sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.4.12②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 4月に入って日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになり、如何にも新年度と言う感じがする。

 

 彼方此方の桜の花が満開を過ぎて散り、水面や地面を彩って目を楽しませてくれているが、鼻や目の方は相変わらず多く舞っている花粉の所為でムズムズし放しである。

 

 それはまあともかく、先ずは先週開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 男子の方から見て行くと、4月6日(水)の朝から徳島県において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーの開幕戦、「Novil Cup」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング1024位で中堅大型選手の副田(ソエダ)裕斗(27歳、80㎝、84㎏)で、初日から-6と大きく伸ばして首位タイで発進し、第2日目にはトータル-11まで伸ばしながらも2位タイに後退しているが、最終日にはトータル-15まで伸ばして再浮上した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは688位まで上がっている。

 

        副田裕斗二日目下がり最終日

        再浮上して勝ち切ったかも

 

 また、4月7日(木)の朝から時差-2時間のタイにおいてアジアンツアーと欧州女子ツアーの共催で「トラスト・ゴルフ・アジアン・ミックスド・カップ」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング199位(先週の時点で。以下同様)でDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)を主戦場とし、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)が出場していたが、残念ながら72位タイに沈み、世界ランキングは200位に下がっている。

 

        川村やタイの混合ツアーに出

        通過しながら苦戦するかも

 

 それから、4月7日(木)の夜から時差-13時間の米国・ジョージア州において米国男子ツアーとDPワールドツアーが共催するメジャー大会、「マスターズ」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手では世界ランキング12位でエース、連覇が掛かるマスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング50位で米国男子ツアーのシード権を狙う新鋭の金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング239位で世界アマチュアランキング1位の中島啓太(21歳、177㎝、75㎏)が出場した。

 

 松山英樹は首痛の不安を抱えながらも、初日イーブンで19位タイとまずまずの発進であった。

 

 第2日目にはトータル-3まで伸ばして2位タイに付け、決勝ラウンドへと大いに期待させたが、第3日にはトータル+2まで落とし、14位タイに下がっている。

 

 最終日にも伸ばし合いには乗れなかったが、トータルイーブンを維持し、14位タイを維持したから、悪いなりに十分健闘したのではないだろうか!?

 

        松山や首の痛みを抱えつつ

        流石のプレイ魅せられたかも

 

 金谷拓実は初日+3まで落として60位タイと出遅れ、第2日目には+5まで落としながらも、53位タイに上げ、ぎりぎりで予選落ちとなった。

 

        金谷拓実予選ラウンド終了後

        ぎりぎり落ちて悔しいのかも

 

 中島啓太は初日イーブンで19位タイと松山英樹と同じく好発進で大いに期待させたが、第2日目にはトータル+7まで落として64位に下がり、悔し涙を流すことになった。

 

        中島や悔し涙を糧として

        次の機会に期待するかも

 

 なお、他にはオーストラリア男子ツアーが開催されたが、南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、国内男子ツアーはオープンウィークであった。

 

 次に女子の方であるが、4月7日(木)の朝から滋賀県において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「Hanasaka Ladeis Yanmar Golf Tournament」が3日間に日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング335位でレギュラーツアーでは結果を中々出せなかったビジュアル系大型選手の脇元華(24歳、174㎝、64㎏)で、初日から-3まで伸ばして2位タイの発進で、第2日目にはトータル-4まで伸ばして単独で2位を維持し、最終日にはトータル-7まで伸ばして見事プロ初優勝に輝いている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは301位まで上がっている。

 

        脇元華二位を維持して最後勝ち

        持てる力を見せられたかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング414位でレギュラーツアー2勝の実績を持つベテランの西山ゆかり(39歳、162㎝、52㎏)で、初日は-3まで伸ばして2位タイの発進で、第2日目にはトータル-3のまま伸ばせず、単独3位に下がり、最終日にはトータル-4まで伸ばして再浮上している

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは390位まで上がっている。

 

        西山や若手にはまだ負けないと

        経験活かし二位となるかも

 

 また、4月7日(木)の朝から韓国の済州島において韓国女子ツアー(KLPGA)の開幕戦、「ロッテレンタカー女子オープン」が4日間の日程で開催されていた。

 

 また、同じく4月7日(木)の朝からタイにおいて欧州女子ツアーがアジアンツアーと共催で上記のツアーを開催していた。

 

 また、4月8日(金)の朝から埼玉県において国内女子ツアー、「富士フィルムスタジオアリス女子オープン」が3日間の日程で開催されていた。

 

 優勝したのは世界ランキング71位で実力派ベテラン選手を代表する上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)で、初日から-3まで伸ばして4位タイと好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-6まで伸ばして3位タイに上げ、最終日にはトータル-9まで伸ばして独走している。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは71位を維持している。

 

        上田桃子きつい状況差を付けて

        力あること魅せられたかも

 

 3連勝を期待された世界ランキング25位で新世紀世代をリードするひとり、開幕戦で待望の初優勝を果たし、一皮むけた西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)で、初日-1と少し伸ばして27位タイの微妙な発進であったが、第2日目にはトータル-3まで伸ばして13位タイに上げ、最終日にはトータル-6まで伸ばして2位タイに上げている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは26位まで下がっているから、国内女子ツアーはやっぱりローカルな大会なんだなあ、と改めて思わせられる。

 

        西郷真央二位に入ってランク下げ

        国内ツアーレベル知るかも

 

 世界ランキング24位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)は初日-3まで伸ばして4位タイと好い感じで発進し、第2日目にはトータル-3のまま伸ばせずに13位タイに下がったが、最終日にはトータル-6まで伸ばして2位タイに入った。

 

 漸く調子を上げて来たようで、ホッとさせられる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは24位を維持している。

 

        稲見萌寧じわじわ調子上げて来て

        二位に入って期待を繋ぎ

 

 なお、米国女子ツアー、オーストラリア女子ツアーはオープンウィークであった。

        

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  12位  ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)    

  53位 ↓ 3 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  79位 ↓ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  96位 ↓ 2 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 102位 ↓ 2 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 135位 ↓ 3 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 153位 ↓ 4 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 159位 ↓ 5 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏) 

 164位 ↓ 6 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)     

 167位 ↓ 4 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)    

 178位 ↓ 3 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)       

 193位 ↓ 4 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 196位 ↓ 2 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 200位 ↓ 1 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 210位  ー   岩田寛(41歳、177㎝、74㎏) 

 226位  ー   浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 244位 ↓ 5 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 247位 ↓ 5 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 252位 ↓ 3 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

 262位 ↓ 3 時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)

  

 先週は彼方此方で開催され、その内の幾つかのツアーには日本人選手も出ており、世界ランキングにまあまあの変動が観られたので、以下、最下位群の1706位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 鍋谷太一(25歳、177㎝、72㎏)は5位上がって543位に、飛ばし屋の小斉平優和(23歳、180㎝、85㎏)は5位上がって610位に、ABEMAツアーで見事優勝した副田裕斗(27歳、180㎝、84㎏)は336位も上がって688位に、ABEMAツアーで3位タイに入った勝俣陵(26歳、174㎝、73㎏)は100位上がって765位に、ABEMAツアーで単独2位に入った原敏之(サトシ、31歳、167㎝、69㎏)は619位も上がって1087位に、ABEMAツアーで3位タイに入った小西貴紀(30歳、174㎝、81㎏)は413位も上がって1293位になっている。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  11位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  12位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)            

  20位 ↓ 1 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  24位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  26位 ↓ 1 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  37位  ー   渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  38位 ↑ 1 西村優菜(21歳、149㎝? 50㎏)      

  65位 ↓ 2 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)   

  66位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  71位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏) 

  72位  ー   堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  73位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  75位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)      

  77位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  89位 ↑ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  93位  ー   原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

  95位 ↓ 1 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 107位 ↓ 1 植竹希望(23歳、172㎝、59kg)

 113位  ー   渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 119位 ↑ 2 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、1000位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 ステップアップツアーで優勝したビジュアル系大型選手の脇元華(24歳、174㎝、64㎏)は34位上がって301位に、国内女子ツアーでの優勝経験が2回あるベテランの西山ゆかり(39歳、162㎝、58㎏)は24位上がって390位に、国内女子ツアーでの優勝経験が7回もあるベテランの吉田由美子(34歳、164㎝、65㎏)は63位上がって628位に、篠崎愛(マナ、24歳、156㎝、47㎏)は118位上がって629位に、結婚、出産を経験して復帰した一ノ瀬優希(33歳、158㎝、54㎏)は20位上がって638位に、昨年6月に最終プロテストに合格した平井亜実(25歳、156㎝、54㎏)は27位上がって754位になっている。

 

 また、ベテランの佐藤靖子(43歳、167㎝、60㎏)は123位上がって790位に、ステップアップツアーを主戦場としている中堅の北村響(26歳、164㎝、60㎏)は63位上がって802位に、黄金世代で米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーを主戦場とする西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)は42位上がって812位に、中堅の亀田愛里(29歳、160㎝、52㎏)は64位上げて891位に、昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの丹萌乃(25歳、160㎝)は93位上がって926位となっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催され、その幾つかには日本人選手も出るようなので、今週も寝不足覚悟に楽しみたい。

 

 男子の方で目ぼしいツアーとしては、国内男子ツアー、米国男子ツアー、アジアンツアー、それに国内男子ツアーが開催される予定である。

 

 女子の方では国内が充実しており、今日から早速ステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーが開催され、国内女子ツアーも開催される予定である。

 

 また先週に引き続いてアジアンツアーとの共催で欧州女子ツアー、韓国女子ツアー、米国女子ツアー、韓国女子ツアーも開催が予定されている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。