sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日、パ・リーグで気になった投手達・・・R4.3.25④

 今日、予定通りプロ野球の開幕され、6試合が行われた。

 

 その内、パ・リーグで気に留まった先発投手に付いて触れておきたい。

 

 埼玉西武ライオンズオリックスバッファローズと対戦して0対2で完封負けしている。

 

 オリックスの先発投手は若きエースで、全日本のエースでもある山本由伸(23歳、178㎝、80㎏)で、8回で104球投げ、3安打9三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 2年連続2度目の開幕投手で、気迫あるプレイを見せて嬉しい開幕初勝利となった。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は158㎞/h、平均は152㎞/hで、これだけでも先発投手とすれば十分にメジャーで通用するほどであるが、カットボール、スプリットの最速も150㎞/hを超えているから凄い!?

 

 今日も最後まで150㎞/h台中盤の速球に時に150㎞/hに達しようと言うフォークボールカットボール、それに鋭く曲がるカーブを交えての快投であった。

 

 ダルビッシュ有と同様に速球の速い変化球投手と自認している面もあり、カットボール、スプリットを活かす為に速球の球速を抑えているのではないか、と言う解説者もいるぐらいであるが、確かに速球のスピードは最後まで制御されているように思えた。

 

 参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、2019年シーズンは本格的に先発投手となり、143回投げて8勝6敗で、奪三振数が127、WHIPが0.96、防御率が1.95と、内容的にスーパーエース化し始めた。

 

 2020年シーズンも同様に好く、126回3分の2投げて8勝4敗で、奪三振数が149、WHIPが0.94、防御率が2.20と、内容的に素晴らしかった。

 

 そして2021年シーズンは更に加速し、193回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が206、WHIPが0.85、防御率が1.39と圧倒的な成績を残して沢村賞に輝いている。

 

        山本や気迫十分勝って魅せ

 

        山本や常に課題を意識して

        勝に繋げるエースなのかも

 

 西武の先発投手は高橋光成(コウナ、25歳、190㎝、105㎏)で、7回で110球投げ、5安打2三振2四球2失点2自責点の好投ながら負けが付いて0勝1敗となり、防御率は2.57となった。

 

 2年連続2度目の開幕投手で、打力が売りの西武にすれば十分な投球であったが、相手が悪かった。

 

 なお、ウィキペディアによると速球の最速は154㎞/hと結構速いが、ここ数年漸く安定して来たタイプである。

 

 参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、2019年シーズンは123回3分の2投げて10勝6敗で、奪三振数が90、WHIPが1.54、防御率が4.51と初の2桁勝利に達し、躍進のシーズンとなった。

 

 2020年シーズンは内容的にも成長を見せ、120回3分の1投げて8勝8敗で、奪三振数が100、WHIPが1.20、防御率が3.74とエースっぽくなって来た。

 

 そして2021年シーズンは好調を維持し、173回3分の2投げて11勝9敗で、奪三振数が127、WHIPが1.26、防御率が3.78とエース級の成績を挙げている。

 

        高橋やエースの仕事やって魅せ

        

        高橋や相手が悪く負けが付き

 

 また、東北楽天ゴールデンイーグルス千葉ロッテマリーンズと対戦して0対4で完封負けしている。

 

 ロッテの先発投手は石川歩(33歳、186㎝、80㎏)で、7回で95球投げ、3安打4三振無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 2年振り3度目の開幕投手を務めた。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は154㎞/h、平均は142㎞/hで、自信を持った球らしく、メジャーリーグへの移籍を目指しているようで、持ち味の制球の好さを存分に見せている。

 

 参考までにこの3シーズンの成績に付いて簡単に見ておくと、2019年シーズンは腰、肘等に痛みが出て登板回数が減って、118回3分の2投げて8勝5敗で、奪三振数が81、WHIPが1.32.防御率が3.64であった。

 

 2020年シーズンはコロナ禍で試合数の減った中、ローテンションを守り、133回3分の1投げて7勝6敗で、奪三振数が77、WHIPが1.23、防御率が4.25であった。

 

 そして2021年シーズンは中盤に右肘の手術をして登板回数が減ったが、80回投げて6勝3敗で、奪三振数が42、WHIPが1.03、防御率が3.38と、内容的には好くなっている。

 

        石川や制球の好さ生かしつつ

        開幕戦を制したのかも

 

 それから福岡ソフトバンクホークス北海道日本ハムファイターズと対戦して4対1で勝っている。

 

 ソフトバンクの先発投手は速球派エースの千賀滉大(29歳、186㎝、92㎏)で、7回で118球投げ、4安打(1本塁打)8三振3四球1失点1自責点の力投ながら勝敗はつかず、0勝0敗のままで、防御率は1.29となっている。

 

 3年振り3度目の開幕投手で、好くも悪くも千賀滉大らしい投球ではないか!?

 

 ウィキペディアによると速球の最速は161㎞/h、平均は153.4㎞/hとあり、日本人先発投手としては群を抜いて速く、カットボールの最速は150㎞/hを超えるそうであるが、今日も初回から160㎞/hに達する速球を何球も投げていた。

 

 ただ山本由伸とは違うのは、次第にそれが落ちて行くことである。

 

 参考までにこの3シーズンの成績を簡単に見ておくと、2019年シーズンは絶好調で、180回3分の1投げて13勝8敗で、奪三振数が227、WHIPが1.16、防御率が2.79と好成績を挙げている。

 

 2020年シーズンはコロナ禍で試合数が減っただけではなく、ふくらはぎの痛みもあって登板回数が減り、121回投げて11勝6敗で、奪三振数が149、WHIPが1.21、防御率が2.16と内容的には悪くなかった。

 

 そして2021年シーズンはふくらはぎの痛み、足首の負傷等があって登板回数が大きく減少したが、84回3分の2投げて10勝3敗で、奪三振数が90、WHIPが1.03、防御率が2.66と効率よく勝ち、6年連続2桁勝利を挙げている。

 

        群を抜く速さを魅せる千賀かな

 

        力魅せ試合を作る千賀かな

 

 日本ハム美先発投手は新人の北山亘基(コウキ、22歳、183㎝、80㎏)で、2回で47球投げ、2安打1三振2四球無失点と合格点の投球であった。

 

 日本ハムは北山亘基を含めて7人の投手を繰り出して細かく継投し、ソフトバンクの強力打線を何とか抑えようと試みたが、上手く行かなかったようである。

 

 北山亘基に付いてはウィキペディアによると速球の最速は156㎞/hの本格派とあり、今日も初回から150㎞/h前半の速球を連発していたが、2回には球速が落ちていたから、如何にも新人らしい投球もあった!?

 

 この後もちょっと注目しておきたい投手である。

 

        北山や先ずは顔見世成功か

        後の活躍期待するかも