木曜日の朝から佐賀県にある「武雄ゴルフ倶楽部(6370ヤード、パー72)」においてステップアップツアー、「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた61名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
このツアーにはこれからレギュラーツアーに上がろうとしている若手、レギュラーツアーのシード権を失った若手からベテランまでの選手等、幅広い年齢層を含み、フレッシュさだけではなく、ゴルフの世界で生き抜こうと言う生命力、懐かしさ等も味わえるツアーとなっている。
ライブ中継は何時ものようにCS放送のスカイAで3日間に亘り午前、午後とたっぷり放送され、今回は解説者にレジェンドの岡本綾子女史が入っていたので、のんびりと楽しめた。
ステップは色んな層が集まって
色んな気持ち味わえたかも
ステップは岡本綾子解説し
ゴルフの空気味わえたかも
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは昨年の11月に最終プロテストに合格した桑山紗月(24歳、165㎝)で、最終日6バーディーの-6、トータル-6と大きく伸ばして9位上げて来た。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータルイーブンから出て、前半では2バーディーの-2、トータル-2と伸ばし、後半ではギアを上げて4バーディーの-4、トータル-6と伸ばして一気に単独首位に躍り出て後続を待つクラブハウスリーダーとなった。
新型コロナウイルス感染の陽性判定を受けて「フンドーキンレディース」には出られなかったが、これで新人レースでの遅れを一気に取り戻したか!?
桑山や大きく伸ばし勝って魅せ
桑山や後半伸ばし勝って魅せ
桑山や逆転勝ちし力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング601位の武尾咲希(27歳、159㎝、61㎏)で、最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-5と伸ばして1位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-1から出て、前半では5バーディー、1ボギーの-4、トータル-5と伸ばしたが、後半に入ると1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-5と伸ばせなかった。
武尾咲希確り伸ばし二位となり
武尾咲希二位に入って強さ魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング591位で元シード選手のベテラン、青山加織(36歳、154㎝、50㎏)、世界ランキング732位で昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの仁井優花(19歳、163㎝)、世界ランキング1269位で同じく昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの櫻井心那(ココナ、18歳、166㎝、62㎏)、同じく昨年11月に最終プロテストに合格したばかりの宮澤美咲(19歳、160㎝、60㎏)、世界ランキング832位でベテランの小林由枝(34歳、152㎝、51㎏)で、トータル-3まで伸ばした。
青山加織は最終日5バーディー、1ダブルボギーの-3と伸ばして7位上げて来た。
青山や最後は上げて強さ魅せ
青山や三位に入り強さ魅せ
仁井優花は最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして3位を維持した。
仁井優花三位維持して力魅せ
仁井優花三位維持してまた期待
櫻井心那は最終日2バーディーの-2と伸ばして3位を維持した。
櫻井や三維持して力魅せ
櫻井や三位維持してまた期待
宮澤美咲は最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして3位を維持した。
宮澤や実力魅せて三位維持
宮澤や三位維持してまた期待
小林由枝は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして3位を維持した。
小林や経験活かし三位維持
小林や三位維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング284位の宮田成華(ナルハ、24歳、165㎝、57㎏)は最終日-3、トータル-2と伸ばし、6位上げて8位タイに入った。
宮田成華確り伸ばし八位入り
宮田成華八位に入り強さ魅せ
世界ランキング570位で黄金世代の田中瑞希(ミズキ、23歳、151㎝、50㎏)、世界ランキング669位で女優も経験したベテランの原江里菜(34歳、164㎝、60㎏)はともに最終日-1、トータル-2と少し伸ばしながらも、5位下がって8位タイとなった。
ベテランの土肥功留美(クルミ、36歳、153㎝、57㎏)は最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、6位下がって8位タイとなった。
世界ランキング830位の佐藤絵美(30歳、166㎝、54㎏)は最終日+3、トータル-1と落とし、13位下がって14位タイとなった。
世界ランキング214位でシード権喪失が意外な福田真未(29歳、168㎝、58㎏)は最終日-3、トータルイーブンと伸ばし、18位上げて18位タイに入った。
福田真未確り上げて強さ魅せ
福田真未最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング408位の山内日菜子(25歳、162㎝、60㎏)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばしながらも、4位下がって18位タイとなった。
世界ランキング254位で昨年6月に最終プロテストに合格し、既にこのツアーで優勝している岩井明愛(アキエ、19歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日-2、トータル+1と伸ばし、14位上げて22位タイに入った。
岩井明愛ガンガン上げて強さ魅せ
岩井明愛確り上げて強さ魅せ
世界ランキング478位で狭間世代の常(ツネ)文恵(22歳、170㎝、52㎏)は最終日イーブン、トータル+1と伸ばせず、8位下がって22位タイとなった。
世界ランキング347位で狭間世代のレナゴンこと石川怜奈(22歳、168㎝)、世界ランキング417位の篠原まりあ(25歳、162㎝、57㎏)は共に最終日イーブン、トータル+2と伸ばせず、2位下がって26位タイとなった。
世界ランキング547位の村田理沙(26歳、161㎝、52㎏)は最終日+2、トータル+2と落とし、16位下がって26位タイとなった。
世界ランキング301位で実力派外国人選手のひとりであるJ.H.リ(韓国、36歳、170㎝、60㎏)、世界ランキング430位で昨年6月に最終プロテストに合格して既にこのツアーに優勝している岩井千怜(チサト、19歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は共に最終日2日目-1、トータル+3と少し伸ばし、12位上げて34位タイに入った。
JHリ連日上げて強さ魅せ
JHリ確り上げて強さ魅せ
岩井千怜最後は上げて強さ魅せ
岩井千怜確り上げて強さ魅せ
世界ランキング537位の保坂真由(26歳、162㎝、57㎏)は最終日+1、トータル+6と少し落としながらも、2位上げて50位タイに入った。
保坂真由落としながらも上げ続け
保坂真由連日上げて強さ魅せ
世界ランキング504位でレギュラーツアーのシード権を失った松田鈴英(レイ、24歳、167㎝、54kg)は最終日+3、トータル+6と落とし、14位下がって50位タイとなった。
そして、世界ランキング354位で黄金世代の小滝水音(ミオ、167㎝、65㎏)は最終日+4、トータル+7と落とし、20位も下がって56位タイとなった。