sanso114の日記

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スキージャンプW杯2021/22シーズン小林陵侑総合優勝おめでとう! ・・・R4.3.28③

 スキージャンプワールドカップ男子の長かった2021/22年シーズンが北京冬季五輪を挟んで昨日終わった。

 

 その男子個人戦は28試合行われ、日本のエース、小林陵侑(25歳、174㎝)が見事総合優勝を果たしている。

 

 優勝は8回で、それを含めて表彰式登壇は11回を数えた。

 

 総合優勝は3年振りの2回目である。

 

 通算成績は優勝が27回で、これは国内では断トツの1位で、世界でも単独8位となる。

 

 表彰台登壇は45回で、これは国内で単独2位、世界でも単独18となる。

 

 今シーズンは北京冬季五輪に照準を合わせて調整して来たようで、その前までに優勝7回、それを含めて表彰台に9回上がっている。

 

 北京冬季五輪ではノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルに輝いた。

 

 その後は優勝1回、それを含めた表彰台登壇が2回あった。

 

 個人戦全28戦における小林陵侑の順位等に付いては以下の様であった。

 

 第1戦は2021年11月20日(土)(現地時間。以下同様)にロシアのニジニ・タギル(K点120m、HS134m)で行われ、2位であった。

 

 第2戦は2021年11月21日(日)に引き続きニジニタギルで行われたが、残念ながらスーツの規定違反で失格となっている。

 

 第3戦は2021年11月27日(土)にフィンランドのルカ(K点120m、HS142m)で行われ、見事初優勝を遂げている。

 

 第3戦は2021年11月28日(日)に引き続きルカで行われたが、残念ながら新型コロナウイルス陽性で出場停止となった。

 

 第5戦は2021年12月5日(日)にポーランドのヴィスワ(K点120m、HS134m)で行われたが、残念ながら引き続き出場停止となっている。

 

 第6戦は2021年12月11日(土)にドイツのクリンゲンタール(K点125m、HS140m)で行われ、7位であった。

 

 第7戦は2021年12月12日(日)に引き続きクリンゲンタールで行われ、見事2勝目を挙げている。

 

 第8戦は2021年12月18日(土)にスイスのエンゲルベルク(K点125m、HS140m)で行われ、2位であった。

 

 第9戦は2021年12月19日(日)に引き続きエンゲルベルクで行われ、見事3勝目を挙げている。

 

 第10戦は2021年12月29日(木)はドイツのオーベルストドルフ(K点120m、HS137m)で行われ、見事4勝目を挙げている。

 

 なお、ここからの4試合の総合成績はジャンプ週間として表彰され、賞金も出る。

 

 第11戦は2022年1月1日(土)にドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン(K点125m、HS142m)で行われ、見事5勝目を挙げている。

 

 第12戦は2022年1月5日(水)にオーストリアのビショッフスフェーヘン(K点125m、HS142m)で行われ、見事6勝目を挙げている。

 

 なお、ジャンプ週間の第3戦は本来インスブルックで予定されていたが、悪天候で中止となり、代替試合がビショッフスホーフェンで行われた。

 

 第13戦は2022年1月6日(木)に引き続きビショフスホーフェンで行われ、5位であったが、ジャンプ週間では見事2回目の総合優勝に輝いている。

 

 第14戦は2022年1月8日(土)に引き続きビショフスホーフェンで行われ、5位であった。

 

 第15戦は2022年1月16日(日)にポーランドのザコパネ(K点125m、HS

140m)で行われ、4位であった。

 

 第16戦は2022年1月22日(土)に札幌の代替としてドイツのティティゼー・ノイシュタット(K点125m、HS142m)で行われ、5位であった。

 

 第17戦は2022年1月23日(日)に引き続きティティゼー・ノイシュタットで行われ、4位であった。

 

 第18戦は2022年1月29日(土)にドイツのヴィリンゲン(K点130m、HS147m)で行われ、見事7勝目を挙げている。

 

 第19戦は2022年1月30日(日)に引き続きヴィリンゲンで行われ、4位であった。

 

 この後3週間ほどの北京冬季五輪期間に入り、この間にノーマルヒルラージヒルでだけではなく、混合団体、男子団体でも活躍している。

 

 その後、ワールドカップが再開され、第20戦は2022年2月25日(金)にスロベニアのラハティ(K点116m、HS130m)で行われ、7位であった。

 

 第21戦は2022年2月27日(日)に引き続きラハティで行われ、見事8勝目を挙げている。

 

 第22戦は2022年3月3日(土)にノルウェーリレハンメル(K点123m、HS140m)で行われ、2位であった。

 

 ここからのノルウェーでの3戦を総合してRAW AIRとして表彰される。

 

 第23戦は2022年3月5日(土)のノルウェーオスロ(K点120m、HS134m)で行われ、6位であった。

 

 第24戦は2022年3月6日(日)に引き続きオスロで行われ、7位であった。

 

 なお、RAW AIRでは3位に入っている。

 

 第25戦は2022年3月19日(土)にドイツのオーベルストドルフフライングヒル(K点200m、HS235m)で行われ、10位であった。

 

 RAW AIRはともかく、得意なはずのフライングヒルでも振るわないから、これはもう疲れ切っているように思われた。

 

 第26戦は2022年3月20日(日)に引き続きオーベルストドルフで行われ、6位であった。

 

 第27戦は2022年3月25日(金)にスロベニアのプラニツァのフライングヒル(K点200m、HS240m)で行われ、5位であった。

 

 そして、第28戦、すなわち最終戦は2022年3月27日(日)に引き続きプラニツァで行われ、8位であった。

 

 この試合の結果、今シーズンの総合優勝が決まっている。

 

 RAW AIRの辺りからはすっかり疲れ切っているように思えたが、それでも今シーズン出場した25戦全てでベストテンに入っているから、これは文句なく凄いのではないか!?

 

        陵侑や全ての試合ベストテン

        安定力を魅せて来たかも

 

 それから、今シーズンの主な選手の総合ランキングは以下のようになった。

 

  順位 氏名               総合点 

  1 ー    小林陵侑         1621

  2 ー    カール・ガイガー(独)       1515

  3 ↑1 マリウス・デンドヴィック(ノルウェー)    1231

  4 ↓1 ハルボルエグナー・グランルード(ノルウェー)  1227 

  5 ー   シュテファン・クラフト(墺)            1069

  6 ー   マルクス・アイゼンビヒラー(独)        950  

  7 ー   アンチェ・ラニセク(スロベニア)         936      

 13 ↑  佐藤幸椰                530       

 19 ー   カミル・ストッフ(ポーランド)              397

 31 ー   中村直幹                196  

 32 ー   小林潤志郎                  179  

 39 ー   伊東大貴                         88 

 49 ー   佐藤慧一                         38    

 

 なお、ベテランの伊東大貴(36歳)は今シーズンで引退することを表明している。

 

 トリノ冬季五輪から5大会連続の出場もあり、長い間どうもお疲れさまでした。