

        稲見萌寧じわじわ調子上げて来て

        次こそトップ期待膨らみ

 

        稲見萌寧三位に入り強さ魅せ

 

 また、世界ランキング212位でプラチナ世代の実力派選手のひとり、初優勝が待たれる安田祐香(21歳、163㎝、53㎏)は初日-2まで伸ばして7位タイと好発進で、第2日目にはトータル-3まで伸ばして3位タイに上げている。

 

 第3日はトータル-5まで伸ばして2位タイに上げ、自信がありそうな口振りであったが、最終日にはトータル-4まで落としてスタート時点の7位タイに戻っている。

 

 寝違えたか首の痛みを口にしているが、記事に付いているコメントでは体力不足を口にする人が多かった。

 

 それだけ見た目が儚げであったと言うことか!?

 

 ともかく、少しずつ本来の力を見せ始めており、今後が楽しみな選手のひとりではある。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは192位まで上がっている。

 

        安田祐香七位に入り力魅せ

 

        安田祐香最終日には下がり出し

        少し体力足りないのかも

 

 また、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、レベル的にはその下部に当たるマイナビネクストヒロインゴルフツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。     

 

 先ず5月5日(木)午後から時差-7時間のスペインにおいて欧州女子ツアー、「マドリードレディースオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング1208位の早川真帆(25歳、155㎝)が待機していたが、出られなかった。

 

 優勝したのは世界ランキング656位の新鋭、アナ・ペラエス(スペイン)で、トータル-23まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは374位まで上がっている。

 

 公式サイトによると優勝賞金は45000ユーロであるから、約620万円となる。

 

 また、5月6日(金)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第5戦、「キョンチョンハニー・レディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング159位のチョ・アヨン(韓国、21歳、166㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは116位まで上がっている。

 

 また単独2位に入ったのは世界ランキング83位のイ・ガヨン(韓国、22歳、166㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは76位まで上がっている。

 

 そして、単独3位に入ったのは世界ランキング36位のユ・ヘラン(韓国、21歳、176㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは34位まで上がった。

 

 この選手は今シーズンに入ってずっと好調を維持しているようで、この大会を入れて5試合の内、4試合でベスト5に入り(優勝1回を含む)、残りの1試合も10位タイに入っている。

 

 何だか先週予選落ちするまでの西郷真央を思い出させるような感じであるが、このツアーは全体に若くて大柄な実力派選手が多いようで、毎回脅威を覚える。

 

 なお、米国女子ツアー(LPGAツアー)はオープンウイークで、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はどうやらシーズンオフに入っているようである。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   6位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  14位 ↓ 1 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

  20位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  23位 ↑ 4 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)         

  26位 ↓ 2 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)      

  36位 ↓ 1 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  42位  ー   西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  55位 ↓ 1 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  60位 ↑12 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)

  67位 ↓ 1 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)       

  70位 ↓ 1 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  73位  ー   堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  74位 ↑ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  80位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)        

  84位 ↓ 2 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  89位 ↑ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  94位 ↑ 2 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 101位  ー   原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 106位 ↑ 1 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 119位  ー   三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、800位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 上記の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は21位上がって126位に、同じく上位の安田祐香(21歳、163㎝、53㎏)は20位上がって192位に、若手実力派選手として気に止まることも増えて来た石川明日香(24歳、161㎝、57㎏)は42位上がって205位に、このところぐんぐん上げている昨年の6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58㎏)は51位上がって228位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したジャンボ軍団の佐久間朱莉(19歳、155㎝)は24位上がって278位に、黄金世代で少し出遅れ、昨年11月に2021年度の最終プロテストに合格した天本ハルカ(23歳、162㎝、58㎏)は34位上がって380位になっている。

 

 また、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の上野菜々子(21歳、163㎝、57㎏)は24位上がって385位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の阿部美悠(21歳、155㎝)は39位上がって452位に、竹内美雪は74位上がって468位に、ベテランの下川めぐみ(38歳、160㎝、56㎏)は45位上がって701位に、ベテラン実力派選手で永久シードを持つレジェンドの不動裕理(45歳、156㎝、58㎏)は42位上がって713位になっている。

 

 サロンパスカップにおいて下川めぐみは47位タイ、不動裕理は試合数を減らしながらも58位タイに入った。

 

 まあ順位は別にして、不動裕理のようなレジェンドが時折出て来てこうして元気に予選を通過して来るのはちょっと嬉しいものである。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっている。

 

 国内では今週もステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーともにオープンウイークなのがちょっと寂しいが、金曜日の朝からは国内女子ツアーが開催される予定である。

 

 また海外では、木曜日の朝からタイにおいて欧州女子ツアー、木曜日の夜から米国・ニュージャージー州において米国女子ツアー、金曜日の朝から韓国水原(スウォン)市において韓国女子ツアーが開催される予定であるが、ALPGAツアーはシーズンオフとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。