sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

シェブロン選手権最終日ジェニファー・カプチョおめでとう! 畑岡、笹生、古江、渋野等の様子・・・R4.4.4①

 3月31日(木)の夜から時差-16時間(サマータイム中。それ以外では-17時間)に米国・カルフォルニア州にある「ミッションヒルズ・カントリークラブ(6763ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「シェブロン選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 或る記事によると賞金総額は500万ドル、優勝賞金は75万ドルとなっているから、それぞれ約6億1200万円、約9200万円と流石に高額になっている。

 

 日本人選手としては世界ランキング9位で黄金世代を代表し、日本のエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング11位で新世紀世代を代表し、米国女子オープンを制した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング17位でプラチナ世代を代表し、海外ツアーで強いところを見せて来た古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング49位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンを制した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ンキング321位で出産を経験して復帰したベテランの横峯さくら(36歳、155㎝、51㎏)が出ており、畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子が予選を通過している。

 

 予選ラウンドを終了した時点で67位タイまでに入っていた75名(その後1名が失格しているので、実際には74名)の選手が決勝ラウンドへと駒を進められたが、横峯さくらはトータル+5で94位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。

 

 ライブ中継はWOWOWとインターネット配信のGOLFTVが4日間に亘ってたっぷりと放送しており、初日からGOLFTVの方でのんびりと楽しませて貰った。

 

 ただ、インターネット配信に付いては注意が必要である。

 

 私の場合、初めはGOLFTVにAmazonのプライムビデオから契約したが、この場合、最初の1か月は無料になっても、その後は1か月1000円の月払いコースしかない。

 

 GOLFTVと直接契約した場合、1か月1000円と1か月1500円のコースがあり、何方も年払いコースにすると25%引き、すなわち9か月分に割引される。

 

 直接契約の場合、最初のお試し無料期間は7日になり、一見損なように思うかも知れないが、毎年3か月分の割引が受けられるから、続けるつもりであれば相当お得感がある。

 

 それより大きいのがライブチャンネル数の違いである。

 

 Amazon経由だと5チャンネルしかなく、直接契約すると10チャンネル以上ある。

 

 それにAmazon経由の5チャンネルからはしばしば大事なライブが漏れる。

 

 例えば先々週は国内女子ツアーの最終日がずっとテストパターンになっていて視られなかったし、先週は初日の2時頃にまだ米国女子ツアーの初日が視られなかった。

 

 それで初日の2時頃に重ねて直接契約に踏み切ったところ、無事視ることが出来た。

 

 お陰でそれ以来嬉しい寝不足になっちゃったけどね。フフッ。

 

 なお、Amazon経由の方は朝になって漸く視られた次第である。

 

        ネットでは直の契約お得感

        Amazon経由微妙なのかも

 

 さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング53位のジェニファー・カプチョ(米国、24歳、165㎝)で、最終日5バーディー、7ボギーの+2、トータル-14と落としながらも守り切った。

 

 決勝ラウンドからは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-16から出て、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-17と少し伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、5ボギーの+3、トータル-14と落とした。

 

 なお、これが米国女子ツアーの初優勝だそうな。

 

        初勝利メジャーで為したカプチョかな

 

        落としつつ何とか勝ったカプチョかな

 

        首位を維持したまま勝ったカプチョかな

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング27位のジェシカ・コルダ(米国、29歳、180㎝、ネリー・コルダの姉)で、最終日1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-12と伸ばして1位上げて来た。

 

 トータル-9から出て、前半では1イーグルの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入っても2バーディー、1ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばしている。

 

        ジェシカコルダ最後まで上げ二位となり

 

        ジェシカコルダ二位まで上げて強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング109位のピア・バブニック(スロベニア、18歳)で、最終日1イーグル、5バーディー、1ボギーの-6、トータル-11と大きく伸ばして8位上げて来た。

 

 トータル-5から出て、前半では1イーグル、1バーディーの-3、トータル-8と伸ばし、後半に入っても4バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と順調に伸ばしている。

 

        バブニック大きく伸ばし三位入り

 

        バブニック前後半と順調に

        伸ばして力魅せられたかも

 

 4位タイに入ったのは渋野日向子、世界ランキング18位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)、世界ランキング12位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、27歳、180㎝)、世界ランキング14位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ、22歳、165㎝)で、トータル-10まで伸ばしている。

 

 渋野日向子は最終日7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして17位上げて来た。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、トータル-4から出て、前半では第2~4ホールと3連続でバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第8ホールではボギーを叩いたので、結局2打伸ばし、トータル-6として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10~12ホールとまた3連続でバーディーを決め、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、後半では結局更に4打伸ばし、トータル-10としてホールアウトしている。

 

 これで2日目に続いての66と、大きく伸ばせた日が2日あり、初日の69と合わせて60台で回れた日が3日あったことになるから、途中首位争いが出来、最終的にトップ5に入れたことも納得出来る!?

 

        渋野日向子最後は伸ばし四位なり

 

        渋野日向子四位に入り強さ魅せ

 

        渋野日向子大きく伸ばし最終日

        ベストファイブに入れたのかも

 

 セリーヌ・ビュティエは最終日1イーグル、3バーディーの-5と大きく伸ばして7位上げて来た。

 

 トータル-5から出て、前半では1イーグル、2バーディーの-4、トータル-9と伸ばし、後半では1バーディーの-1、トータル-10と少し伸ばした。

 

        前半で確り伸ばすビュティエかな

 

        前半で確り伸ばし四位まで

        上げ強さ魅すビュティエなのかも

 

 レキシー・トンプソンは最終日4バーディーの-4と伸ばして1位上げて来た。

 

 トータル-6から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半でも2バーディーの-2、トータル-10と順調に伸ばした。

 

        トンプソン確り伸ばし四位入り

 

        トンプソン四位に入り強さ魅せ

 

 パティ・タバタナキトは最終日3バーディー、3ボギーと伸ばせず、2位下がった。

 

 トータル-10から出て、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばせたが、後半に入ると1バーディー、2ボギーの+1、トータル-10と少し落とし、スタート時点に戻った。

 

        タバタナキトスコア伸ばせず二位下がり

 

        タバタナキトスコア伸ばせず四位入り

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング13位のキム・ヒョージュ(韓国、26歳、165㎝)、世界ランキング19位のナンナ・マジソン(デンマーク、27歳、170㎝、67㎏)はともに最終日-2、トータル-8と伸ばしながらも、3位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング4位のミンジー・リー(オーストラリア、25歳、ミンウー・リーの姉)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、9位上げて単独12位に入った。

 

        ミンジーリー最後は上げて強さ魅せ

 

        ミンジーリー十二位となり強さ魅せ

 

 世界ランキング10位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、8位下がって13位タイとなった。

 

 そして畑岡奈紗は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-5と大きく伸ばし、35位も上げて17位タイに入った。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、トータルイーブンから出て、前半では第2ホールでバーディを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第9ホールもバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-3として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると、いきなり第10ホールでボギーを叩いたが、空かさず第11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 そして1つ空いて第13ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第13ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 その後、1つ空いて第16ホールでバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでもバーディーを決めたので、後半では結局更に2打伸ばし、トータル-5としてホールアウトした。

 

 ムズムズさせられる展開が多かった印象であるが、それでも最終日に大きく伸ばし、上位に入って終われたのは流石ではないか!?

 

        畑岡奈紗上位で終わり強さ魅せ

 

        畑岡奈紗大きく伸ばし最終日

        上位で終わり期待を繋ぎ

 

 世界ランキング7位のダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)は最終日-4、トータル-5と伸ばし、27位も上げて17位タイに入った。

 

        ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ

 

        ダニエルカン最後も上げて強さ魅せ  

 

 そして笹生優花、世界ランキング5位で先週米国女子ツアーで初優勝したアッタヤ・ティティクル(タイ、19歳)、世界ランキング8位のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)は3人とも最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、6位下がって17位タイとなった。

 

 笹生優花、最終日3バーディー、3ボギーであった。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、トータル-5から出て前半では第2ホールでバーディーを決めたが、1つ空いて第4ホールでボギーを叩き、1つ空いて第6ホールでもボギーを叩き、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータル-4として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ると、第11ホールでバーディーを決めたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでボギーを叩いて伸ばせず、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでバーディーを決めたので、後半では結局1打伸ばし、スタート時点のトータル-5まで戻してホールアウトしている。

 

 畑岡奈紗と同様に笹生優花も大きく伸ばした見せ場は1日だけで、全体としてはムズムズさせられた大会となったようだ。

 

 それでもベスト20に日本人選手が3人も入れたことは凄くないか!?

 

        笹生優花スコア伸ばせず下がれども

        強いところは魅せられたかも

 

        笹生優花一日強さ魅せられて

        期待が次に繋がったかも

 

 世界ランキング3位のリディア・コニュージーランド、24歳、165㎝)は最終日+1、トータル-4と少し落とし、14位下がって25位タイとなった。

 

 世界ランキング6位の朴仁妃(パク・インビ、韓国、33歳、168㎝)は最終日-1、トータル-3と少し伸ばし、2位上げて35位タイに入った。

 

        朴仁妃実力発揮上げ続け

 

        朴仁妃最後まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング20位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、5位上げて39位タイに入った。

 

        マグワイヤー少し伸ばして上げて魅せ

 

        マグワイヤー最後は上げて意地を魅せ

 

 そして、古江彩佳は最終日1バーディー、3ボギーの+2、トータル-1と落とし、18位下がって44位タイとなった。

 

 これをもう少しだけ詳しく見ておくと、トータル-3から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局トータル-3のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩き、1つ空いて第15ホールでもボギーを叩き、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局2打落とし、トータル-1としてホールアウトしている。

 

 順位はともかく、3日目まではスコアが71で安定していたが、最終日のきつい設定はちょっと難しかったようである。

 

 そう言えば昨日辺り、古江彩佳にしてはボギーが多い印象があったのか、解説者が何時もと違うようなことを言っていたが、ここで気に留まった選手の決勝ラウンド2日間におけるドライビングディスタンスの変化を見ておきたい。

 

 最終日には落として慎重に攻めている選手、アドレナリン出まくりでガンガン攻めて伸びている選手、色々あって面白い!?

 

 優勝したジェニファー・カプチョは297ヤードから275ヤードに下がっている。

 

 単独2位に入ったジェシカ・コルダは315.5ヤードから285ヤードに下がっている。

 

 4位タイに入った渋野日向子は264.5ヤードから288.5ヤードに上がっている。

 

 同じく4位タイに入ったレキシー・トンプソンは311.5ヤードから301ヤードに下がっている。

 

 同じく4位タイに入ったパティ・タバタナキトは290ヤードから323.5ヤードに上がっている。

 

 単独12位に入ったミンジー・リーは295ヤードから273ヤードに下がっている。

 

 17位タイに入った畑岡奈紗は282.5ヤードから270ヤードに下がっている。

 

 同じく17位タイに入った笹生優花は何と314.5ヤードから316.5ヤードに上がっている。

 

 同じく17位タイに入ったアタヤ・ティティクルは296ヤードから286.5ヤードに下がっている。

 

 そして、44位タイに入った古江彩佳は261.5ヤードから254.5ヤードに下がっている。

 

 こうして見て来ると、日本人選手としては笹生優花は飛びっきり飛ばす方で、世界でも飛ばす方に入り、決勝ラウンドでガンガン攻めているところも海外のツアーで確り戦えている様子が窺える!?

 

 渋野日向子と畑岡奈紗は同じぐらい飛ばし、日本人選手としては飛ばす方であるが、世界的には平均になるのか!?

 

 それにこの2人、やっぱりタイプ的に違うようだなあ。

 

 古江彩佳は日本選手とすればまあまあ飛ばし、世界的には飛ばさない方であろうが、それでも最低クラスでもないと言う感じか!?

 

 ともかく、この後の奮起を期待したい。

 

        古江彩佳最後は落とし下位となり

        次の機会に期待するかも

 

 それから、世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、26歳、165㎝)は最終日イーブン、トータルイーブンと伸ばせず、1位下がって53位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング15位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、34歳、183㎝)は最終日+5、トータル+2と落とし、39位も上がって65位タイとなった。