木曜日の１３時２０分頃から時差－６時間のケニアにある「ムサイガ・ゴルフクラブ（７１８４ヤード、パー７２）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「マジカルケニアオープン」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
賞金総額は１７５万ユーロとあるから約２億２４００万円となり、国内男子ツアーに比べると高額になっている。
日本人選手としては世界ランキング１７２位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘（２８歳、１７３㎝、７２kg）が出場している。
先週はタイで開催されたアジアンツアーに出場し、予選落ちした後の長距離移動であるが、さて調子はどうなのか！？
そんなことも含めて、ゴルフと旅に付いて綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新がされているかどうか検索していたら、あった！
Ｖｏｌ.１３６のケニア編に更新されていて、移動距離がバンコク（タイ）からドーハ（カタール）、そしてナイロビ（ケニア）と繋いで８６３２㎞になったそうな。
ケニアの人達のフレンドリーなこと、食べ物の美味しいこと、ムサンガ・ゴルフクラブが１００年の伝統を持ち、高い樹々の間を縫う、戦略性に富むコースであること等が綴られていた。
ついでにと言っては何だが、ちょっと調べてみると、ケニアの気温は最低で１５℃、最高で３０℃と、流石に暑そうである。
赤道直下で、日の出は６時４０分、日の入りは１８時４８分と、１日の半分以上が明るく、日本時間で言えば２４時４８分に漸く日の入りだから、道理で予選ラウンドの２日とも遅くまで掛かっていても日没サスペンデッドにならなかったわけだ。
そんな中、川村昌弘は初日６バーディー、２ボギーの－４と確り伸ばして６位タイに付け、２日目には５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばして２位タイまで上げて来たから、これはもう確りと首位争いをしており、決勝ラウンドでも期待が大いに膨らむ。
川村やタイからケニア移動して
人と食べ物癒されるかも
川村やタイからケニア移動して
長い一日ゴルフ楽しみ
川村やコース楽しみ首位目指し
二位まで上げて期待膨らみ
さて単独首位に立ったのは世界ランキング３１７位のウエン・ファーガソン（スコットランド、２５歳）で、３日目１イーグル、４バーディー、１ボギーの－５、トータル－１４と大きく伸ばして１位上げて来た。
ファーガソン大きく伸ばし首位奪い
ファーガソンじわじわ上げて首位奪い
ファーガソン首位を奪って力魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング４５９位のマルクス・キンフルト(スウェーデン、２５歳、１８３㎝、６７kg)、世界ランキング３４２位の呉阿順（Wu Ashun 中国、３６歳、１８３㎝、８５kg）で、トータル－１０まで伸ばしている。
マルクス・キンフルトは３日目１イーグル、７バーディー、２ボギーの－７と爆発的に伸ばして２５位も上げて来た。
キンフルト爆発魅せて二位に付け
キンフルト二位まで上げて力魅せ
呉阿順は３日目６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばして８位上げて来た。
呉阿順や大きく伸ばし二位に付け
呉阿順二位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１１１位のトーマス・デトリー（ベルギー、２９歳、１８８㎝、７０kg）は３日目－５、トータル－８と大きく伸ばし、１９位上げて８位タイに付けて来た。
デトリーや大きく伸ばし上げて魅せ
デトリーやガンガン上げて強さ魅せ
そして川村昌弘は３日目２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－８と少し落とし、６位下がって８位タイとなっている。
３日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－９から出て、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩いたが、空かさず第２ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第３ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第５ホールでボギーを叩き、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル－９のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ると、２ホールをパーで凌いだ後、第１２ホールでボギーを叩き、残りの６ホールをパーで凌いだので、結局１打落とし、トータル－８として最終日へと繋いでいる。
と言うことでムービングデーの伸ばし合いには付いて行けなかったが、まだもう直ぐ始まる最終日が残っている。
何処まで行けるかは分からないが、出来れば上位争い、そして好プレイを期待したい。
川村や少し落として後退し
後好プレイ期待するかも
川村や気持ち切り替え最終日
上位争い期待するかも
世界ランキング１９０位のダニエル・ギャビンス（イングランド、３０歳、１８３㎝、７６kg）は３日目－１、トータル－６と少し伸ばしながらも、７位下がって１７位タイとなっている。
世界ランキング１６１位のシュバーンカル・シャルマ(インド、２５歳)は３日目＋４､トータル－６と落とし、１６位下がって１７位タイとなっている。
世界ランキング１２５位のジュリアン・ブルン（フランス、２９歳、１８８㎝、８６kg）は３日目－２、トータル－５と伸ばし、３位上げて２４位タイに付けて来た。
下っても上げ強さ魅すブルンかな
再浮上強さを魅せるブルンかな
世界ランキング１５７位のマルクス・アーミティジ（イングランド、３４歳、１８３㎝、９１kg）は３日目－４、トータル－４と伸ばし、３０位も上げて３３位タイに付けて来た。
アーミティジ下がっても上げ強さ魅せ
アーミティジ大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング１２１位のヨハヒムＢハンセン(デンマーク、３１歳、１８８㎝、７５kg)は３日目－２、トータル－４と伸ばし、１４位上げて３３位タイに付けて来た。
ハンセンや連日上げて強さ魅せ
ハンセンやガンガン上げて強さ魅せ
世界ランキング１２０位のサンティアゴ・タリオ(スペイン、３１歳)は３日目－１、トータル－４と少し伸ばしながらも、６位下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング８９位のアドリア・アルナウス（スペイン、２７歳、１８５㎝）は３日目イーブン、トータル－４と伸ばせず、１７位下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング９８位のジャスティン・ハーディング（南アフリカ、３６歳、１８３㎝、８０kg）、世界ランキング１１０位のヨハネス・バーマン（米国、２９歳、１９３㎝、８４kg）は共に３日目＋１、トータル－３と少し落とし、２３位も下がって３９位タイとなっている。
世界ランキング１２９位のアントワヌ・ロズネル（フランス、２９歳、１８３㎝）は３日目－１、トータル－２と少し伸ばし、１位上げて５１位タイに付けて来た。
ロズネルや少し伸ばして上げて魅せ
ロズネルや少しは上げて意地を魅せ
世界ランキング１７５位のフランチェスコ・ラポルタ(イタリア、３１歳、１７５㎝、７０kg)は３日目イーブン、トータル－１と伸ばせず、１位下がって５２位タイとなっている。
世界ランキング８１位のダニエル・ファン・トンダー（南アフリカ、３０歳、１７８㎝、１０４kg）は３日目＋４、トータル－１と落とし、４２位も下がって５２位タイとなっている。
世界ランキング７５位のディーン・バーメスター（南アフリカ、３２歳、１８０㎝、７６kg）は３日目＋５、トータル－１と大きく落とし、４７位も下がって５２位タイとなっている。
世界ランキング１９６位のエイドリアン・オタエギ（スペイン、２９歳、１８３㎝、７９kg）は３日目＋３､トータルイーブンと落とし､３３位も下がって６０位タイとなっている。
そして世界ランキング１３０位のアドリアン・メロンク(ポーランド、２８歳、１９８㎝)は３日目＋１０、トータル＋７と大きく落とし、４７位も下がって最下位の７４位タイとなっている。
なお、予選ラウンド終了時点で６３位タイまでに入った７５名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めている。
