昨日の午後から時差-6時間のサウジアラビアにある「ロイヤルグリーンG&CC」においてアジアンツアーの高額賞金大会、「PIFサウジ・インターナショナル」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
大きな資本が入り、欧州男子ツアーから移管された大会で、賞金総額が昨年の350万ドル(約4億円)から500万ドル(約5億7千万円)に増額されている。
それに相応しく世界ランキングの高い選手が結構出ており、厚いフィールドになっている。
日本人選手としては世界ランキング57位で米国男子ツアー進出を目指している新鋭の金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング78位で同じく米国男子ツアー進出を目指している中堅の木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング101位で飛ばし屋の大型選手、星野陸也(25歳、186㎝、75㎏)、世界ランキング177位で米国男子ツアー復帰を目指すベテランの岩田寛(41歳、177㎝、74㎏)、世界ランキング286位で新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング960位で比較的積極的に海外に出ている若手の関藤直熙(ナオキ、24歳、171㎝、68㎏)の6名が出場している。
ライブ中継がCS放送の「フジテレビONE」で4日間に亘ってたっぷりと予定されているので、初日から早速楽しませて貰っている。
ただ、こんな風にアジアンツアーが盛況になって来るのは喜ばしいが、そうすると余計に国内男子ツアーに隙間風を感じなくもない!?
でもまあ、国内男子ツアーの有望株もぼちぼち海外の試合に参戦しているので、そこを楽しみ、期待することにしよう。
アジアでもゴルフツアーが盛況に
何だか日本置かれてるかも
国内の男子選手もぼちぼちと
外に出始め期待膨らみ
なお、存在感を増して来たアジアンツアーへの警戒心が米国男子ツアー、DPワールドツアー側にはあるようで、その辺りのことも今週更新された旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘のコラム、「いま僕はココにいます」に書いてあった。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング395位のマッテオ・マナセロ(イタリア、28歳、181㎝、80㎏)で、初日8バーディーの-8と爆発的に伸ばしている。
マナセロや爆発魅せて首位に立ち
マナセロやスタートダッシュ首位に立ち
2位タイに付けているのは木下陵介、世界ランキング141位のアドリ・アルナウス(スペイン、27歳、186㎝)、世界ランキング82位のサム・ホースフィルド(イングランド、25歳、178㎝)、世界ランキング99位のハロルド・バーナーⅢ(米国、31歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング105位のバッバ・ワトソン(米国、43歳、193㎝、82㎏)で、初日-6と大きく伸ばしている。
木下稜介、アドリ・アルナウスは共に初日7バーディー、1ボギーであった。
木下や大きく伸ばし二位に付け
木下やスタートダッシュ二位に付け
アルナウス大きく伸ばし首位を追い
アルナウススタートダッシュ首位を追い
サム・ホースフィルドは初日8バーディー、2ボギーであった。
ホースフィルド大きく伸ばし二位に付け
ホースフィルドスタートダッシュ二位に付け
ハロルド・バーナーⅢは初日1イーグル、4バーディーであった。
バーナーや大きく伸ばし首位を追い
バーナースタートダッシュ首位を追い
バッバ・ワトソンは初日6バーディーであった。
ワトソンや力を魅せて二位に付け
ワトソンや力を発揮二位に付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
ここまででも十分にフィールドの厚さを感じさせたが、以下では更に今回出場しているメンバーの豪華さを感じさせられる。
世界ランキング5位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)、世界ランキング32位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)、世界ランキング34位のマシュー・ウルフ(米国、22歳、183㎝)は初日-5と大きく伸ばして7位タイに付けている。
世界ランキング11位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78㎏)、世界ランキング22位のジェイソン・コクラック(米国、36歳、193㎝、102㎏)、世界ランキング26位のパトリック・リード(米国、31歳、182㎝、90㎏)は初日-4まで伸ばして13位タイに付けている。
そして金谷拓実、世界ランキング8位で東京五輪で見事金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング21位のティレル・ハットン(イングランド、30歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング38位でレジェンドのベテラン、フィル・ミケルソン(米国、51歳、185㎝、84㎏)は初日-3まで伸ばして23位に付けている。
金谷拓実は初日3バーディーであった。
金谷拓実確り伸ばし強さ魅せ
金谷拓実猛者に混じって強さ魅せ
久常涼、世界ランキング17位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)、世界ランキング20位のアブラハム・アンサー(メキシコ、30歳、174㎝、72㎏)、世界ランキング27位のポール・ケイシー(イングランド、44歳、175㎝、80㎏)は初日-2まで伸ばして32位タイに付けている。
久常涼は初日4バーディー、2ボギーであった。
久常涼猛者に混じって奮闘し
久常涼猛者に混じって夢を馳せ
星野陸也、世界ランキング28位のケビン・ナ(米国、38歳、180㎝、76㎏)は初日イーブンで56位タイと少し出遅れている。
星野陸也は初日4バーディー、4ボギーであった。
星野陸也スコア伸ばせず後期待
星野陸也先ずは通過を期待して
関藤直熙、世界ランキング9位で飛びっ切り飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国、28歳、185㎝、106㎏)、世界ランキング31位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85㎏)は初日+3まで落として85位タイと出遅れている。
関藤直熙は初日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーであった。
関藤や初日出遅れ後期待
関藤や先ずは通過を期待して
そして岩田寛は初日1バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの+4で100位タイと大きく出遅れている。
岩田寛大きく遅れ後期待
岩田寛何とか通過期待して